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平成30年度大分県地域おこし協力隊活動事例報告会の開催報告について

印刷ページの表示 ページ番号:0002050803 更新日:2019年1月28日更新

平成30年度大分県地域おこし協力隊活動事例報告会について

 ⼤分県では、県内に着任している地域おこし協力隊を対象に、研修を通じ隊員個人のスキルを高めるとともに、地域を越えた人脈づくり(ネットワーク化)を進めることで、地域と連携した地域づくりへの参画ができる人材を育成し、任期終了後における県内への定住推進を図ることを目的とし、「大分県地域おこし協力隊推進事業」を委託により実施しています。

 この度、県内の地域おこし協力隊を対象に、活動事例報告会を開催しましたのでお知らせします。

 他の地域おこし協力隊の活動を知ることで、 自身の活動に反映できるところを学んでいただくほか、客観的に他の人の活動を見ることで自分の活動も客観性をもって見つめる視点を養うことが狙いです。また自分の活動と連携することのできる部分を見つけ出し、今後の活動の広がりを生み出すことも目的としています。

報告会概要

 開催日時:平成31年1月24日(木曜日)13時~17時30分
 開催場所:コンパルホール 304会議室(大分市)

 【事例発表者(前半)】

  豊後高田市 中村氏、臼杵市 山崎氏・槌本氏、佐伯市 鹿野氏、日田市 松永氏、日田市 矢羽田氏

  →発表後、パネルディスカッション(1)

 【事例発表者(後半)】

  佐伯市 工藤氏、宇佐市 麻生氏、佐伯市 中村氏、豊後大野市 岩里氏、佐伯市 川野氏

  →発表後、パネルディスカッション(2)

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 当日は約30名の方が参加し、前半・後半に分かれ事例発表を行いました。

 各発表者からは、なぜ協力隊になったのかその経緯や、いま主に行っている活動、また今後やっていきたいと思っている夢などについて発表がありました。

 各パートの発表が終わった段階で、発表者の話を掘り下げるパネルディスカッションをはさみ、参加者は自分の活動にもつながる聞きたいことなどを質問していました。

 参加者からは、「思いを共感できる部分が多くあり、モチベーションアップになった面と、逆に自分の仕事はこれでいいのかという不安な面が半々といったところです」といった声や、「やりたいこと、できること」を明確にすることが活動する上で大切だということが良く分かった」といった声が聞かれました。

 活動事例報告会は来年度も継続して実施していく予定です。

発表者の主な活動

 (豊後高田市 中村氏)

  専門的な知識を活かし、ベトナム人労働者の技能実習や日本語講座、また観光パンフレット翻訳など外国人の受入れ体制を構築する活動に取り組んでいます。

 (臼杵市 山崎氏・槌本氏)

  臼杵市が進めている、土づくりからこだわった有機野菜による「有機の里」づくりのため、自ら農園で野菜作りに取り組みながら、市が認定する「ほんまもん野菜」や臼杵石仏で行っている朝市「ひゃくすた」等の活動にも取り組んでいます。

 (佐伯市 鹿野氏)

  佐伯市が進める食育に感銘を受け、生ゴミや雑草を土に混ぜ微生物により発酵した土で野菜を育てる「菌ちゃん野菜づくり」の普及などに精力的に取り組んでいます。

 (日田市 松永氏)

 東日本大震災をきっかけに全国の被災地でボランティアをつづけ、日田の豪雨災害にあたっては復旧復興のための支援を、また学校を使った防災キャンプなど地域の方が普段から防災意識を高めるための仕組み作りに取り組んでいます。

(日田市 矢羽田氏)

 大鶴地区の地域振興担当として着任し、その直後に発生した豪雨災害から今日まで、被災地情報案内板の設置や復興Tシャツ制作、コミュニティづくりの支援など地域の方をハードソフト様々な面で支援する活動に取り組んでいます。

(佐伯市 工藤氏)

 専門学校で身につけた芸術スキルを活かし、祖母・傾・大崩ユネスコエコパークの普及啓発に係るポスターを制作したり、宇目を拠点としたアウトドア観光ツアーを開催しSnsで発信するなど、佐伯の魅力をより地域外にわかりやすく伝える活動に取り組んでいます。

(宇佐市 麻生氏)

 北馬城地区の地域コミュニティ組織の活動に「ハッピーアイディアチャレンジ部会」を導入し、役員以外の方も自由に活動へのアイディアを出してもらえるような仕組み作りをするなど、地域に入り込んだコミュニティの支援に積極的に取り組んでいます。

(佐伯市 中村氏)

 海外での生活経験を活かし、インバウンド業務に従事しています。中村氏だからこそ見える佐伯の方の魅力を形にした「月刊佐伯のおいさん」発行など、その柔軟な視点と豊かな想像力で、地域の方と一緒に地域の元気づくりに取り組んでいます。

(豊後大野市 岩里氏)

 大学時代、植物生態学を専攻していた経験を活かし、祖母・傾・大崩ユネスコエコパークエリア内の希少植物等に関する調査研究や自然体験活動フォーラム、観察会など岩里氏の強みを活かした多岐にわたる活動に精力的に取り組んでいます。

 (佐伯市 川野氏)

 民間時代に養ったマーケティング力や着想、持ち合わせた明るい性格により、地元佐伯の特産である因尾茶を使用したカクテル開発や災害により故障した大水車の改修共感プロジェクトなど、地域の方と連携した企画を多々手がけています。


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