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お薦め図書コーナー 心ひらいて とよの国の食彩

印刷ページの表示 ページ番号:0000286392 更新日:2014年2月14日更新

お薦め図書コーナー ~ようこそ絵本の世界へ~

サムイル・マルシャーク 文

ウラジミル・レーベデフ 絵

うちだりさこ 訳

福音館書店 1963年 800円

 

とうさんとかあさんとぼうやのはりねずみが、真夜中の暗い道を家族そろって散歩に出かけます。そこへ、2匹のおおかみが忍び寄りますが、はりねずみはまりのように丸くなり身を守ります。あきらめきれないおおかみですが、遠くで鉄砲の音が聞こえたため逃げだし、はりねずみたちは無事に家に帰ります。詩のような文と、抑えた色彩ながら迫力のある絵です。地味ですが静かに語って聞かせたい絵本です。

         〔大分県立図書館推薦図書リスト ようこそ!絵本の世界へ]より

しずかなおはなし

 

 心ひらいて 鏡のむこう側

  我が家の長男は、「お母さんの小さい頃にそっくり」次男は、「お父さんによく似ているね」といわれます。

 子どもが新聞を読んでいる後ろ姿や寝っ転がってテレビを見ている姿が、父親そっくりで、親子ってこんなところまで似てくるものなのだと、思わずクスクスっと笑ってしまうことがあります。

 でも、似てくるのは、姿形やしぐさだけではありません。

 上の子が下の子を叱るときの口調、どこかで聞いたことがあるなあ…と思っていたら、私が上の子を叱る時の口調とそっくりでした。

 「子は親の鏡」と言いますが、そのとおりですね。

 私がイライラしているとそっくりそのまま子どもも怒りんぼになります。私が急いでいると子どもまで落ち着かずそわそわします。

 子どもの姿をとおして自分自身を振り返ってみませんか?

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不安な気持ちで育てると、子どもは不安になる

叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる

見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる

分かち合う事を教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ

親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る

子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ

やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ

守ってあげれば、子どもは強い子に育つ

和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる

ドロシー・ロー・ノルト『子は親の鏡』より

 

あなたの子どもはどんな環境で育っていますか?

 

 

 

こころちゃん画像

 

とよの国の食彩 呉汁(ごじる) 【宇佐市】

呉汁

  畑の肉といわれるほど栄養豊富な大豆。宇佐市では大豆栽培が盛んに行われ、地域の食文化の1つとして親しまれています。今回はその大豆をふんだんに使った呉汁のレシピを、ふるさと料理の伝承に取り組む宇佐市生活研究グループ連絡協議会の坂本幸子さんに教えていただきました。
 ポイントは少し粒が残るぐらいにすりつぶすことと、すりつぶした大豆をひと煮立ちさせることだそうです。    
 シンプルで優しい味わいの中に、大豆の豊かな風味を楽しめる一品。皆さんも寒い冬に呉汁を食べて、ほっこりしてみませんか。

【材料】 4人前

大豆…70g(一晩水につけておき、すり鉢ですりつぶしておく)、

乾しいたけ…3枚(水に戻しておく)、人参…1本、

小ねぎ…3本、里芋…3個、煮干し…20g、昆布茶…大さじ1、

みそ…大さじ4、水…600cc、しいたけの戻し汁…400cc

調理方法

(1)鍋に水を入れ、煮干しでだしをとる。煮干しを取り出してから昆布茶を加える。

(2)里芋、人参の皮をむき、5mm位の厚さに切る。戻したしいたけを千切りにする。小ねぎは小口切りにする。

(3)だし汁に里芋、人参、しいたけと戻し汁を入れて煮る。

(4)具材に火が通ったら、すりつぶした大豆を入れてひと煮立ちさせる。火からおろす間際に味噌を溶き入れ、味付けをする。小口切りにした小ねぎを散らせば出来上がり。

 

 取材協力 

宇佐市生活研究グループ連絡協議会

宇佐市役所農政課 電話0978-32-1111(内線434)