新型コロナウイルス感染症対策本部及び社会経済再活性化緊急推進本部合同会議からのお願い等

 

新型コロナウイルス感染症に関する今後の対応について

 

令和４年６月２８日

大分県新型コロナウイルス感染症対策本部

大分県社会経済再活性化緊急推進本部

 

１．感染の状況

年明けから始まったオミクロン株による第６波は、これまでにない流行規模となりましたが、500名を超えていた一日あたりの新規感染者数が最近は大幅に減少しています。また、2/7に46.3％まで上昇した病床使用率も緩やかに減少を続け、10％を割り込むまでに改善していることから、県内の感染状況は、ステージ２（レベル１相当）の状態にあると判断します。これまでの医療関係者・福祉施設関係者等のご尽力に感謝申し上げます。また、県民の皆様のご理解・ご協力にも改めて感謝申し上げます。しかしながら、この流行が再拡大する懸念もあり、十分な警戒が必要なことは言うまでもありません。県としては、引き続き、感染対策に取り組むとともに、社会経済の再活性化に力を入れていきます。また、後遺症についても大規模な実態調査を行い、その対策を急ぎます。以上の状況に鑑み、県民の皆様には、以下の取組について、引き続きご理解・ご協力をお願いします。

 

２．基本的感染対策の継続

感染防止には、常時の換気、マスク着用、手洗いといった基本的な感染対策が有効です。引き続き、その徹底をお願いします。なお、マスクについては、熱中症が心配される季節になりましたので、屋内外で臨機にご判断いただきたいと思います。屋外では、原則着用の必要はありません。ただし、２ｍ以内で会話をする場合は着用をお願いします。

 

３．会食

会食の際には、十分な換気対策がとられている「安心はおいしいプラス」の認証店を選んでください。なお、１テーブルあたりの人数制限のお願いは解除しますが、配席の工夫や会話時のマスク着用、席の移動は行わないといった感染対策は、引き続きお願いします。

 

４．ワクチン接種

新型コロナウイルスの感染防止の最も有効な手段は、ワクチン接種です。オミクロン株でも、その発症予防と重症化予防の効果は明らかであり、県内では４回目接種も順調に進んでいます。接種券が届いた方は、速やかな接種をお願いします。県営接種センターでは、１回目から４回目の全てに対応しています。今月からは、ファイザー、モデルナのワクチンに、アレルギーや強い副反応がある方を対象にノババックスの接種も行っています。加えて、小児科医療機関等では、５歳から１１歳のお子さんもワクチンを受けられるようになっていますので、ご検討をお願いします。

 

５．社会経済の再活性化

コロナと共生しながら社会経済を再活性化するため、消費を喚起する総額130億円のプレミアム商品券事業第２弾の販売を、準備が整った市町村から開始します。また、ご好評いただいている新しいおおいた旅割は、対象期間を7/14宿泊分まで延長していますので、地域クーポンもご利用いただき、旅行をお楽しみください。なお、来月前半から開始が予定されている全国での新たな観光需要喚起策については、現在、国と協議しつつ、実施に向けて準備を進めているところです。加えて、賃金を引き上げ、生産性向上のための設備投資等を行う事業者への助成制度の創設も予定しています。

 

６．結び

２年４か月に及ぶ経験により、新型コロナウイルスに対する多くの知見が蓄積されてきました。また、治療薬の開発・実用化も進むなど、コロナへの対応力は格段に高まっています。これからは、メリハリの効いた感染対策の下、社会経済の再活性化に全力を挙げ、コロナとの共生を図っていきます。

 

メッセージ本文

本部会議資料