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平成28年度外部評価委員会(平成28年6月29日)
事後評価
次の4課題について3段階評価(優れる・普通・劣る)で「優れる」との評価を受けました。
調 査 研 究 課 題 名 | 実施年度 | 担当 |
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指定薬物の分析方法の検討 | 26~27 | 化学 |
遺伝子検査法を用いた水産物鑑別検査体制の確立に向けた基礎的研究 | 26~27 | 化学 |
ウイルス検出のための効果的な拭き取り方法の検討 | 27 | 微生物 |
由布市における泉質の分布状況について | 27 | 水質 |
委員からは、次のような意見が出されました。
指定薬物の分析方法の検討
・専門領域の役割分担から、所謂「危険ドラッグ」などの、限定した領域に留まっているが、化学物質アセスメントが産業界での課題となっており、行政研究業務の可能な方法で、民間計測機関への標準法を提供できよう。
遺伝子検査法を用いた水産物鑑別検査体制の確立に向けた基礎的研究
・少量の試料から食中毒原因の魚種を迅速に特定できるようになったことはよかったと思う。他の研究機関とも連携して、データを蓄積して行っていただきたい。
ウイルス検出のための効果的な拭き取り方法の検討
・行政・衛生管理上から必要不可欠な検査手法であり、今後も検討を継続して完成度の高い拭き取り検査法に仕上げてもらいたい。
由布市における泉質の分布状況について
・今後は県内の温泉地調査を継続するとともに、成果の還元方法を工夫して、分かりやすい県民周知に努めてもらいたい。