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「人権に関する県民意識調査」

印刷用ページを表示する掲載日:2019年4月22日更新

「平成30年度人権に関する県民意識調査」報告書について

1 調査の目的

大分県では、2008年(平成20年)、2013年(平成25年)と5年ごとに「人権に関する県民意識調査」を実施しています。今回の調査では、大分県民の人権に関する意識の現在の状況を把握するとともに、過去の調査との変化を調べること、また、全国調査との比較を行うことで、平成32年度に改定される大分県人権施策基本方針実施計画の基礎資料とし、さらに今後の人権啓発活動等への活用を図ることを目的としています。

2 調査の概要

(1)調査期日:平成30年6月~7月
(2)対   象:県内有権者の0.5%(無作為抽出)=5,000人(59票住所不明等の返戻で4,941人)
(3)方   法:調査票の郵送で実施
(4)回収状況:有効回収数1,996票、有効回収率40.4%
(5)分 析等:調査票の集計、分析及び分析結果報告書作成については、県立芸術文化短期大学情報コミュニケーション学科特任教授吉良伸一教授を代表とする「大分県人権問題調査研究会」にお願いしました。

3 調査結果報告書

4 調査結果の概略(特徴的な結果の例示)

【人権への関心】
「今の日本で、人権は尊重されていると思うか」という質問に対しては、「尊重されている・まあ尊重されている」と回答した人を合わせると7割以上となります。前回と比べて、少し選択肢の表現が変わっていますが、依然として3割弱が「尊重されていない・あまり尊重されていない」と回答しています。また、「自分が差別されたり人権が侵害されたことがあるか」という質問には3割強の県民があると答えています。侵害された内容としては、「あらぬ噂」「他人からの陰口」が最も多く、次いで「職場での嫌がらせ」となっています。
【女性の人権】
「現在どのような人権問題があると思うか」という質問に対し、「職場における差別待遇(採用、昇任、賃金などの男女差、マタニティ・ハラスメントなどの妊娠・出産等を理由とする不利益取扱等)」が最も多く、次いで、「男女の固定的な役割分担意識に基づく差別的取り扱い」となっています。
【子どもの人権】
「現在どのような人権問題があると思うか」という質問に対し、「いじめを受けること」と答えた県民が最も多く、次いで「虐待を受けること」が多くなっています。一方、「子どもの様子についてどう感じているか」に対する回答では、「幸せにすごしていると思う」が、家庭・地域・学校すべてにおいてやや減少しています。
【同和問題】
「自分の子どもと同和地区の人との結婚に反対しない」と答えた人の割合は、平成10年の調査では16.0%であったものが、平成15年の調査では34.8%、平成20年の調査では、38.9%、前回平成25年の調査では40.1%、そして、今回の調査では40.8%と着実に増えています。また、講演会・学習会への参加が多い人や、学校で人権を学んだ人、若い人ほど「反対しない」が多くなっています。
【性的指向や性的違和に関する人権】
「現在どのような人権問題があると思うか」という質問に対し、「差別的な言動をされること」と答えた県民が最も多く、次いで「職場、学校等で嫌がらせやいじめを受けること」が多くなっています。前回調査と比べていずれの割合も増加しています。
【インターネットに関する人権】
「現在どのような人権問題があると思うか」という質問に対し、「他人を誹謗中傷する表現を掲載すること」と答えた県民が最も多く、次いで「ラインやツイッターなどによる交流が犯罪を誘発する場となっていること」が多くなっています。
【全般的な特徴】
「これまで人権に関する講演会や研修・学習会等に何回参加したか」との質問に対し、「1回~10回以上」と答えた県民は49.9%ですが、「1回もない」と答えた県民も46.9%で、前回調査よりわずかに増加しています。「人権の大切さを知ってもらうためにどんな方法が効果的か」という質問に対し、「高齢者・障がい者・外国人等との交流会」、「自由な意見の交換ができる会合」、「高齢者や障がい者の疑似体験」などが前回調査に比べてやや増加しています。以上のことから、交流会や意見交換会など、より効果的な方法を取り入れながら、今後も粘り強く教育・啓発活動に取り組んでいく必要があります。
日本で人権は尊重されているか
子どもが同和地区の人と結婚する場合
研修会・学習会に何回参加したか

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