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おおいたゆかりの図書 心ひらいて とよの国の食彩

印刷ページの表示 ページ番号:0001025591 更新日:2016年2月19日更新

 おおいたゆかりの図書

『おんどりのねがい』

 油野誠一/文・絵

 岩波書店 1971年

1,800円(税別)

 

 油野誠一は、大正元年(1912)に臼杵市で生まれた画家です。子ども向けの本や雑誌、教科書などの挿絵を手がけ、絵本作家としても『くまさぶろう』『まじょのおとしもの』など、たくさんの作品を残しました。 

 『おんどりのねがい』は、「一度でいいから空を飛んでみたい」というおんどりの願いを、お月様がかなえてくれるお話です。めんどりと2羽のひよこを連れて、生まれてはじめての空の旅を、家族で楽しむおんどりの様子が、独特の絵で描かれています。

おんどりのねがい

 

心ひらいて  違っているから面白い

 ボランティアの日本語教室で在住外国人の方に日本語会話を教えています。とにかく話すことが学習なので、南半球のクリスマスは夏だからサンタがサーフボードでやってくる、なんていう笑い話から、ニュージーランドでは電力の多くを自然エネルギーでまかなっている、といった話題まで、相手がキョトンとしていたら言い換えたり、簡単な英語で確認したりしながら、いろんなことを話しています。そんな会話の中で、文化や生活習慣、社会のあり方など、お互いの国の違いがたくさん発見されます。

 教室に来る外国人は若い方が多いのですが、皆さん、着物を着て武家屋敷で抹茶をいただく、はっぴ姿でお祭りに参加するなど、積極的に日本文化に触れ、大分を満喫しており、とても嬉しく思います。一方で、部屋でパーティを開いたり、街中で仮装ウオークラリーをしたりと、自分たちなりの過ごし方も持ち込んでいます。

 「人と違う」ということがいじめや排除の理由にされることがあります。そして、みんなと一緒であることで安心したりもします。でも、違っているから面白い。違いを認め尊重してくれると嬉しい。人と違うことをもっと大切にしたい、と思います。


【関連ページ】 ようこそ こころちゃんの部屋へ!!(県庁内リンク)

こころちゃん画像

 

とよの国の食彩 なばなとしいたけのピーナッツ和え(豊後高田市)

なばなとしいたけのピーナッツ和え

 県内一のなばな(菜の花)の生産量を誇る豊後高田市。今回は、食卓に春を運ぶ一品を同市生産部会の安東弘子さんに教えていただきました。

 調理のポイントは、食感を損なわないようになばなをサッと湯がくこと。鮮やかな緑とシャキッとした歯ざわり、ほどよい苦味が食欲をそそります。

 県産しいたけの豊かな風味と一緒にご賞味ください。

材料(4人分)

なばな…200g、しいたけ…4枚、ピーナッツ…適量、

柚子の皮…少々、ポン酢…適量

調理方法

(1)なばなを塩茹でにして、3cm位に切っておく。

(2)しいたけをオーブントースターで火が通るまで焼き、薄切りにする。

(3)ピーナッツを煎り、皮をむいて粗くつぶす。

(4)(1)~(3)をまぜたものに柚子の皮を入れ、ポン酢で和えれば出来上がり。

 取材協力 

JAおおいた豊後高田事業部園芸課

☎0978-22-2279