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大分が世界に誇る二つの祭典、「大分国際車いすマラソン大会」と「大分アジア彫刻展」がそれぞれ節目の年を迎えました。
新しい一幕が始まろうとする今、そのたどってきた道のりと大きな功績に、あらためて光を当てます。
そして未来へと、この宝を引き継いでいきましょう。
大分の秋を彩る世界的なスポーツイベント、「大分国際車いすマラソン大会」。
世界トップクラスの選手が集い、迫力あるスピードレースが展開されるこの大会。一方、重い障がいのある選手が必死で上り坂に挑む姿は、観る人の胸を打たずにはいません。
幾度となく、大分に大きな感動をもたらしてきた「大分国際車いすマラソン大会」は今年、第30回の記念大会を迎えます。
第1回大分国際車いすマラソン大会が開催されたのは、「国際障害者年」であった1981年。
提唱者は、障がい者スポーツの普及と障がい者の社会参加の実現に奔走していた、故中村裕博士※。博士は、障がい者のたくましさを県民に伝えようと、「国際障害者年」のイベントとして車いす単独のマラソン大会開催を強く訴えました。
当時、例のない大会であっただけに事故の可能性、交通規制といった批判が噴出。しかし一歩も引かない博士の熱意は多くの関係者を動かします。そして1981年、大分に世界初の国際車いすマラソン大会が誕生したのです。
大会は、第3回からは国際ストーク・マンデビル車椅子スポーツ連盟※の公認大会となり、本格的な国際大会へと発展。第27回大会からは、国際パラリンピック委員会の公認大会に。徐々に規模を拡大し、これまでの延べ参加人数は76の国・地域から9180名におよびます。今で
は世界中の車いすランナーが目標とする、世界最大級の車いすマラソン大会へと大きく成長しました。
また、大分の車いすマラソンは選手や関係者を通じ、世界へと波及。「車いすスポーツ」競技の先導役を果たしてきたといえます。
大分は世界の車いすマラソンの”出発点“なのです。
※故中村裕博士 大分中村病院および別府市の障がい者福祉施設「太陽の家」創設者。
※現在は「国際車いす・切断者スポーツ連盟」
「中村博士が訴えた『ともに生きる社会』が大分に浸透してきた」とこの30年を振り返るのは、吉松時義さん。第1回大会からすべてのレースを完走してきました。 |
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| 毎年二千名が参加し、きめ細やかな心遣いで大会運営の一翼を担う、ボランティアの皆さん。 第1回大会から通訳ボランティアとして参加し、世界各国の選手からも大変慕われている、後藤恵子さんにお話を伺いました。 「空港のお迎えからお見送りまで付き添って、選手が少しでも気持ちよくレースできるようにお手伝いしています。選手との交流は、お金ではかえられない大切な時間です」と後藤さん。 「大会では、見えないところで多くのボランティアが動いています。練習場の河川敷を毎朝清掃してくださるグループや、選手にたくさんの果物を差し入れしてくださる企業も。ありがたいことですよね」。 こうした”ボランティアの心“が広く浸透したことも、車いすマラソンの財産の1つだといいます。 「今、大分の人は車いすの人を特別視しませんよね。この 年間で、そういう心の垣根がなくなったんです。だから選手はみな『大分はパラダイスだ』といってくれるんですよ」。 |
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開会式11月13日(土) 16時00分〜
ガレリア竹町ドーム広場1月14日(日)
レース11月14日(日)
マラソンスタート……………11時00分
ハーフマラソンスタート……11時03分
【第30回記念大会のトピックス】
●車いす単独レースでは日本で初めて・マラソンの部に 「賞金」を導入
●年齢下限の引き下げ(16歳から14歳へ)
●11月12日(金)に県庁にて記念行事「記念式典」 「車いすマラソンセミナー」開催
大分アジア彫刻展の誕生
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~彫刻の魅力に触れよう~ |
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【学生部門】左上・OA新作家賞「ワタシタチイキモノタチ」
後藤友里 左下・奨励賞「かたち・くろ」石原慶子 右下・奨励賞「いのちの花」西村大喜
アーティスト・イン・レジデンス
第10回記念モニュメントを来場者の皆さんで作り上げていく企画です。素材となる陶板プレートに自由に絵を描いてください。それらのプレートを陶芸家の佐藤珠幸先生が立体的な彫刻に組み立てていきます。半永久的に残るモニュメントに、自分の足跡を残すチャンスです!
まちじゅう・ちょうこく・フェスティバル一般の団体・グループが思い思いに制作した野外彫刻が豊後大野市の町中に並び、街をアート一色に染め変えます。人気投票を行っていますので、好みの作品にぜひ1票を。
本展「豊後大野賞」への投票皆さんの投票をもとに「大分アジア彫刻展」の「豊後大野賞」を決定します。心に響く作品に、あなたの1票を届けませんか?
