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企画展「大友氏の栄華2~豊後府内に花開く雅の世界~」開催のお知らせ

印刷用ページを表示する掲載日:2018年8月28日更新

会期

平成30年9月29日(土曜日)~11月25日(日曜日)

観覧料

無料

内容

 今から約450年前、南蛮貿易で栄えた「豊後府内」は西洋にも名前が知られた国際貿易都市でした。府内の「市(まち)」は大友館を中心に道路で碁盤目状に区画されており、これは京都の町並を模したものといわれています。大友館前のメインストリート沿いには多くの町屋が立ち並び、その地点の発掘調査ではいろいろな生活道具とともに茶碗や灰匙、花入などが出土しています。これは町屋に住む人々が、もの作りや商売だけを行っていたのではなく、茶道や香道などの文化的な生活にも親しんでいたことを示しています。
 一方、豊後の領主である大友宗麟は、かの千利休からも「中々(なかなかの)数寄(すき)」と評されたほど、茶道に深く傾倒した戦国大名でした。
 今回の企画展では、遺跡から出土した茶道や香道の道具、大友宗麟に関連する茶の湯の資料を紹介し、豊後府内を舞台として花開いた雅な文化を繙(ひもと)きます。
*イエズス宣教師の記録やルイス・フロイスの『日本史』では、「市」を「まち」と読んでいます。ここでは、府内の町を表記するのに、「市(まち)」を使用しています。

関連講座

・関連講座1

「豊後府内と茶の湯1」

講師:降矢 哲男氏(京都国立博物館工芸室研究員)

日時:10月21日(日曜日) 13時30分~17時00分

・関連講座2

「豊後府内と茶の湯2」

講師:小野 正敏氏(国立歴史民俗博物館名誉教授)

日時:11月17日(日曜日) 13時30分~17時00分

※会場はいずれも平和市民公園能楽堂

チラシ

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