中高の学びをつなぐ連携協議会(第1回)を実施しました
7月10日(水曜日)に中学校、高校における一体的な指導を推進するための会を開催し、各教育事務所及び市教育委員会指導主事、中学校教員、高等学校教員が約170名参加しました。
最初に今春の大分県の高校入試について5教科(国・社・数・理・英)の全体分析を行った後、各教科に分かれ、「大分県の高校入試問題から考える中高の指導の連携」について中学校、高校の先生が一緒に協議しました。
また、同じ題材をもとに中学校、高校それぞれの評価問題を作成したり、学習指導案を作成したりすることで、中高の学ぶ内容や学び方の共通点・相違点を理解したほか、日常の取組について情報交換を行うなど、有意義な時間を過ごすことができました。
各教科の分科会の様子
各教科代表による分科会の発表
参加者の感想の一部を紹介いたします。
・中高に共通する指導上の課題を整理したり、平素の取組について情報交換したりすることができ、今後の指導の工夫改善に繋がる〔市教育委員会〕
・高校入学までにどのような力を付けておくべきか分かったので、今後は付けたい力を意識して授業をしていきたい〔中学校〕
・中高合同での協議によって、高校の教員のみでの研修以上に多様なアイデアの交換ができた。今後も中高連携の研究授業を通して地域の生徒育成に努めたい〔高等学校〕
・ひとりの生徒の学びを考えたときに、中高の教員ともに双方の実践を理解することは大切だと思った。生徒の学びと成長を一つの流れとしていくためにもこうした協議会は必要である〔高等学校〕
秋には各地区の高校で授業研究会を開催いたします。多くの中学校、高校の先生のご参加、お待ちしております。
国東高等学校 (11月20日(水曜日):英語)
大分舞鶴高等学校(10月21日(月曜日):数学・理科3科目)
佐伯豊南高等学校(11月6日(水曜日):国語・数学)
竹田高等学校 (11月19日(火曜日):英語・数学)
玖珠美山高等学校(10月24日(木曜日):英語・数学)
宇佐高等学校 (10月15日(火曜日):英語・数学)