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農業・農村を守る「土地改良区」

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年11月15日更新

土地改良区とは(愛称 :水土里(みどり)ネット)

(1)土地改良区とは

 土地改良法によって、農家の人たちが農業生産を行う上で欠かせない用排水施設や道路等の設置、維持、管理を行ったり、農地の区画整理などの土地改良事業を実施することを目的に設立された団体で、全国に5,040団体(大分県94団体)があります。(平成23年3月末現在)

水路の維持水路の清掃

(2)大分県内の土地改良区の現状(平成23年3月末現在)

○土地改良区数 94団体 + 土地改良区連合 1団体

○受益面積    27,160ha(田 20,553ha、畑 6,607ha) ※土地改良区連合を除く

○組合員数    49,442人 ※土地改良区連合を除く  

水路水路でボート遊び

(3)土地改良区の役割について

春の小川は用水路

 皆さんは、童謡「春の小川」で出てくる「小川」とは水田の用水路のことを歌っていることをご存じでしたか。
 暖かくてゆったりとした流れの中には、川にはいない生物もたくさんいます。この用水路は、米や野菜を育てるのに必要な水を流す役割だけではなく、メダカやトンボの生息地として、里地里山の美しい自然を守る主役でもあるのです。
 そして、その用水路を長い間、大切に守る仕事を行ってきたのが「土地改良区」という組織なのです。


中尾水路橋の維持管理風景荻柏原土地改良区の水恩祭


 農村の環境は、水田等の農地をはじめとする里地里山の多様な環境と、その適切な維持管理の下に成り立った二次的(人工)自然を基調とするものです。その保全・確保を図ることが、県全体として良好な環境を維持・形成する上でも重要です。

 農村においても農家の高齢化、混住化が進行しています。

 これからは農家だけでなく、非農家、都市住民も一体となって土地改良施設を守り、農村の美しい風景を未来の人たちに残していくことが求められています。

(4)21世紀創造運動とは

 21世紀創造運動は、土地改良区が果たしてきた役割、機能を改めて見直すとともに多面的な機能の確保など住民が期待する新たな役割に対して、どのように土地改良区が取り組んで行くか地域の人達とみんなで考え行動することを提案する運動です。

 毎年度、大分県土地改良事業団体連合会が県内の各土地改良区の取り組みの中から優良団体を選定しています。