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ラグビーのここが見どころ!【第5回】モール

印刷ページの表示 ページ番号:0001053345 更新日:2017年2月8日更新

【第5回】 モール

『モールの成立』
モールは、ボールを持っているプレーヤー(以下、ボールキャリアー)が、防御側の1人またはそれ以上のプレーヤーに捕らえられ、ボールキャリアーの味方1人またはそれ以上のプレーヤーがボールキャリアーと密着しているときに成立します。つまり、モールの成立には少なくとも3人の立っている選手が必要となります。(ボールキャリアーと双方の選手から1人ずつ)

『モールの中のボール』
いったんモールが成立すると、双方ともモールを形成している選手の後ろからしかプレーに参加できません。次のプレーにうつるためにボールを手渡しで最後尾に運びます。

『見どころ』
 選手が集結しひとつの塊となってゴールラインに向かって押し進みます。選手たちは腕でがっちりとお互いを引き寄せ、可能なかぎり密着します。この密着度が強ければ強いほど相手に崩されにくくなります。
 モールの後方で選手たちのお尻を叩き、ときにはジャージーをつかんで「そこではなく、こっちへ入れ!」と叫んでいる選手をよく見かけますが、あれは力を集中させる方向を選手たちに指示しているのです。
 ルールがわからなくても、モールを押し合う両チームの姿は「いかにもラグビー」という感じがするので、試合中は周りに合わせて「押せ!」と叫べば違和感なく競技場の雰囲気に溶け込めます。

 次回は”キック”をご紹介します。

モール1 モール2

※写真は大分県ラグビーフットボール協会等からの提供