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東九州地域医療産業拠点構想(東九州メディカルバレー構想)

印刷用ページを表示する掲載日:2013年7月5日更新

 大分県から宮崎県にかけての東九州地域には、有力な血液や血管に関する医療機器を製造する企業が多数立地し、更なる設備投資が進められるなど、国内でも有数の医療機器産業の生産・開発拠点として成長しています。
 東九州地域で生産されている医療機器は、今後、一層発展し、需要が拡大する可能性を秘めた産業分野です。また、医療関連産業は景気の変動に左右されにくい安定した産業ともいわれ、国の「新成長戦略」においても成長牽引産業として位置づけられており、この分野は今後の地域活性化の核となる産業としても期待されています。
 そこで、東九州地域において血液や血管に関する医療機器産業の一層の集積とこの集積を活用した地域活性化を促進することを目的として、平成22年10月25日に、宮崎県と共同で、「東九州地域医療産業拠点構想(通称;東九州メディカルバレー構想)」を策定しました。
 この構想を具体化するため、国内はもとより世界に向けて情報発信することにより、血液や血管に関する医療に留まらず、他の医療分野に関連する医療機器も含めた幅広い医療産業の一層の集積と地域活性化、アジアに貢献する医療産業拠点化を目指しており、平成23年12月には、国より地域活性化総合特別区域の指定を受け、国の後押しを得ながら、両県をはじめ、関係大学、企業が一体となって取り組んでいます。

構想の取り組み(4つの拠点づくり)

研究開発の拠点づくり

 血液・血管に関する医療機器の研究開発・医療技術人材育成の拠点づくりとして、平成23年11月1日に、川澄化学工業株式会社と大分県が連携して、大分大学医学部に臨床医工学講座(寄附講座)を設置しています。
 本講座では、穴井教授、阿岸客員教授(東京女子医科大学 名誉教授)をはじめ、川澄化学工業株式会社より派遣された客員研究員により、血液・血管に関する医療機器の開発に向けた研究を日々行っています。

研究の様子

人材育成の拠点づくり

 ASEANをはじめとするアジア諸国では、生活水準の向上により、人工透析患者が増加すると見込まれています。
 そこで、日本の優れた人工透析に関する技術・経験をアジア諸国に広め、医療水準の向上に寄与するため、(独)国際協力機構や(独)日本貿易振興機構と連携し、アジア・アフリカから政府関係者、医師・看護師等を日本に招聘し、日本の人工透析を認知して頂く取り組みを行っています。
 将来的には、本取り組みをきっかけに、人材交流が活発化し、医療機器の海外展開に繋げていきたいと考えています。
大分大学医学部附属病院で視察する様子   透析用留置針を体験する様子
<大分大学医学部附属病院で視察する様子(ジャイカ事業)>            <透析用留置針を体験する様子(ジェトロ事業)>

血液・血管に関する医療拠点づくり

 医療拠点や医療機関のネットワークで得られた臨床データを一元的に管理し、研究開発に活かせる体制の構築に向けた検討を行うため、東九州地域に集積している医療機器産業に関連した、医療情報データベースの構築や医療情報のIT利活用のための現況調査を行っています。

医療機器産業の拠点づくり

 県内の中小企業が医療機器産業に新規参入や取引拡大ができるよう、平成23年8月に、「大分県医療産業新規参入研究会」を立ち上げ、薬事法セミナーや新規参入事例の紹介、医療機器メーカーや医療現場ニーズ等とマッチング機会を提供するなどの事業を実施しています。
 平成24年度から、医療機器の開発に向けた研究開発支援や製造業許可、ISO13485取得等を目指す中小企業に対する薬事アドバイザー派遣事業を開始しました。24年度に5社、26年度に2社の中小企業が新たに医療機器製造業許可を取得するなど、医療機器産業への参入事例が増加しています。

 また、県内の医療機器産業集積の重層化を図るため、平成26年3月に「大分県ロボットスーツ関連産業推進協議会」が設立され、医療・介護用ロボットスーツ関連の技術開発及びロボットスーツを活用したトレーニングと地域資源を組み合わせたツーリズムの企画・開発に取り組んでいます。


 医療機器製造企業登録数

東九州メディカルバレー構想の情報発信

 東九州メディカルバレー構想の取組を国内外に広く情報発信するため、構想推進大会の開催や市民公開講座等、機会を捉えてのセミナー等を行っています。

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