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登録有形文化財の登録について(答申)

印刷用ページを表示する掲載日:2018年7月26日更新

登録有形文化財の登録について(答申)

 国の文化審議会は、平成30年7月20日(金曜日)開催の同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、新たに209件の建造物を登録するよう文部科学大臣に答申を行いました。
 大分県に関しては、「旧豊予要塞司令官官舎」(大分市)及び「とまや店舗兼主屋」(杵築市)が新たに登録有形文化財に登録される答申がなされましたので、お知らせいたします。
 本文化財については、官報へ掲載後に正式に登録有形文化財(建造物)として登録されます。今回の登録によって、県内の登録有形文化財は230件になります。

■旧豊予要塞司令官官舎[きゅうほうよようさいしれいかんかんしゃ]
○所在地 大分市大字佐賀関字太田
○時 代 大正14~15年(1925~26)
○様 式 木造平屋建て、切妻造り・陶器製平瓦及び金属板立平葺き
          (建築当初はセメント製平瓦葺き)
○特 徴  旧豊予要塞司令官官舎は、1棟の中で公的空間(東側棟)と私的生活空間(西側棟)に分かれ、それぞれ独立した機能を持つ。公的空間の洋風応接間は、マントルピースや漆喰で化粧された天井などモダンなデザインが特徴となっている。基本的には木造の在来工法で建築されているが、応接間部分の小屋組はトラス構造となっているなど、洋風建築へのこだわりを感じさせる構造となっています。

旧豊予要塞司令官官舎

■とまや店舗兼主屋[とまやてんぽけんしゅおく]
○所在地 杵築市大字杵築
○時 代 明治8年(1875)
○様 式 木造2階建て 入母屋造り・桟瓦葺き
       (建築当初はセメント製平瓦葺き)
○特 徴  とまやは、杵築城下町において江戸時代中期頃から続く商家で、江戸後期頃から茶業(製茶・販売)に転じた。
      とまや店舗兼主屋は明治8年(1875)の建築で、1階は土間の店舗と座敷飾り付きの8畳間及び6畳の和室二間で構成されている。2階の前面は、当初はツシ2階であったが、現在は6畳二間の和室に改造され、廊下を挟んだ奥は、1間幅の違い棚を設けた10畳の主座敷と6畳の次の間からなり、さらに建物の最も南側は1・2階とも縁を介して中庭に面している。昭和62年(1987)の前面道路拡幅により、3m以上曳家をされたが、形状は変えずに元の姿が保たれた。
○備 考 とまや店舗兼主屋は杵築市で初めての登録有形文化財となる。

とまや店舗兼主屋