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第10回大分県事業評価監視委員会 質疑応答概要

印刷ページの表示 ページ番号:0000011682 更新日:2010年3月30日更新

 第10回大分県事業評価委員会 (質疑応答概要)

  日時 : 平成15年4月22日(火)9時30分~12時00分   場所 : 大分市府内町2丁目1番4号 トキハ会館(5階ローズの間)

  議題 : 平成16年度国庫補助事業要望に係る再評価対象事業の審議

   詳細説明事業(丸番号は当日の説明順)

   林業水産部 [3] 宇目蒲江線 森林居住環境整備事業  宇目町大平~蒲江町野々河内浦

            [4] 吉四六線  森林居住環境整備事業  野津町白岩~東谷

   土木建築部 [6] 大谷川   統合一級河川整備事業  大分市宮河内

            [7] 温井川   統合二級河川整備事業  臼杵市野田

            [8] 左津留川  統合二級河川整備事業  臼杵市左津留

            [9] 稲葉ダム  竹田水害緊急治水ダム建設事業  久住町白丹・竹田市刈小野

            [10] 玉来ダム  竹田水害緊急治水ダム建設事業  竹田市井手添

            [1] 高田港   地方港湾改修事業    豊後高田市呉崎

            [5] 富士見通鳥居線 都市計画道路事業  別府市南立石

   宇佐市    [2] 長洲地区 長洲漁港漁業集落環境整備事業  宇佐市長洲

    委 員 : 秋月睦男、宇野稔、川野田實夫、中野昭、開静子、平山茂雄、深道春男  

冒頭、委員長より「今回、10事業の説明を受けるわけなんですが、この再評価にあたりましては、事業を巡る社会経済情勢の変化、或いは事業の投資効果やその変化、事業の進捗の見込み等々を勘案して評価をしていただくことになりますけれども、特にこの10件につきましては、事業が現状の社会経済情勢の変化と乖離してないかどうか。それから、残事業期間の長いもの、総事業が増額したもの等については、計画期間内に終了できるように十分な検討が為されているかどうか、費用効果、環境対策等の考え方が十分であるかどうか。或いは継続等について妥当であるかどうか、以上の点についてご審議願いたいと思います。」との言葉があり、当委員会が開催された。

  ○港湾課 地方港湾改修事業 高田港

   計画概要:防波堤、岸壁、道路、埠頭

   事業費:4,933百万円   計画期間:平成7年度~平成29年度

   B/C(効果/費用):0.9      

   平成14年度末の事業進捗率15.9%

   平成10年度まで漁業補償等を実施、11年度工事着手 11~13年の3年で約7億円投資

     課題1 砂砂利需要の低迷

     課題2 事業規模が他港の場合と比べ大きい

     課題3 単年度の投資事業費に限度、事業の長期化

     課題4 投資効果の早期発現が困難

  (港湾課)休止で提案したが、是非継続してほしいとの声もあり、もう少し時間をかけ調整を図った うえで、再度、この評価委員会に諮りたいので今回は結論保留としてほしい。

委員 )事業の縮小は考えられないか。

(港湾課)防波堤の地盤改良に金がかかるので、施工方法を工夫することで安くできないか等を検討したい。費用対効果(B/C)については、投資期間が長いために下がっている。不必要な事業 とは考えていないが、港湾の予算が押さえられていく中で、優先順位を付けて早くできあがるものに集中投資をと考えている。社会情勢が変わり年間の投資金額が増やせるようになれば、効果も上がるため、今後この事業をどうするのか時間をかけて検討したい。

委員 )休止か中止じゃなくて、場合によっては継続もあり得るということか。 

(港湾課)現在、高田港の15年度の予算措置はしてない。今後、継続するにしても、休止・中止するにしても、再度この委員会に諮り、結論をいただいてから決断をしたい。  

委員 )現在、経過年数9年、残年数10年ということは進捗率を単純に計算すれば、40%近くあっても良いんじゃないかと思われるが、そこは何かあったのか。

(港湾課)平成7年事業採択後、設計・調査、漁業補償に時間がかかり、着工まで4年間かかった。11、12、13年と事業を実施したが、全体としてはかなり時間がかかった。

委員 )砂とか砂砂利の今後の需要が見込めなければ、中止とか休止はいい判断だと思う。

(港湾課)休止をする方向で考えていたが、今後、投資の方針をどうするか、一年あたりどのぐらい予算を投入できるか、コストを縮減できないか等、検討したい。そのために結論を保留にさせていただきたい。

委員 )この件については、十分な調査検討を待って結論を出すということにしたい。

(港湾課)現在、対応方針案として休止としているが、継続審議や結論の留保にして、次回、もう一 度ご審議いただきたいと思う。

委員 )結論としては、そうするけれども早急に対策をすること。

○宇佐市 長洲漁港漁業集落環境整備事業 長洲地区

   計画概要:集落道(1~7号線)、公園、緑地、ポケットパーク

   事業費:3,500百万円   計画期間:平成11年度~平成25年度

   B/C(効果/費用):1.31   

      平成14年度末の事業進捗率:19.9%  

委員 )現地調査の実感として火災対策に非常に問題があるような気がするが、現状はどういう対策をやっているのか。消防車が入れるのか。

(宇佐市)大きな火災は無く、小火がちょこちょこあるが、人口が密集してるために早期発見ができている。

委員 )自衛消防組織のようなものも必要な気がするが。

(宇佐市)火災、災害時に救急車、消防車が入れないという超過密な集落の形成であり、ある面で危険地域でもある。そのため、消防署と同時に地域の消防態勢を整備し、住民に呼びかけをしている。この事業は、関係者の多年の念願が叶い平成11年に採択された。15年間と期間が長いという問題については、小さな自治体の財政体力の問題もあり15年を設定したが、財政的な工夫をして、早期完成を目指したい。

委員 )海岸を埋め立て新しい住宅団地を造っていた構想は、進めて行くのか。ここはかなり移転が必要と思われるが、その事業はどうなっているのか。

(宇佐市)埋立の区画が160区画ほどある。現在、70戸ぐらいが移転、そのうち1号線の移転の分が20戸ぐらいは入ってる。2号線以降は、この用地を買ってる人がだいぶおり、移転すると思う。  

委員 )この地区の集落環境整備と同時に、ここでは土地に制限があるから、そのようなところに集落を考える必要があると痛感した。そのあたりもよくも配慮していただきたい。

○林業振興課 森林居住環境整備事業 宇目蒲江線

   計画概要:延長38.5km   幅員 5m

   事業費:9,341百万円   計画期間:平成3年度~平成28年度

   B/C(効果/費用):1.04   

   平成14年度末の事業進捗率:31.3%

委員 )当初の事業期間の平成3年~44年を平成3年~28年に短縮しているが、平成28年でも長いと感じられる。さらに短縮はできないのか。

(林業振興)28年までに短縮したのは、ふるさと林道(単県事業)を導入し期間の短縮を図った。予算的なものもあるが、計画延長も短縮のため橋梁・トンネルを多くすると、森林の活用ができないので長い。期間短縮の見直しは、工法等の規格改正や開発等の段階で見直しをやっており、現在はこれが最短。

委員 )自然環境への配慮等は、どうしているのか。

(林業振興)環境に対する負荷の少ない木材利用、現地発生土砂の利用、法面の早期緑化等、設計や工法的な面で配慮している。

委員 )今後の事業の効率的な進捗、運営に努められたい。

○林業振興課 森林居住環境整備事業 吉四六線

   計画概要:延長13.8km   幅員 5m

   事業費:2,082百万円   計画期間:平成5年度~平成26年度

   B/C(効果/費用):1.21   

   平成14年度末の事業進捗率:45%

委員 )法面が、崩れないようにしてるのか。

(林業振興)土の場合は8歩程度、岩の場合は3歩~5歩程度のこう配で掘削し、表面は崩落・崩壊防止のため、ネットを張り緑化したり、岩区間ではモルタル吹付等の保護工を実施している。

委員 )林道の土地の提供というのは、無償なのか。

(林業振興)原則、土地は無償提供。2車線とか大規模なものは補償している。

委員 )山間部の険しい土地で道路をつくるのは、お金がかかる思ったが、意外と安くできてる。

委員 )林道の場合、人工林の手入れが良くできているならいいが、環境に対する負荷は大きいと思われるので、いろんな見地から判断し、必要最小限にすべきと考える。

委員 )自然環境等に配慮し、効率的に進められたい。

○都市計画課 都市計画道路事業 富士見通鳥居線

   計画概要:延長1,300m   幅員 25m(4車線)  橋梁 2橋

   事業費:9,000百万円   計画期間:平成6年度~平成17年度以降

   B/C(効果/費用):2.92   

   平成14年度末の事業進捗率:49.7%

委員 )山側と海側の方から、工事が着々とできてる。この部分が、早く開通すれば、インターから10号まで一直線で行けるようになり、効用も高まると思うので是非、集中的にしてほしい事業だと思われる。

委員 )事業期間平成6年~平成17年を期間延長とは、平成17年が更に延びるということか。何年ぐらい延びるのか。

(都市計画)概ね5年と考えている。

委員 )用地買収は、終わったのか。

(都市計画)用地買収は14年度末で75%という状況であり、本年度、ほぼ見通しをつけたいと考えている。

委員 )地域住民の要望等々あるので、期間はできるだけ短縮し迅速にやること。

○河川事業の長期化する理由について(河川課)

 ・河川改修事業は、氾濫が想定される一連区間で全体計画間の設定をする。

 ・上下流の流量バランスを考えた整備計画を立て工事を行う。(用地買収ができた箇所より工事するのではなく、橋梁等のネック箇所より改修する。)

 ・左右岸についてもバランスを考えた整備をする。

 ・梅雨、台風等の出水期や海苔養殖、鮎等の放流時期といった河川利用者への配慮の関係等から工事の期間に制限がある。

 ・事業費は平成5年から減少しており、それに合わせて事業箇所を絞っておりますが、全体を完成するには長期間かかる。

○河川課 統合一級河川整備事業 大谷川

   計画概要:延長1,850m   道路橋 11橋

   事業費:2,989百万円   計画期間:平成6年度~平成24年度以降

   B/C(効果/費用):1.89   

   平成14年度末の事業進捗率:46.4%

委員 )現地調査により、内水被害の起こりやすいというのは良く分かった。

委員 )この工事は、平成6年から平成24年度以降となっているが、平成24年度以降ずっと続くという前提とすれば、継続にしても何か不確かな感じがする。例えば、平成28年とか、区切りはできないか。

(河川課)この川は、非常に難しい川で本川の水位が上がると樋門を締め切らなければいけない。今の改修で上に降った水を流す流量を95tまで持っていくことは可能だが、本川の水位が上がり樋門を締め切った時に、ここがどういった氾濫の形態になるか検討する必要がある。当面は、降った水を流す分だけを先行的に改修し、周辺の土地利用等の状況を見ながら、築堤をやっていきたい。築堤で工事し、樋門を締め切った時点で、もし異常洪水が来た場合、この築堤の上から水があふれる。その水が、内側の守るべきところに流れていく時には、遊水池を作って、あふれた水を一時的に貯留しないと被害を大きくしてしまうため、様子を見ながら最終的な断面に持っていきたい。

委員 )事業の全体像をつかまえて、部分的にどうするかというのがいちばん効果的じゃないか。不確定要素があるとすれば、それを前提に何等かの全体像をやはり把握してやった方が良いんじゃないか。

委員 )不確定要素の一つの中に国土交通省との連携とかあるのか。

(河川課)それはない。樋門は、自己流95t見合いの断面を確保してもらう。樋門を締め切ったあとポンプで内水を運び出す方法等もあるが、ポンプ規模が非常に大きく、メンテナンスコストも含めて非常に高くなるため、ある程度の田んぼの浸水は許容するというかたちで計画論を作っており、周辺の土地利用等を見ながら詰めていきたい。

委員 )当初は暫定的に65tで実施し、将来的に95t。特に堤防を越えた水のエネルギーが被害を拡大する危険性があることに対応して、さし当たり65tでやるということが調書に見えるといい。

委員 )地域住民の方の生活環境なり、十分考えた上の事業なので、早急に遂行されるようにされたい。

○河川課 統合二級河川整備事業 温井川  

   計画概要:延長 710m    道路橋 9橋

   事業費:1,853百万円   計画期間:昭和55年度~平成18年度

   B/C(効果/費用):10.76   

   平成14年度末の事業進捗率:46.2% 

委員 )実際行ってみるとかなり家屋が密集しており、ちょっとした雨でも出水するところなので、早急に改修工事をやってほしいと思う。また、地元の要望もかなり強いような感じがした。

委員 )竹田の水害のように、小さな川でもせき止められて大水害になるので、こういう小さな河川も、十分危険予知をして対策しなければいけない。できるだけ迅速に効率的にやっていただきたい。  

○河川課 統合二級河川整備事業 左津留川

   計画概要:延長1640m    道路橋 5橋

   事業費:1,000百万円   計画期間:平成6年度~平成22年度

   B/C(効果/費用):1.24   

   平成14年度末の事業進捗率:39.8%

委員 )ここの特徴的なものとして小学校の教材にビオトープに準ずるような施設をするというのは、非常に興味があり、是非やっていただきたいと思う。

委員 )橋が五つ架かるようになっている。橋に倒木が引っかり堰になって周辺が洪水となることのないよう十分配慮してほしい。ここも迅速に効率的にやってほしい。

○河川課 竹田水害緊急治水ダム  稲葉ダム・玉来ダム

  稲葉ダム事業

   計画概要:堤高 56m   堤頂長 233.5m

   事業費:47,000百万円   計画期間:平成3年度~平成22年度

   B/C(効果/費用):1.63   

   平成14年度末の事業進捗率:29.7%

  玉来ダム事業

   計画概要:堤高 58m(予定)  堤頂長 190m(予定)

   事業費:22,200百万円   計画期間:平成3年度~平成20年度代後半

   B/C(効果/費用):6.62   

   平成14年度末の事業進捗率:2.1%

委員 )玉来ダムは不特定用水が全くない遊水池的な効果だということだが、そのへんを説明いただきたい。

(河川課)稲葉ダムは、不特定用水を確保している。現時点では、玉来ダムは不特定用水のない純然たる治水容量のみを考えている。

委員 )そういうダムは、全国的に今まで幾つかあるのか。

(河川課)河川法が変わり、河川の正常流量の確保という考え方がメインになっているが、正常流量の確保と投資を考えて、治水容量のみという実例もある。

委員 )稲葉ダムの効果で、既往最大の平成2年7月と同程度、確率80分の1とあるが、経済学では80分の1はすごい高い確率です。平成2年7月と同程度の80年に一度程度起こる割合の水害の表現の方がいい。経済性の評価の中の不特定身替わりダムというのは、このダムの名称なのか。

(河川課)不特定容量を稲葉ダムは取っている。それは55万tほどだが、下流の農業用取水等が非常に多く、渇水時に水不足も生じているので、その目的で仮に55万tクラスのダムを作ったときには270億ぐらいかかる。それを現在価値に置き換えた分は、一応ダムの効果として計上している。これは全体の便益1034億円程度のうち173億程度であり、仮にこれを引いたとしても、B/Cは、1.5程度はある。

委員 )玉来川と稲葉川をいっしょに考えるべきでは。平成2年の洪水にしても、玉来川の水害は大変ひどかったけど、稲葉川にダムを作れば、あの玉来川の水害のようなことは起きないんじゃないかと思うが、そのへんは如何か。玉来川は、竹田が名水の里と誇る所以で、とてもいい水であり、溜めることにより悪い水にしなくてもいいのじゃないか。稲葉川の方は工事も進んでおり、ここで水の制御を考え、玉来川の方はダムを作らなくてもすむ方法というのは考えられないか。

(河川課)稲葉川と玉来川の氾濫している区間が、稲葉川玉来川の合流後ではなく、稲葉川・玉来川とも、それぞれの単独の流れで氾濫している。合流した先に大きな氾濫区域があるならば、どちらかに荷を負わせて、全体として片方をやめるということも考えられたかもしれないが、玉来ダムは、竹田市の玉来地区というところの水害が大部分である。玉来川は、普段雨が降らなくてもかなりの水が流れている非常に流況の良い河川で、水溜は必要ないという検討結果から、現在は洪水の時だけ制御するダムを考えている。

委員 )審議の対象ではないが、不特定用水という言葉は、例えば環境用水とかにできないか。環境用水なら、かなり社会的なアピール度が違うんじゃないかという気がする。

委員 )この流水の正常な機能とは。

(河川課)流水の正常な機能とは、例えば魚が産卵や移動するためにどの程度の水深がいるか、景観面ではどの程度いるか、水質を維持するためにはどの程度の水量がいるか等、そういう面から河川の正常流量の検討を行っている。そのため不特定用水を確保し、それを流水の正常な機能という言い方をしている。

委員 )例えば玉来ダムと稲葉ダムがあったとして、一方は県が、もう一方は国が作るというようなことはできないのか。

(河川課)数県にまたがる水系のダムとか、例えば野津原に国の方でやっている大分川ダムのように、特に大きなダム、上水や工業用水など利水面でも重要なダムに限られている。玉来ダムは、特に大きな利水計画もなく県による補助事業ダムと考える。

委員 )稲葉ダムと玉来ダムの計画概要を工事ボリュームだけで見れば、堤の高さや堤の体積は、稲葉ダムより玉来ダムの方がボリュームが大きいような気がする。工事費用は470億と222億というのは、ダムの型式の違いだと思うが、こういった型式から工事費が倍以上違うような形になるのか。

(河川課)玉来ダムは、まだ詳細な設計ができてないが、ロックフィルダムと考え、全体の大きさで持つような形のダムを想定している。費用は、稲葉ダムは水を溜めるため、非常に地質が複雑なので貯水池対策工というダムの水が漏れないようにする工事があり、その分、事業費が大きくなっている。玉来は、今後色々と調査し、不特定をどうするか、現状では、取らないと考えているが、それも踏まえ、ある程度設計が決まった時点で全体事業費を出し直す必要があると考えている。

委員 )まだ変更になる可能性があるのか。

(河川課)はい。

(委員長)以上、今日10件についてご審議いただいたが、今から皆さんの意見のまとめに入りたい。高田港については、中止或いは継続にするか、継続とするにしても若干の条件整備があるので、早急に条件を整備してもらうという前提で次回での審議ということで、あとの9件については継続ということでどうか。

(委員一同)結構です。

(委員長)知事から諮問された34件については知事へ、市町村の7件については市町村宛てに回答する。

  第10回、大分県事業評価監視委員会の審議の付帯意見として、全事業の共通な意見

  [1]全体計画の事業規模が大きい事業については、整備方法やコスト削減に取り組み、事業期間の短縮を図ってもらいたい。

  [2]上記取り組みを行っても、且つ、事業期間が長期間を要するものについては、一定期間内に行う整備内容を明確にして県民に周知できるような方法を講じてほしい。

  [3]自然環境等についても、今後引き続きその趣旨を尊重し工事の進捗を図ってもらいたい。

  共通する問題として事業規模、整備手法等を考えて工事の早期完成のため十分な努力をされたい。工事金額、期間等から見て、早急に実施していただきたいし、現下の情勢からもできるだけコスト切り下げをし、事業の遂行をしていただきたいというのが委員会のまとめとしたい。

        ・・・・・以上で本日の委員会の議題は全て終了・・・・・