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平成30年度大分県地域おこし協力隊全体連絡会議の開催結果について

印刷ページの表示 ページ番号:0002055723 更新日:2019年3月20日更新

平成30年度大分県地域おこし協力隊全体連絡会議の開催結果について

 総務省は、平成21年度より「地域おこし協力隊」制度を実施しており、大分県内には平成30年度9月末時点で約140名の隊員が着任しています。

(地域おこし協力隊とは)

 都市地域から過疎地域等に生活の拠点を移し、一定期間地域に居住して、地域ブランドの開発・販売・Pr等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組

 この度、県内の地域おこし協力隊と自治体職員、県振興局職員を対象とした全体連絡会議を開催しましたので、その結果をお知らせします。

会議概要

 日時:平成31年3月14日(木曜日)13時30分~17時00分

 場所:大分県庁舎新館14階 大会議室

 次第:(1)現役隊員に伝えたい私の「失敗」体験談

       〇元竹田市地域おこし協力隊 堀場 貴雄 氏

       〇元日出町地域おこし協力隊 松澤 京子 氏

     (2)匿名トークセッション(隊員と行政職員)

     (3)報告

        〇隊員自主企画プロジェクトチーム報告

        〇来年度のサポート体制

     次第・配席図はコチラ [PDFファイル/159KB]

(1)現役隊員に伝えたい私の「失敗体験談」

  以前より現役隊員からのニーズが高かった「失敗体験談」を初開催しました。

  今回は講師として、元竹田市地域おこし協力隊の堀場貴雄氏、元日出町地域おこし協力隊の松澤京子氏のお二人をお呼びし、現役隊員時代の苦労やそこから得た教訓についてお話しいただきました。

  堀場貴雄さんは平成26年度から竹田市の地域おこし協力隊として活動をはじめ、まちづくりたけた株式会社のプロジェクトディレクターとして開業支援や人材育成等に携わってこられました。

 その傍ら、かねてからの夢であったゲストハウスの開業に向け、休みの日を使って準備を進め、平成29年4月に「たけた駅前ホステルcue」を開業した経緯をお持ちです。

 今回の体験談では、協力隊として活動をしていく上での苦労や起業に際しての苦労を中心に、そこから得た教訓をお話しいただきました

 堀場さんが大切にしていることとして、「自分の軸となる人生の価値観(理念)を明確に持つこと」、「視野を広く、共感できる人(仲間)と多くつながること」など、大変貴重なメッセージを現役隊員へお伝えいただきました。

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  松澤京子さんは、平成27年度から日出町の地域おこし協力隊として活動をはじめ、城下かれいの稚魚育成・放流の支援を中心に様々な活動に携わってこられました。

  任期中に多くの部署(政策推進課、農林水産課など)を経験された松澤さんは、3年間過ごす中でたくさんの葛藤や悩みを抱き、そのたび職場の方や地元の方などの優しさに触れて「気づき」を得てきたといいます。

  「協力隊という存在は、特別な何かというよりも、地域の中で、人の心の中で、湧き水みたいにコンコンと…元気や笑顔を生み出す源のようなものなのかも」という松澤さんのお言葉のように、何かしなきゃというプレッシャーを背負い、周りに相談できる人がいなくて苦しんでいるかもしれない現役隊員に対し、何もできていないようで、誰かに届いていて、影響を与えているものですという暖かいメッセージをいただきました。

 今回お二人からいただいた失敗体験談については、「共感できる点が多々あった」「成功体験では困難の乗り越え方がわからないので、参考になった。もっと聞きたかった」といったアンケートの声が聞かれました。

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(2)匿名トークセッション

 地域おこし協力隊員と行政職員のグループに分かれ、普段の活動やサポートにおける悩みや困りごとを自由に話し合いました。各グループで出た意見はコーディネーターがトークセッション形式で共有(匿名)することで、日常生活の中ではなかなか意識しにくい双方の立場を理解し、地域おこし協力隊と行政の双方が良好な関係性を継続するための「気づき」の機会創出を目的として開催しました。

 匿名トークセッションの流れはコチラ [PDFファイル/137KB]

 今回は各グループにおいて、2つのワークを実施しました。

  ワーク(1):双方のここは「ありがたいな」と思うところを出し合おう

  ワーク(2):双方のここは「気になるな」と思うところを出し合おう

 地域おこし協力隊グループからは、行政のルールに関する意見や地域との人間関係づくりに関する意見、任期終了後に向けた準備に関する意見など幅広く率直な意見が集まりました。

 また、自治体職員グループからは、協力隊員だからこそ持っている強みに関する意見や、行政という仕組みへの理解を求める意見など、こちらも多くの意見が出ていました。

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 後半のトークセッションでは、各グループの意見をまとめた模造紙を会場に掲示した上で、両コーディネーターが双方の立場を踏まえた意見の紹介を行いました。

 民間経験者が多い隊員ならではの悩み、行政という組織の中でどのように地域に溶け込んでいくのかという葛藤など、隊員が抱える率直な気持ちを初めて知る行政職員もいたようですし、隊員にとっても、自治体職員が普段どのようなことを考えてサポートしてくれているのかを知る機会となったようです。

 アンケートには、「話し合っていくことの大切さを感じた(隊員)」、「匿名だったことで本音が出た」、「相互理解が深まった、隊員の声を聞くことができて本当に良かった」、「問題・課題を共有出来たことで、心強く感じ意欲がわいた」といった声が聞かれました。

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(3)報告

 【隊員自主企画プロジェクトチーム報告】

 平成30年度より委託として実施している「大分県地域おこし協力隊推進事業」の一環として、隊員有志による自主企画プロジェクトチームが立ち上がりました。

 今年度の活動報告について、各チームから報告していただきました。

  魅組の活動はコチラ

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  ジモグル。の活動はコチラ

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 各チームでは今後もメンバーを募りながら継続的に活動を展開し、大分県の地域づくりに尽力していく予定となっております。

 各チームの活動にご関心をお持ちの際は、是非ご連絡をいただければと思います。

  ジモグル。公式Facebookはコチラ

まとめ

  今回の全体連絡会議に対するアンケートとして、「一年間における自分の立ち位置を確認するために定期開催してほしい」、「他の自治体の状況を知ったり、共有することができるため(開催を希望する)」、「共感や刺激の多い時間となりました」といった声を多数いただいたことから、来年度以降も引き続き開催することで、地域おこし協力隊および自治体職員の双方にとって有意義な機会を創出していければと考えております。

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