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県民ひろば いのちのつながり「生物多様性」を考えよう

印刷ページの表示 ページ番号:0000112426 更新日:2010年9月15日更新
地球上のすべての生物は、つながりあい、支え合ってバランスをとっています。
そして人間も、地球に生きるいきものの1つ。
「生物多様性」 ―― その言葉の意味と今私たちがすべきこと、考えてみましょう。

めじろんイラスト

生物多様性とは

地球上にはさまざまないきものが存在し、そのいきものが暮らす自然もそれぞれ違っています。
このいきものの世界の多様性を「生物多様性」といいます。

3つの生物多様性 

生態系の多様性 
 
森林・サンゴ礁・河川・干潟・湿地などさまざまな環境があること

種の多様性     
地球上に3,000万種ともいわれる生物が存在しているように、いろいろないきものがいること 

遺伝子の多様性  
同じ種のいきものでも、乾燥に強い個体、病気に強い個体などそれぞれの種の中でも個体差があること

生物多様性画像

生物多様性の状況

世界中で数多くの野生動物が絶滅の危機に瀕している現在は、恐竜の絶滅以来の大絶滅時代と呼ばれています。そして、その原因のほとんどが、人間の活動にあるといわれているのです。 


第1の危機
  開発や乱獲による生態系の破壊・種の減少・絶滅

第2の危機 人間の働きかけの減少による里地里山の荒廃

第3の危機 外来生物などによる生態系のかく乱地球温暖化による危機

         +

第4の危機 地球温暖化による危機地球の平均気温が1.5~2.5℃上昇すると、世界の20%~30%の動植物種の絶滅リスクが上昇する可能性があります。

絶滅危惧種写真

大分県の絶滅のおそれのある野生動物

オオイタサンショウウオ・クマタカ・ヤマネ・カブトガニ・コウリンギク・アオウミガメ など大分県の絶滅危惧種

私たちにできること

・自然の中で遊び、自然に目を向けてみましょう。
・「生物多様性」に配慮した企業の商品を選択しましょう。
・川や海を汚さない、ペットを最後まで大切に飼うなど、身近な自然やいきものを守りましょう。
・ゴミの減量やリサイクル活 動に努め、環境への負荷を減らしましょう。
・その場所に本来住んでいな い生物を自然界に放さないようにしましょう。木のイメージ画像