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学級活動のスタートにあたって

印刷用ページを表示する掲載日:2017年4月11日更新

特別活動が取り扱う内容は、「学級活動」、「生徒会活動(小学校では児童会活動)」、「クラブ活動(小学校のみ)」、「学校行事」と多岐にわたっています。これらを充実させることで、いじめの未然防止、学力向上、自己有用感を育むことにつながると言われています。

年度初めの留意事項

「小学校学習指導要領解説特別活動編(平成20年8月)」の「第4章指導計画の作成と内容の取扱い/第2節内容の取扱いについての配慮事項/2 学級活動の取扱い」には、以下のような留意事項が記載されています。

「入学時や学年始め・学期始めや学年末・学期末における学校生活への適応に関する指導,卒業時の中学校進学に向けての指導等においても,児童の不安を解消し,発達の段階に応じて児童が希望や目標をもち,当面の生活や学習及び将来の生き方についても考えることができるような指導を工夫していく必要がある。(119ページ)」

また、「中学校学習指導要領解説特別活動編(平成20年7月)の「第3章各活動・学校行事の目標と内容/第1節学級活動/4 学級活動の内容の取扱い」には、

「各学校において特に工夫が求められるのは,入学時,新学期といった学校生活や学年の新しい生活あるいは学習や諸活動の開始時期などにおいて,認め合い,励まし合う集団の中で,生徒がこれから始まる生活に対して,十分な情報を得,見通しをもって,学校生活に積極的に取り組む意欲がもてるよう指導・援助することである。そのため,学級担任が各学級の指導の充実に取り組むことはもとより,学級担任が連携・協力して学年全体の指導の充実を図るため,指導内容によって,学年の教師や他の教師の協力を得たり,保護者の教育力あるいは上級生等の経験を活用したりすることも大切となる。(48ページ)」

とあります。
上記の点に留意し、学級の目標や、学級委員他の役割や係分担、当番活動の分担等を決定し、適切な学級経営の第1歩を踏み出しましょう。

特別活動に関する情報

文部科学省

国立教育政策研究所

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