企画展『大分の考古学史~おおいたを掘る!~』開催のお知らせ
印刷用ページを表示する掲載日:2018年11月30日更新
会期
平成30年12月18日(火曜日)~平成31年2月24日(日曜日)
観覧料
無料
内容
大分県内には、旧石器時代から現代に至る人々の営みが記された遺跡が多く残っています。江戸時代には、府内藩主による大臣塚古墳の石棺の復旧や後藤碩田が横穴墓出土鉄器などの考古資料を図に書き残した例など遺跡や遺物を保存し、記録にとどめる動きがすでに見られました。
1877(明治10)年に大森貝塚(東京都)が発見されて以来、全国的に考古学への関心が高まり、県内でも大正から昭和初期にかけて遺跡や遺物が盛んに研究されました。戦後、大学等による調査を経て、県・市町村教育委員会の大規模な緊急調査が実施されるようになり、日本の中世・戦国を代表する大友氏関連遺跡の調査などが行われました。
今回の展示は、遺跡出土資料の中から大分県の考古学史を彩る貴重な資料を紹介しながら、これまで多くの方が携わってきた大分県考古学史の軌跡をたどります。
関連講座
・考古学講座 「大分の考古学史」
日時:1月16日(水曜日) 13時30分~15時30分
講師:宮 内 克 己 (大分県立埋蔵文化財センター)
・埋文講演会 「おおいたを掘る(仮)」
日時:2月17日(日曜日) 13時30分~15時30分
講師:渋 谷 忠 章 氏 (元大分県立歴史博物館長)
※会場はいずれも大分県立埋蔵文化財センター第2講座室