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お薦め図書コーナー 心ひらいて とよの国の食彩

印刷ページの表示 ページ番号:0000255361 更新日:2012年5月17日更新

お薦め図書コーナー ~ようこそ絵本の世界へ~

〈くわずにょうぼう〉

稲田和子再話
赤羽末吉 画
福音館書店 1980年

欲張りな男がめしを食わないという女房をもらいます。めしを食わないはずなのに蔵の米がごっそり減っているのに気づいた男が天井に隠れて見ていると、女房は実はおにばばで、にぎりめしを頭のてっぺんにある大きな口にどんどん投げ込んでいました。画面いっぱいに広がる、すごみのきいた絵が魅力です。ショウブやヨモギの季節に合う絵本です。
〔大分県立図書館推薦図書リスト ようこそ!絵本の世界へ]より

くわずにょうぼう


心ひらいて  なくそう就職差別

4月に就職された皆さんは、上司や先輩の教えを受けながら、額に汗して頑張っていることと思います。目標に向かって成長されることを願っています。 また、就活中の皆さんは、努力が実って良い仕事に巡り合えることを祈っています。 

 かつて、就職に際して提出する応募用紙や面接時の質問で「本籍地」や「家族構成」、「家族の職業」など、本人の能力とは関係のない事柄が問われ、それによって採用の可否が決定されてしまうといったことが行われていました。また、「血液型」や「身長」、「長女か次女か」といったことまでが採点されていた例もあるようです。そして、「本籍地」を記載させることで同和地区出身者を差別していたことが明るみに出て、大きな問題となりました。これをきっかけに、本人の能力に無関係な「本籍地」や「家族構成」、「家族の職業」などの記入欄がない全国高等学校統一応募用紙が定められるなど、公正採用に向けた取り組みが広がりました。

 私たちは、生まれる時代や場所・家庭、性別、血液型などを自分では選べません。そんな、自分には責任のないことや偏見、迷信で判断されるのは、許されることではありません。企業・団体の皆さんには、どうか公正な採用をお願いします。

 

  

こころちゃん画像


とよの国の食彩 ひじきめし 津久見市

 ひじきごはん      

マグロはえなわ漁の遠洋漁業基地として栄えた保戸島で、昔から漁師たちのまかない料理として食べられてきた「ひじきめし」。津久見活粋協同組合うみえーる加工所の下川愛子さんに、「ひじきめし」を教えていただきました。ポイントは、最初にひじきをしっかり炒めることだそうです。また、アジのすり身などを加えても、一層味に深みが出るとのこと。味がよく味が染み込んだひじきの旨みと磯の香りが口いっぱいに広がって、何杯でも食べたくなるおいしさです。 


材料 4人分

米・・・2合半、乾燥ひじき(ぬるま湯でもどす)・・・8g、ニンジン・・・60g、ゴボウ・・・30g、干ししいたけ(水でもどす)・・・8g、うすあげ・・・1枚、イカ・・・50g 

【調味料】

砂糖・・・25g、濃口しょう油・・・25cc、薄口しょう油・・・12cc、酒・・・20cc、みりん・・・8cc、しいたけのもどし汁・・・40cc、塩・・・ひとつまみ、油・・・小さじ1杯

調理方法

1.酒少々と塩、細切りにしたニンジンを入れて米を炊く、

2.ひじきとささがきにしたゴボウをしっかり炒め、細切りにしたシイタケとイカ、うすあげを加えてさらに炒める。

3.2に砂糖としいたけのもどし汁を入れ、2~3分中火で煮る。

4.濃い口・薄口しょう油とみりんを入れ、水分が飛ぶまで弱火で炒る。

5.ご飯と4を混ぜ合わせたらできあがり。