令和元年 大分県教育10大ニュース
大分県教育委員会
１ 「久住高原農業高校」開校・「くじゅうアグリ創生塾」開講
～大分の産業を担う人材の育成
- ５年ぶりに農業高校が開校。県内唯一の農業単科高校として「チャレンジＭｙ農場」など特色的な農業教育を実践。
- 農業を志す高校生の宿泊型研修拠点「くじゅうアグリ創生塾」での学び合いスタート。延べ約１，２００人が利用。
- 大分・香川両県水産系高校の共同運航実習船「翔洋丸」竣工・共同運航開始。
- 「令和２年度全国産業教育フェア大分大会」の成功を目指してプレ大会開催。
２ スタンフォード大学遠隔講座「Stanford e-Oita」開講
～グローバル人材の育成
- スタンフォード大学との協力合意に基づき、自宅と大学をオンラインでつないだバーチャルクラスで、高校生３０名が一流の講師陣による講義を受講。
- 初回は開講式にスタンフォード大学からゲイリー・ムカイ氏（国際多文化教育プログラム ディレクター）を迎えて、特別講座を開催。
３ 大分県立武道スポーツセンター（昭和電工武道スポーツセンター）開館
～屋内スポーツの新たな拠点
- 県産材をふんだんに使用し、スギ無垢材の屋根構造としては国内最大級。
- ４月２６日竣工式を開催、武道場看板は臨済宗相国寺派有馬頼底(りんざいしゅう しょうこくじはありまらいてい)管長が揮毫。
- ゴールデンウィーク県民無料開放約２万人来場に続き、５月１１日開館記念式典を開催。
- 大分県武道祭、県民体育大会・県障がい者スポーツ大会合同開会式、国際車いすバスケットボール大会等の開館記念イベントを開催。開館から半年で約１３万４千人が利用。
４ 学力３年連続全国平均超え
体力２年連続全国トップ１０入り ～小中学生の学力・体力向上
- 学力は、「新大分スタンダード」及び「中学校学力向上対策３つの提言」による組織的な授業改善により、小中学生ともに平均正答率の合計値が３年連続で全国平均を上回る。特に、課題であった中学校数学が総合で初めて全国平均を上回る。（全国学力・学習状況調査）
- 体力は、一校一実践や体育専科教員等の活用による授業改善等の組織的な取組が定着し、小中学生の男女いずれも２年連続九州トップ・全国１０位以内を達成。（全国体力・運動能力、運動習慣等調査）
５ ラグビーワールドカップ２０１９を盛り上げた子どもたち！～ＲＷＣ大成功
- 中学生が「ウェルカムＯＩＴＡカード」１万７千枚を作成し、外国人観戦客に大好評。
- 高校生が公式ファンゾーンでパフォーマンスを披露し、「Japanese Culture」の発信に大活躍。
- 招待事業により小中学生４千人、特別支援学校高等部を含む高校生４百人がワールドカップを観戦。
６ 「春の甲子園」ダブル出場・４３年ぶりベスト４進出！
「書の甲子園」個人の部 最高賞独占・全国初！
～文武ともに高校生が大活躍
- 第９１回選抜高校野球大会に明豊高校・大分高校がダブル出場、県勢２校出場は１０年ぶり。明豊高校はベスト４進出、県勢の春４強は４３年ぶり。
- 大分上野丘高校化学部が全国高等学校総合文化祭（自然科学部門（化学））で最優秀賞受賞（３年ぶり５回目）。
- 由布高校郷土芸能部が全国高等学校総合文化祭（郷土芸能部門〈伝承芸能〉）で文化庁長官賞優秀賞受賞（２年連続２回目）。国立劇場で「天孫降臨」を上演。
- 「茨城国体」天皇杯得点９２１．５点獲得。高校生は４競技８種目で優勝し、若い力がチーム大分を牽引。
- 「書の甲子園」個人の部で、文部科学大臣賞を本県高校生２名(中津北高校＜臨書＞、大分高校＜創作＞)が受賞。同じ県から同時・独占受賞は全国初。
- 大分工業高校未来ロボット工学研究部が高校生ロボット相撲全国大会２０１９（ラジコン型）で初優勝。
- 内閣府主催２０１９年度障害者週間における「心の輪を広げる体験作文」募集において、最優秀賞（内閣総理大臣賞）を受賞。【国東高校双国校２年 長谷川歩さん】
７ マレガ・プロジェクト国際シンポジウム開催 ～大分の文化財を世界に発信
- バチカン図書館のパシーニ館長、国文学研究資料館のロバートキャンベル館長等を迎え、豊後キリシタン史料の国際研究の成果を発表。
- ラグビーワールドカップ開催に合わせ、「来豊者～彼らが見たおおいた～」（歴史博物館）、「大分のキリスト教史」（先哲史料館）、「宗麟とキリスト教」（埋蔵文化財センター）等の企画展を開催。
- 大分県府内大友氏遺跡出土品１，２６９点（大分県）が国重要文化財（美術工芸品）に指定。
- 「平田氏庭園」（中津市）が国登録記念物（名勝地関係）に登録。
- 「六郷満山の峯入りの道」（宇佐市、豊後高田市、国東市）、「日向道－三国峠越」（豊後大野市、佐伯市）、「豊後・肥後街道－鶴崎路」(大分市)が｢歴史の道百選｣に追加選定。
- 「杵築城跡」(杵築市)、「鬼岩屋・実相寺古墳群」（別府市）が史跡に指定。
８ 大分県幼児教育センター開設 ～「しんけん遊ぶ子」の育成
- 幼児教育の質の向上と小学校への円滑な接続を目指して、公私・施設類型を超えた一体的な研修を担う幼児教育センターを教育庁内に開設。
- 幼児教育アドバイザーの派遣による園内研修の支援スタート。
９ 教育庁ワークセンター開設 ～特別支援学校卒業生の一般就労促進
- 特別支援学校卒業生の進路希望達成を目指して、教育庁内にワークセンターを開設。スタッフの松崎泰治さん（別府支援学校卒業）は働きながらパラパワーリフティング国際大会に出場。
- 県立学校では、働きながらステップアップを目指す１３人が「チーム学校」を支えるスタッフとして活躍中。
１０ 高校生自転車ヘルメット着用推進スタート ～子どもたちの安全・安心
- 県立学校自転車通学生ヘルメット着用推進モニター約６００名の活動スタート。令和３年度からの高校生全員着用を目指す。
- いじめの早期発見に向け、匿名通報サイト「スクールサイン」を導入。
- 県立学校の危険ブロック塀対策完了。特別支援学校の空調未設置教室解消完了。
児童生徒の活躍
（※学校・学年は受賞当時）
小・中学生の活躍
○２０１９ＤＵＮＬＯＰＳＲＩＸＯＮ ＣＵＰ全国選抜ジュニアテニス選手権大会(５月)
男子シングルス１４歳以下 【優勝】前田 優（大分大学教育学部附属中学校２年）
○第５９回全国中学校水泳競技大会(８月)
男子２００ｍ平泳ぎ 【優勝】高橋 功（大分市立南大分中学校２年）
○第４２回全国ＪＯＣジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会（飛び込み）(８月)
女子１２～１８歳３ｍシンクロ飛板飛び込み 【優勝】望月来華(日出町立日出中学校３年)
【優勝】伊南美月(別府市立青山中学校３年)
女子１４・１５歳３ｍ飛板飛び込み 【優勝】望月来華(日出町立日出中学校３年)
○第４２回全国ＪＯＣジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会（競泳）(８月)
男子１３・１４歳２００ｍ平泳ぎ 【優勝】高橋 功（大分市立南大分中学校２年）
○全日本ジュニアクラシック音楽コンクール（９月）
中学生声楽部門 【第１位】農木隆家（大分大学教育学部附属中学校３年）
○令和元年度全国吟詠コンクール決勝大会（９月）
幼年の部 【優勝】宿利壮平（大分市立稙田小学校６年）
文化部
○第４３回全国高等学校総合文化祭（２０１９さが総文）（７月）
自然科学部門（化学部門） 【最優秀賞】県立大分上野丘高校 化学部
郷土芸能部門（伝承芸能部門） 【文化庁長官優秀賞】県立由布高校 郷土芸能部
○第２８回国際高校生選抜書展（書の甲子園）（１０月）
個人の部（臨書） 【文部科学大臣賞】奥 麻尋（県立中津北高校３年）
個人の部（創作） 【文部科学大臣賞】河野優衣（大分高校３年）
○高校生ロボット相撲全国大会２０１９（１１月）
ラジコン型 【優勝】県立大分工業高校 未来ロボット工学研究部
【経済産業大臣賞】県立日田林工高校 電気クラブ
○「いっしょに読もう！新聞コンクール」（１２月）
高校生の部 【最優秀賞】遠藤はな（県立大分舞鶴高校２年）
○２０１９年度「心の輪を広げる体験作文」(１２月)
高校生区分 【内閣総理大臣賞】長谷川歩（県立国東高校双国校２年）
運動部
○第２５回ＪＯＣジュニアオリンピックカップ フェンシング大会（１月）
女子ジュニアフルーレ 【優勝】上野優佳（県立別府翔青高校１年）
女子カデフルーレ 【優勝】上野優佳（県立別府翔青高校１年）
○第２６回アジア・ジュニア自転車選手権大会(３月)
ジュニア男子チームパーシュート 【優勝】生野優翔（県立日出総合高校２年）
○平成３０年度全国高等学校選抜自転車競技大会（３月）
男子ポイントレース 【優勝】生野優翔（県立日出総合高校２年）
○第２２回全国高等学校ボウリング選手権大会（３月）
男子団体戦 【優勝】大分高校
女子団体戦 【優勝】大分高校
○第３４回全国高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会（３月）
男子７３kg級 【優勝】首藤佑希（県立大分工業高校２年）
女子６４kg級 【優勝】立川千夏（県立大分工業高校２年）
○第３８回全国高等学校ライフル射撃競技選抜大会（３月）
男子ビームピストル 【優勝】下津源也（県立由布高校２年）
○２０１９カヌースプリントジュニア海外派遣選手選考会・第２９回府中湖カヌーレガッタ（３月）
男子５００ｍ
カナディアンシングル 【優勝】米光 陸（県立高田高校２年）
カナディアンペア 【優勝】熊井雄弥（県立高田高校２年）
米光 陸（県立高田高校２年）
○第１９回全日本ジュニアビームライフル射撃大会（４月）
男子団体ビームライフル立射６０発 【優勝】県立由布高校（河内、佐藤、秀平）
○第１回全日本個人体重別選手権大会（相撲）（５月）
女子ジュニア６０kg未満級 【優勝】山口結奈（楊志館高校２年）
○２０１９年度 第４５回全日本ライフル射撃競技選手権大会（７月）
混合ビームピストル 【優勝】三ヶ尻心（県立由布高校２年）
下津源也（県立由布高校３年）
○令和元年度全国高等学校体育大会（７～８月）
高松宮賜旗第６６回全国高等学校ウエイトリフティング競技選手権大会
男子７３kg級スナッチ 【優勝】首藤佑希（県立大分工業高校３年）
男子７３kg級トータル 【優勝】首藤佑希（県立大分工業高校３年）
第８７回日本高等学校選手権水泳競技大会
飛込競技 男子３ｍ飛板飛び込み 【優勝】山本 馨（県立別府翔青高校３年）
競泳競技 男子１００ｍ自由形 【優勝】田中大寛（県立別府翔青高校３年）
男子２００ｍ自由形 【優勝】田中大寛（県立別府翔青高校３年）
○文部科学大臣杯令和元年度日本カヌースプリントジュニア選手権大会(８月)
男子２００ｍカナディアンシングル 【優勝】米光 陸（県立高田高校３年）
男子２００ｍカナディアンペア 【優勝】岩永紘明（県立高田高校３年）
荒金透音（県立大分舞鶴高校３年）
男子２００ｍカナディアンフォア 【優勝】米光 陸（県立高田高校３年）
岩永紘明（県立高田高校３年）
荒金透音（県立大分舞鶴高校３年）
中園太陽（県立高田高校２年）
男子５００ｍカナディアンシングル 【優勝】米光 陸（県立高田高校３年）
男子５００ｍカナディアンペア 【優勝】岩永紘明（県立高田高校３年）
荒金透音（県立大分舞鶴高校３年）
○第４２回全国ＪＯＣジュニアオリンピックカップ 夏季水泳競技大会（競泳）(８月)
男子Ｕ－１８
チャンピオンシップ５０ｍ自由形 【優勝】田中大寛（県立別府翔青高校３年）
チャンピオンシップ１００ｍ自由形 【優勝】田中大寛（県立別府翔青高校３年）
チャンピオンシップ２００ｍ自由形 【優勝】田中大寛（県立別府翔青高校３年）
チャンピオンシップ２００ｍ自由形 【優勝】田中大寛（県立別府翔青高校３年）
○ＪＯＣジュニアオリンピックカップ 第２６回全日本ジュニアソフトテニス選手権大会(９月)
女子シングルスＵ－１７ 【優勝】岩倉彩佳（明豊高校２年）
○第７４回国民体育大会いきいき茨城ゆめ国体２０１９（９～１０月）
水泳競技
少年男子Ａ５０ｍ自由形 【優勝】田中大寛（県立別府翔青高校３年）
少年男子Ａ１００ｍ自由形 【優勝】田中大寛（県立別府翔青高校３年）
少年男子高飛込 【優勝】山本 馨（県立別府翔青高校３年）
ボート競技
少年男子ダブルスカル 【優勝】琴谷拓郎（県立日田三隈高校３年）
長谷 亨（県立日田三隈高校３年）
カヌー競技
少年男子５００ｍカナディアンシングル 【優勝】米光 陸（県立高田高校３年）
少年男子２００ｍカナディアンペア 【優勝】岩永紘明（県立高田高校３年）
荒金透音（県立大分舞鶴高校３年）
少年男子５００ｍカナディアンペア 【優勝】岩永紘明（県立高田高校３年）
荒金透音（県立大分舞鶴高校３年）
陸上競技
少年男子Ａ5０００ｍ 【優勝】ダンカンキサイサ（大分東明高校２年）
アーチェリー
少年男子 【優勝】宮成孝輔（大分東明高校２年）
