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ラグビーのここが見どころ!【第6回】キック

印刷ページの表示 ページ番号:0001053735 更新日:2017年2月15日更新

【第6回】 キック

ラグビーではボールを前に投げることはできませんが、前に蹴ることはできます。得点を狙うキックであったり、陣地回復や相手の守備が手薄なところを狙ったキックなど、ひとことにキックといってもその種類は多岐にわたります。

 まずは成功すれば得点になるキック。
●プレースキック・・・「五郎丸選手」の代名詞にもなっているキックです。トライのあとに蹴る「コンバージョンゴール」に成功すれば2点、相手の反則後に蹴る「ペナルティーゴール」に成功すれば3点が得られます。五郎丸選手のキック前の独特のルーティンが話題となりましたが、五郎丸選手だけでなく、他の選手もそれぞれが自身にあったルーティンを行っています。
●ドロップキック・・・プレーの継続中にボールを地面にワンバウンドさせて蹴るキックでゴールを狙うことを「ドロップゴール」と呼び、成功すると3点が得られます。

 つぎに戦術的に行われるキック。
 大きく陣地を回復したいときや、相手のディフェンスラインの裏側を狙いたいときなど、その時々でキックをうまく使い分けます。地面を転がしたり、高く蹴り上げたり、逆サイドの選手へキックでパスをしたりと様々なキックが行われます。
 キックを蹴るということはいったんボールがイーブンの状態になるということです。両チームともどちらが早くボールの落下地点に入れるか、ボールに追いつけるか、猛然とダッシュし相手と競り合う姿はタックルと同様、気迫溢れるものです。
 得点を狙うキック、プレーの流れの中で戦術的に蹴られるキック、どちらもその成否は試合の流れに大きく影響するポイントのため見逃せません。

 キック1 キック2

※写真は大分県ラグビーフットボール協会等からの提供