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知事からのメッセージ 風紋 -新春雑感

印刷用ページを表示する掲載日:2011年2月21日更新

新春雑感

大分県知事 広瀬勝貞

 新しい年を迎えて抱負や目標を新たに着々と歩を前に進めておられることと思います。また、そんな覚悟とともに、「やれやれまた一つ年を取ったか」という一抹の寂しさを覚えておられる方も少なくないと思います。
 そんなことを思っていたのかどうか、夢うつつで早朝ラジオを聞いていると、誰かが言っていたことにはっとさせられました。「未来を使って過去は日々確実に豊かになる。この豊かな過去には大切な教訓もあるし、実り多い未来のための肥やしもある」。年を重ね、経験を積んだ人々にはそれだけ知恵と懐の深さが備わっていて、端で見ても頼もしいものです。論語の「…五十にして天命を知る。六十にして耳順う。…」の心境ですか、年とともに人間として成長し、まわりからも信頼されるようになるというのは素晴らしいですね。過去は未来のための肥やしにもなる。夢多い未来を描き、努力し、成功すれば素晴らしい成功体験になるし、夢破れて失敗しても、それも実は新しい未来のための貴重な財産になるものだということだと思います。失敗を重ねたけど、結局それが良い教訓になって生かされたこともたびたびだった気がします。
 夢多い未来に向かって挑戦するとき、「もっと自分に才能があったらなあ。閃きがあったらなあ」と自分の才能の乏しさを嘆くこともしばしばですが、これも誰か言っていましたが、「努力は才能を超える」。才能の乏しさを嘆くのは目標が決まるまで。目標が決まれば、あとは目標に向かって走りきれ、日々精進努力せよ、与えられた才能を存分に使うのも努力、才能の足らざるを補うのも努力と言うことでしょうが、これも共感を呼びます。
 それでもいろいろ弱気になることもあるものですが、そんな時はある中国の友人のことを思い出します。「近々、また下手な英語で話をしなければならないが、これが一番苦手だ、気が重い」と言ったら、「世界で一番広く使われている言葉は何だと思うか、われわれのブロークンイングリッシュだよ。恥じることはないし、何の心配もいらないよ」。ものは考えよう。あまり難しく考えないで、自分でよい雰囲気を作り出すことも大事だと思います。
 しからば、今年も「やればできる」の精神で前途に自信を持って頑張りましょう。
                               

新時代おおいたVol.74


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