ノロウイルスは特に秋から冬にかけて流行しやすいので、注意が必要です。
ノロウイルスは直径が25~35ナノメートルの球形のウイルスです。患者の吐物やふん便に大量に存在しており、そこから人の手などを介して経口感染すると考えられています。
また、ノロウイルスに汚染された二枚貝を、生のまま食べることで感染することがある等、多様な感染経路があります。
10~100個という少量のウイルスを摂取しただけでも感染し、感染後約24~48時間で吐き気・嘔吐・下痢などの症状があらわれますが、感染した人すべてが発症するわけではなく、健康な人がノロウイルスを保菌している場合もあります。
ノロウイルスは主に人の手などを介して感染するので、トイレの後、調理・食事前などには、こまめに手を洗うようにしましょう。
健康な人でもノロウイルスを保菌していることがあるので、知らないうちに他人に感染させないためにも、特に調理に携わる人はしっかり手洗いをしましょう。
昨年は新型インフルエンザ対策で手洗いやうがいが徹底された結果、ノロウイルスを含む細菌性・ウイルス性食中毒が大幅に減少したという報告もあります。食中毒対策には手洗いが最も基本であり、重要です。
ノロウイルスは食品内で増殖することはありませんが、鮮度に関係なく、食品にノロウイルスが少しでも付着していれば感染の可能性があります。
調理に際しては、食品の中心温度が85℃以上で1分以上加熱すれば、ノロウイルスは感染性を失うので、十分に加熱してください。
ノロウイルスは通常のせっけんやアルコールでは十分に消毒できませんが、次亜塩素酸ナトリウム(家庭用漂白剤など)はノロウイルスに対しても高い効果があります。
下の添付ファイルの消毒液の作り方・注意事項をよく読んで消毒液を作り、まな板やトイレなどの消毒に役立ててみてください。
・消毒液の作り方・注意事項 [PDFファイル/162KB]