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大分川河口部での新架橋「宗麟大橋」など、大分市内で整備を進めていた「庄の原佐野線(元町・下郡工区)」が1月14日に開通しました。開通区間は、芸短大北交差点(六坊南町)から宗麟大橋を渡り、下郡工業団地入口交差点(大字下郡)までの1.2kmです。
※開通後は一時的に交通が集中し、周辺道路でも交通状況が変化することが予想されます。当分の間は時間に余裕を持った通行をお願いします。
庄の原佐野線(元町・下郡工区)の開通により、宗麟大橋の北側に架かる滝尾橋などに集中する交通の負荷軽減が期待されます。
また、今年は、国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭、来年は、ラグビーワールドカップ2019が開催され、多くの観光客が予想されますが、中心市街地と米良IC(インターチェンジ)やスポーツ公園とのアクセス向上などが期待されます。
宗麟大橋は、大分川河口部では1966年の弁天大橋の建設以来、約50年ぶりの道路橋の新設です。また、大分川河口部に架かる橋としては最長の349.9mです。
県は、皆さんから長く愛され大切に利用してもらえる橋にしたいという思いから、これまで様々な取組を行いました。
(1)名称は公募・投票で決定!
約1,700件の応募作品から5案に絞り、一般投票を行いました。周辺に史跡「大友氏遺跡」があることから、「宗麟大橋」が皆さんに広く支持され、決定しました。
(2)橋名板の揮毫者を書道大会で決定!
開通区間には宗麟大橋を含め3箇所に橋があります。それぞれの橋の四隅には「大分県小中学生書道チャンピオン大会」の受賞者の中から推薦された12人が揮毫した橋名板を設置しています。
(3)数多くの現場見学会の開催!
工事の進捗に合わせ、現場見学会を開催しました。昨年3月には、「宗麟大橋をキャンバスに!!書と手形で歴史に花を咲かせよう」を開催し、大友宗麟の時代から、宗麟大橋が完成するまでの年表を橋面に書き、参加者の手形で桜並木を制作しました。約1,000名の参加者が宗麟大橋の上で思い出をつくりました。
昨年3月のイベントの様子
今年度は、下郡工業団地入口交差点(大字下郡)から南下郡東下交差点(下郡南)までの「下郡工区」に着手しました。 さらなる中心市街地と米良ICやスポーツ公園とのアクセス向上や、周辺道路の渋滞緩和のため早期整備を目指します。
問 都市・まちづくり推進課 ☎097-506-4648