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お薦め図書コーナー 心ひらいて とよの国の食彩

印刷ページの表示 ページ番号:0000269912 更新日:2013年3月12日更新

お薦め図書コーナー ~ようこそ絵本の世界へ~

〈わたしとあそんで〉

マリー・ホール・エッツ 文・絵
よだじゅんいち 訳
福音館書店 1968年 1,155円

 

 草に朝露が光る原っぱに、幼い女の子が遊びに行きました。ばったやかえるなど、虫や動物たちに「あそびましょ」と声をかけますが、みんな逃げてしまいます。誰も遊んでくれないので、池のそばの石に音をたてずにじっとこしかけていると、動物たちは次々に戻ってきて・・・。

 クリーム色の地に、柔らかい線で描かれたあたたかい絵が、女の子の心の動きをよく表現しています。読後に静かな満足感が広がります。

 〔大分県立図書館推薦図書リスト ようこそ!絵本の世界へ]より

わたしとあそんで


心ひらいて 自分のことが好きですか?

 以前の私は、「あなたは自分のことが好きですか?」と聞かれても、自分の欠点や劣っていることにばかり目がいき、「はい、好きです」と答えることができませんでした。

 最近、研修で様々な人権問題を知っていく中で、自分の中で変化が起こってきました。

 私たちは、他人から良いところを見つけてもらう、褒めてもらうことで、自分を見つめるきっかけになったり、自信を持つことができます。自分を大切に思えれば、他の人の人権をも大切に思う心が育まれていくのだということに気づきました。

「自分のことが好きだ」「自分にはこんないいところがある」と誇れるためには、自分の良さを知ることが必要です。それは、他者との比較による「優れている」「劣っている」という見方ではなく、ありのままの自分をまるごと好きになるということではないでしょうか。我が子に対して、「他の子はできるのにどうしてあなたはできないの」と、つい言ってしまう自分に反省しきりです。

 自尊感情は、幼い時期からしっかりと育んでいくことが大事だと言われます。また、他人との関わりの中で高められていくとも言われています。誰もが友だちや家族、周囲から認められ、『自分はかけがえのない大切な存在なんだ。自分はいるだけで十分に尊重される存在なんだ』と思える心を育んでいきたいものです。

 

こころちゃん画像


とよの国の食彩 くろめ丼

 くろめ丼      

 豊後水道で育った海藻「くろめ」は、大分市佐賀関を代表する特産品の一つです。新芽が伸びる1月15日からの2カ月間だけ、生のくろめを味わうことができます。今回は、関あじ・関さば館の上野さとみさんに「くろめ丼」の作り方を教えていただきました。巻きクロメを細く切るコツは、串を刺している逆側から切り始め、斜めとまっすぐの交互を繰り返して切ることだそうです。柔らかく粘り気があるくろめは、炊きたてご飯や生卵と相性抜群。磯の香りいっぱいの一品、今週の献立に加えてみませんか。


材料 4人分

 生くろめ・・・80g(冷凍くろめでも可)、細切りにしたハマチ刺身・ゴマ・刻みネギ・・・適量、生卵・・・4個
 【調味料】酒・しょう油・みりん・水・砂糖・・・各大さじ2

調理方法

1.調味料を鍋に入れ、一度煮立たせてから冷ます。

2.細切りにしたくろめとハマチの刺身、生卵、ゴマ、刻みネギを1に入れてよく混ぜる。

3.炊きたてご飯に2を乗せればできあがり。 

取材協力 

【関あじ・関さば館 食堂部門】 

営業時間 午前11時~午後3時 電話 097-575-2338

定休日 木曜日 住所 大分市大字白木949