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来年開催される国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭は、「おおいた大茶会」をテーマに老若男女、障がいのある方もない方も、誰もが参加し楽しむことができる文化のお祭りです。
様々な芸術文化に出会い、新たな発見がある2ヶ月間。大会を通じて地域の元気につなげます。
県民誰もが参加でき、楽しめる文化祭を目指し、さまざまな準備が進んでいます。
芥川賞作家の小野正嗣さんによる脚本「ヨロコビ・ムカエル?」をスーパー歌舞伎で活躍するダンサーで振付家の穴井豪さんが演出・振付。出演は、公募で選ばれた県民の皆さんです。1年後の舞台に向け12月から本格的な練習が始まります。
演出・振付担当 穴井 豪さん
「募集150名に対し200名を超える方々に応募いただき、皆さんのオープニングステージにかける強い思いを感じました。皆さんの期待に応えられるよう、誰も見たことがない新しい演出にチャレンジしたいと考えています。是非楽しみにしてください。」
来年の「おおいた大茶会」では、障がいのある方や大学生、一般の方々などが、一緒にダンスパフォーマンスを行います。約140名の皆さんが、1年後の舞台に向け練習を重ねています。
大分大学教育学部 教授
「レッツダンスでガッツ元気の会」 代表 麻生 和江さん
麻生教授の主宰する「レッツダンスでガッツ元気の会」では、19年前から、障がいのある方と大学生が、一緒にダンスを楽しんでいます。
「障がいのある方にとって、ダンスは日常とは違う楽しみ。大学生が障がいのある方の『面倒をみてあげる』ということではなく、フラットな立場で一緒にダンスを楽しんでいます。来年の舞台では、私自身、やってみたい新しい取り組みがたくさんあって、どう実現させようか、まだ思案しているところです。パフォーマー全員が主役になれる舞台を作っていこうと考えています。」と、麻生教授。
初めて見る人の中には、感動して泣いてしまう人もいるとか。
ぜひ、多くの方々に見ていただきたいパフォーマンスです。
○おおいた大茶会ボランティア
「舞台でパフォーマンスはちょっと苦手」という方は、ボランティアで参加してみませんか?
PRボランティアとして活動していただく「手伝い隊」、写真や動画等で記録していただく撮影ボランティア「撮っとき隊」を現在募集中です。
【募集期間】平成30年8月31日(金)まで
←「手伝い隊」の登録はこちらから
○おおいた大茶会は県内各地で開催
文化祭では、地域が元気になるような取り組みも企画しています。地域の文化と観光を結ぶカルチャーツーリズムでは、「旅」をすることで、今まで知らなかった文化に出会えます。身近な地域の文化を体験することで、おおいた大茶会に参加しましょう。
~カルチャーツーリズムってなに?~
芸術文化をテーマに県内各地を巡る新たな観光のスタイル。伝統芸能や地域のお祭り、おいしい食べ物、大分をまるごと楽しみましょう。
問 国民文化祭・障害者芸術文化祭局 ☎097-529-6283