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業績評価
試験検査業務に係る業績評価制度の導入について
1 はじめに
平成16年度に行われた包括外部監査において、衛生環境研究センターが担っている業務のうち、その大半を占める検査業務については、研究業務のような業績評価基準が作成されておらず、試験検査に係る効率性や必要性の観点から業績を評価することで、業務をより効率的なものに改める必要があるとの指摘を受けた。試験検査技術の承継を検討する中で業務の見直しを行っているところであり、今後とも維持していく業務については、より危機管理的な性格の強いものに選択・集中することとしている。検査業務は法令にその検査方法が規定されている等の制約もあるが、業務を執行するうえでの経費の節減やより速やかな検査実施等については、改善を進めていかなければならない。
2 目的
試験検査業務について、効率性等の面から評価することで業務をより効果的かつ効率的なものに改めるとともに、引き続き業務を行っていくかの判断材料を提供するために業務の進め方について評価を行う。
3 評価対象業務
行政検査、受託検査、依頼検査の区分に関わらず、衛生環境研究センターで実施する別紙のとおりの業務とする。
4 評価時期及び評価手続き
(1) 年間の事業が終了ししだい、速やかに内部評価委員会を開いて評価を実施し、その結果を生活環境部長に報告す る。
(2) 評価の概要について、衛生環境研究センターのホームページで公表する。
5 業績評価の内容
対象業務のそれぞれについて、別紙のとおりの様式で目標達成度、経費効率性及び標準処理日数適合度を評価する。
6 期待される効果
(1) コスト意識が生まれ、節減が進む。
(2) 標準作業時間を定めることで、より効率的な作業の実施が図れる。
(3) 個別業務ごとに統一した書式で評価することにより、改善すべきポイントが明らかになる。