ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > こころちゃんの部屋 > 見えるもの、見えないもの

見えるもの、見えないもの

印刷用ページを表示する掲載日:2015年12月3日更新

見えるもの、見えないもの

 “見えるもの”、たとえば私たちの顔や髪、体つきは個性のひとつです。そして、私たちの社会には、顔や身体にアザやキズ、ヤケドの跡がある方、サリドマイド被害により腕が短く生まれた方がいます。また、生まれつき顔の骨が不完全なトリーチャー・コリンズ症候群の方、髪の毛などの体毛が生えてこない先天性無毛症の方、生まれつき色素が少ないかまたは無いため肌が白く、髪が金色や銀色のアルビノの方も暮らしています。そういった人たちからは、子どもの頃いじめられた、将来が不安だった、人の視線がストレス、授業参観に行くのをためらう、といった話を聞きます。

 そして個性には“見えないもの”もあります。例えば、文字の読み書きが難しい「ディスレクシア」という学習障がいがありますが、トム・クルーズ、キアヌ・リーブス、キーラ・ナイトレイといった有名な俳優がディスレクシアであると公表しています。ディスレクシアの人には、文字や線が波打って見えたり、反転したりゆがんだりして見えるそうです。でも、読み書き以外の能力は他の人たちと何ら変わらないため「怠けている」「ふざけている」と誤解され、教師に叱られた、いじめられた、という経験をした方も多いようです。

 見えるもの、あるいは見えないものが原因で自分を否定されるような経験をしている人たちが数多くいます。人は自分が関心のあることや気になっている部分しか見えないものです。“見えるものだけで判断しない”、“見えないものもある”ことを忘れずに、誰もがありのままの自分で安心していられる社会にしたいですね。

法務省人権擁護局へのリンク

過去の気がかり一覧

人権テレビ番組


大分ラグビー情報についてはここをクリックしてください