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芹川ダム(一級河川大分川水系芹川)

印刷ページの表示 ページ番号:0000008755 更新日:2010年3月2日更新
 芹川ダムは、大分県政史上2番目の河川総合開発事業の一環として、大分川水系に多目的ダムを築造して、戦後における国土復興計画に伴う電力事業の緩和、洪水被害の軽減および、農業用水確保による食糧増産を目的として、昭和28年に着工し、昭和31年3月に完成しました。
 このダムの完成により、洪水時には、ダム地点の洪水量のうち半分はダムに貯留し、残りの半分を下流に放流することにより、毎年数回受けていた下流の洪水被害を軽減する大きな役割をはたします。
 また、芹川ダム左岸に設けられた取水口から取水し、圧力隧道を通じて、由布市庄内町の芹川第一発電所に導き、最大出力11,000キロワットのピーク発電に供して芹川に放流します。
 さらに、芹川第一発電所の直下流に、重力式逆調整池ダムを築造してその左岸から取水し、圧力隧道を通して、庄内町竜原地点の芹川第二発電所に導き、最大出力10,400キロワットのピーク発電に供して芹川に放流し、水の有効利用を図っています。
芹川ダム
  • ダム概要
    右岸 : 大分市今市
    左岸 : 竹田市直入町
    型式 : 重力式コンクリートダム
    堤高 : 52.2m
    堤頂長 : 193.0m
    総貯水容量 : 27,500千m3
    有効貯水容量 : 22,300千m3
    洪水調節 : 1,100 → 550 m3/s
    竣工 : 昭和31年

洪水調節図・流量配分図

芹川ダム洪水調節図