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差別は引き継がない

印刷用ページを表示する掲載日:2015年12月18日更新

差別は引き継がない

 2007年頃に宮崎県内の大学生が書いた体験談を紹介します。

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 私の姉は婚約者の母親から出身地を聞かれました。その後、姉が部落出身だという理由で母親や親戚から反対された婚約者は結婚の意思をなくし、姉たちの交際は終わりました。

 私は、交際して2年になる彼氏に自分が部落出身であることを告白する決意をしました。言ってしまったら、姉のように2人の関係が壊れるかもしれないと思うと、悲しみのあまり涙が出てきました。私は泣きながらゆっくりと話しました。彼は黙って私の話を聞き、私が話し終わると「話してくれてありがとう。でも本当は知ってたんだよ。」と言いました。

 2人の交際が始まった頃、彼の両親は「これから彼女と付き合っていく中で、彼女の住んでいる土地が被差別部落だということを知り、そのせいで別れたりするような心の狭い、差別意識を持った人間にだけは育って欲しくない。」と思い、彼に話したのだそうです。私はそれを聞いて、今度は嬉しくて涙があふれました。彼の両親に本当に感謝しました。

差別は繰り返されます。親から子へ受け継がれてしまうのです。だからこそ、私も将来、自分の子どもが生まれたら、しっかりと教育したいと思います。もっともっと人権・部落問題についてきちんと教育を受けた人たちが増えれば、部落問題はなくせると思います。

---(第36回大分県人権教育研究大会資料から抜粋)

 涙を流すほどの勇気が必要だった彼女の気持ち、それをきちんと受け止めた彼の常識。

子どもたちに、差別が残った社会を引き継ぐのか、それとも、差別のない社会にして渡すのか・・・私たちは選べます。あなたは、どちらを選びますか?

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