
ごみゼロおおいた推進隊「おおいたふれあいグループ」として活躍されている、大分市の松田さんにお話を伺いました。
松田さんは、ご主人との二人暮し。
一見、普通の家庭ですが、驚くべきはごみの量。 1ヶ月にたった2袋(45リットル袋)しか出さないそうです。
どうして、こんなにごみが少ないのでしょうか?
松田さんは、
「ダシを取った昆布は細かく切って料理に」 「キャベツは芯まで使い切る」
などのエコ・クッキングを実践し、ごみの発生抑制につとめ、 「ティッシュの箱をビニール部分と紙ケース部分に分けて、資源回収に出す」

など、徹底した分別を行い、ごみの減量に努めています。
なかでも、ごみの削減に大きく貢献したのが、生ごみ処理機の存在でした。
最近は、生ごみ処理機にも、様々なタイプのものがあります。
嫌気性の菌で分解するもの、電気式のもの、
ミミズを使ったものなど・・
松田さんが使っているのは、好気性の菌で分解するタイプのものです。
酵素の力で発酵・発熱し、生ごみの水分を蒸発させて分解。
水分が少ないためか、虫が沸いたり、腐敗して悪臭を放つこともないのだそうです。
コンポストケースの中には、菌を蔓延させたおがくずや、堆肥化した生ごみが入っています。
発酵で生ごみの水分が減るため、1日分(台所の三角コーナー1つ分程度)の生ごみなら、減量して殆ど無くなってしまうのだとか。
たい肥化は、もっぱら、ゴミの減量のために行っており、食材の塩分などは気にせずに投入しています。
分解中の魚の骨
松田さんは、生ごみ処理機が何キロのごみを削減したのか、記録につけてみました。
| 2005年 | 2006年 | ||||||
| 7月 | 21,200 | 1月 | 40,900 | 7月 | 22,400 | ||
| 8月 | 33,050 | 2月 | 35,100 | 8月 | 26,100 | ||
| 9月 | 22,650 | 3月 | 21,000 | 9月 | 18,000 | ||
| 10月 | 22,810 | 4月 | 25,700 | 10月 | 18,500 | ||
| 11月 | 24,000 | 5月 | 22,900 | 11月 | 7,100 | ||
| 6月 | 5,520 | 12月 | 34,800 | 6月 | 17,800 | ||
2005年6月24日~2006年11月9日 単位:グラム
その量は、トータルで420Kg。
「年末年始は息子夫婦が帰ってきたから、ごみが増えちゃったんですよ」
と、松本さん。日記代わりに楽しく記録しているようです。
大分県で、家庭ごみなど、一般廃棄物として処理されるごみは480,362t。
処理のための経費は19,012,929千円。(平成16年度版 一般廃棄物処理の現況 より)
1Kgあたりのごみ処理に、39.58円の経費がかかっている計算になります。
ごみの減量は、税金の有効利用にもつながります。
家庭ごみ減量の輪を、ぜひ広げていってほしいですね!