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おおいたゆかりの図書 心ひらいて とよの国の食彩

印刷ページの表示 ページ番号:0002016642 更新日:2018年1月31日更新

 おおいたゆかりの図書~おおいたの文学~受賞作を中心に~

「地中海」(『富沢有為男選集』所収)

富沢 有為男/著
(1902年~1970年 大分市出身)
集団形星 1970年

 ニースなどのフランスの都市を中心とした地中海を舞台に、画家の青年星名と、外交官を夫に持つ桂夫人との恋愛関係を描いた作品です。著者は大分市出身の画家・小説家。帝展に入選するなど画家として活躍する傍ら、数々の小説を発表し、本作品で第4回芥川賞(1937年)を受賞しました。大分県出身者としては初めての受賞で、選評では、佐藤春夫や横光利一をはじめとした多くの選考委員が絶賛しました。

図書

心ひらいて 相手とのコミュニケーション

 新しい年を迎え、一年の目標を立てられた方も多いかと思います。
 サッカー観戦の帰りのバス車内でのことです。二人掛けの席に、若い男性が横に荷物を置いて座っていました。車内は満員で立っている人もいます。すると、立っていた年配の男性が、若い男性にいきなり「(みんな立っているのに)何を考えているんだ。」と大きな声を上げました。その時、その若い男性は「怒鳴らなくてもいいじゃないか。(大きな声で指摘されて)恥をかかされた。」と言い、荷物をよけました。思わぬ「反撃」を受けた年配の男性はその後何も言いませんでしたが、私は若い男性の言葉を聞いて、ハッとしました。
 確かに、席に荷物を置いたままだった男性は注意されても仕方ありませんが、一方的に大声で非難されれば、自分が悪いとわかっていても反発してしまう気持ちも理解できます。年配の男性からの注意も、言葉や声のトーンなど他に言い方があったのではないかと思われます。たとえ、相手が不注意であったり、非難される面があったとしても(見ず知らずの人にはなおさらですが)、相手の人格や立場を尊重し、相手とコミュニケーションを取ることの大切さに改めて気付かされた出来事でした。

【関連ページ】 ようこそ こころちゃんの部屋へ!!(県庁内リンク)

こころちゃん画像

とよの国の食彩 ケチャマヨブー (別府市)

食彩

 別府大学では、産学官連携による減塩レシピの開発を行っています。その一環として、「学校給食」と「うま塩(減塩)」をテーマにした料理コンテストを開催しました。
 今回は、コンテストに見事入賞した食物栄養学科の佐保香奈さん(2年)の「ケチャマヨブー」を紹介します。191品の中から選ばれ、別府市の学校給食やお弁当になったメニューです。将来は、出身の佐伯市でメニューの開発ができる管理栄養士になりたい!と力強く語ってくれました。アツアツのご飯と相性抜群の一品です。

材料(1人分) 調理時間:約15分 エネルギー:356kcal 塩分:1.7g

豚肉(薄切り)…90g、にら…50g、塩…少々、こしょう…少々、サラダ油…小さじ1、トマトケチャップ…大さじ1弱(15g)、マヨネーズ…小さじ1.5、みそ…小さじ1、
※みそや醤油の量を旨味成分が多く含まれるケチャップに置き換えると減塩が期待できます。

調理方法

(1)豚肉、にらを食べやすい大きさに切る。
(2)フライパンに油を熱し、豚肉、にらの順に炒め、塩、こしょうをふる。
※余分な豚の脂はキッチンペーパーで拭き取る。
(3)トマトケチャップ、マヨネーズ、みそを混ぜ合わせ、(2)に加えて軽く炒める。
※キャベツなどの野菜を入れてもおいしく召し上がれます。

 取材協力 

別府大学食物栄養科学部

☎0977-66-963

その他のレシピ(県庁内リンク)