集落営農組織の管理状況を判断するポイントは、次の7項目であり、各項目ごとに適切であるかどうかチェックし、適切でないところは改善します。
1. 管理者の姿勢、経営方針 2. 経営管理 3. 機械、施設管理 4. 生産管理 5. 作業管理 6. 生産資材管理 7. 財務・収益管理 |
| 不 良 → → → 良 好 | ||||
| 管理者の姿勢 | 1.経営とは何かがよく分からず理解されていない | 1.今何が必要か分かっているができない | 1.決断力がある 2.人・農地・装備について問題を把握し、絶えず改善する努力をしている | 1.自己の営農組織のみならず、地域農業全体の点に気を配っている |
| 経営管理 | 1.ドンブリ勘定である | 1.収支の記帳はしている。 (現金式簡易簿記程度) | 1.複式簿記で管理。 2.経営計画を立てている | 1.パソコン簿記で管理 |
| 収支報告書 | 収支報告書 損益計算書 | 収支報告書 損益計算書 貸借対照表 | ||
| 税務対策だけでなく、正確な経営分析に生かすためには、 パソコン簿記で記帳管理を | ||||
| 機械・施設管理 | 1.機械・施設の投資が無計画である 2.余剰の機械・施設が多い 3.減価償却をしていない | 1.保守管理、点検修理がゆき届き、耐用年数が長い | 1.オペレーター技術の向上が図られている | 1.集落規模に合った機械・施設が整備されている 2.更新計画に基づいて整備している |
| 低コスト化を図るためには、集落規模にあった機械・施設の導入と有効利用を | ||||
| 生産管理 | 1.農薬、化学肥料を多用し地力が低下 | 1.市場対応を考えた品種選択、生産技術の工夫が見られる | 1.コストダウンに向けた費目別の節減対策が立てられている 2.直売等の実施 | 1.特別栽培への取組 2.生産原価の把握 3.直売等の実施 |
| 作業管理 | 1.機械・施設の配置が悪い 2.労働配分が偏っている | 1.常勤や臨時雇用者が確保され、作業分担が明確 | 1.年間の作業計画表を作成 2.作業記録をつけている | 1.作業マニュアルが有り、誰でも作業ができるリスク管理体制が確立 2.タイムカ-ドで管理 3.労災、傷害保険が整備 |
| 共同作業型は作業効率の向上を、協業経営型は収益性の向上を基本に | ||||
| 資材管理 | 1.生産資材の在庫管理がされていない 2.購入調達が無計画 | 1.標準在庫量を決め、資材の保管管理がよい | 1.作目、作型、品種等により適正に使用されている | 1.耕畜連携を積極的に実施 2.生産計画に基づき資材を入札で一括購入 |
| 財務 ・ 収益管理 | 1.無計画の投資で負債が大きい 2.貸借対照表を作成していない | 1.現金式簡易簿記 2.資産台帳は整備 | 1.複式簿記で管理。 2.資金繰り表があり資金の運用状況を把握している 3.減価償却費の積立 | 1.長期計画に基づく資金運用をしている 2.販売目標を設定 3.予算計画書、資金繰り計画を立てている 4.減価償却費の積立、内部積立をしている |
| 安全性、収益性、成長性のチェックと交付金に頼らない経営の確立を | ||||