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第20回 大分県公共事業評価監視委員会議事録

印刷ページの表示 ページ番号:0000011889 更新日:2010年3月30日更新

第20回 大分県事業評価監視委員会 議事録

 

日時:平成19年11月6日(火)13時10分~17時00分
場所:大分市府内町2丁目1番4号 トキハ会館(5階ローズの間)
議題:公共事業評価(事前評価、再評価、事後評価)
出席委員:秋月委員長、安部委員、井上委員、宇野委員、川野委員、下田委員、中野委員、原委員、開副委員長
対象事業:(事前評価)道路改築事業 国道212号
              都市計画道路事業 (都)庄の原佐野線
       (再評価) 道路改築事業 国道388号
              重要港湾改修事業 別府港石垣地区
              港湾環境整備事業 別府港石垣地区
              広域営農団地農道整備事業 大分中部地区
       (事後評価)地方道路改築事業 豊後高田国東線
              統合一級河川改修事業 大肥川
              地方港湾改修事業 守江港納屋地区
              県営ほ場整備事業 国東川南地区
              広域営農団地農道整備事業 日田地区
              畑地帯総合土地改良事業 竹田地区
              ふるさと林道緊急整備事業 戸屋平宇曽河内線


 

《事務局》それでは、本日の第20回事業評価監視委員会の審議の内容について簡単にご説明申し上げます。本日の委員会は、再評価について4件、事前評価が2件、事後評価が7件の事業が知事から諮問されており、合わせて13件の事業について審議をしていただきます。審議は、資料の順に従いまして、まず再評価、次に事前評価、休憩を挟みまして事後評価の審議をしていただきたいと思います。委員会設置要綱によりまして、本委員会の議長は委員長が努めることになっておりますので、秋月委員長、よろしくお願いいたします。

《議長》はい。じゃあ、ご指名によりまして、ただ今から議事の進行を行いたいと思います。本委員会について、議事録の署名委員をお願いしたいと思うんですが、大分県事業評価監視委員会設置要綱第4条6項に基づきまして、議事録署名委員として私の方から、宇野さん、川野さんにお願いして、この議事録の作成、審査をよろしくお願いいたします。先ほど事務局から説明のありましたように、本日は、知事から諮問された評価対象13件の審議を行いますけど、そういったことについて若干、各事業の説明を受けて、今から審議するわけなんですけども、評価にあたって簡単にどういうことが重点かということについてお話し申し上げたいと思いますが、再評価については、事業を巡る社会情勢の変化、事業の投資効果等々を考えながら評価していただきたい。特に事業が現状の社会情勢変化に非常に乖離していないかどうか、これが一つ。それから、残事業の期間の長いものについては、総事業の増額したもの等々について十分検討が行われているかどうか。特に費用対効果、この辺りが十分であるかどうか。従って、以上を踏まえて継続か、中止か、休止かというのについて審議をお願い申し上げたい。それから、事前評価については、新たに着手しようとしている事業でございますから、これが県民のニーズ、或いは社会情勢に対して妥当であるかどうか。或いは必要度が高いのかどうか。或いは費用対効果といったものが十分なのかどうか。そういう観点に立ってご審議お願い申し上げたい。それから事後評価につきましては、今回新たに導入されたものですけども、事後評価でございますから、一つは費用対効果の分析算定。この辺りが十分であるかどうか。或いは、実施に伴って環境の変化というものがどうか。或いは最近の社会情勢の変化とか等々、勘案して、この事後評価についてご審議お願い申し上げたいと思います。以上、各事業者の方から説明をいただくんですけども、全体的な13件のこともございますので、1件当たり、説明者の方は5分程度。それから、終わって審議に5分間。合わせて10分ぐらいを目安にして、各議題の審議に入りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。じゃあ、最初に再評価の審議から始めますけれども、国道388号、道路改修事業について説明をお願いいたします。

《道路課》道路改築事業、一般国道388号(畑野浦~楠本バイパス)の事業説明

《議長》はい、ありがとうございました。この現地に○○さん、○○さん、○○さんが行かれました。何かご意見ございましたら、どうぞ。

《委員》はい。すいません。これ、もし橋ができたら。橋のことは、今日は、もう良いんですかね。ちょっとお尋ねしても良いですか。

《事務局》はい。今回はよろしゅうございます。(橋については、次回の再評価時に審議して頂きますので)それまでの間での継続ということで審議いただければと思ってます。

《委員》はい。ちょうど見たところが、ここから先を今から工事します。ここまではできてますというところだったので、非常に分かり易かったから、やっぱりこのとおり道が進んでいくと良いなと思いました。

《委員》全く同感です。ただ、橋の部分が非常に強烈に問題点として非常に印象にありますので、こちらの方にかなり気を取られたということはあります。所謂国道ということで、広域的な利用を考えると、やっぱり橋が必要なんじゃないかなという気がします。地元の方の、現地の方の要望だと、橋よりは現道拡幅の方が良いのかなという気がしますし、難しいですから、良く、そのへんの協議をよろしくお願いしたいと思います。

《議長》○○さん、よろしいですか。

《委員》全く、その橋については、今、同じ意見です。そしてここ、戸数が意外と過疎の地域じゃないかと思って、ちょっとB/Cのことが気になったんですけど、4,000戸弱、畑野浦から楠本浦で人家があるらしくて、やっぱり学童の安全の通学とかの面から、やはり継続していく事業だと思います。

《議長》他の委員さん、何か。ようございますか。

《議長》じゃあ、今、ご説明いただきました。そして更に現地を見られた委員さん方、それぞれご意見ございましたので、その上で継続ということでよろしゅうございますか。

《議長》じゃあ継続ということで処理させていただきます。どうもありがとうございました。じゃあ、次に港湾課。

《港湾課》重要港湾改修事業、別府港石垣地区の事業説明

《議長》はい。どうもありがとうございました。この現地については、私、○○さん、○○さん、それから○○さん等、視察されたんで、何かご意見、ございませんか。例えばこういう大震災時の対策ですよ。それでシミュレーションちゅうか、仮想的な何かあれで実験できるんですか。

《港湾課》それはやってないですね。どの地震の時にとかいうのは、構造物の設計としては、その耐震上もつということでやってるんですけども、そのソフト面とか、その緑地を使ってどういうふうに震災対応と言うんですかね、まだそこまでは、今のところやってないです。

《議長》はい、分かりました。費用対効果が1.4なんで、一応、継続でよい気がしますけど、委員さん、どうですか。良いですか。はい、どうぞ。

《委員》客船のターミナルとしては、非常に魅力的な工事だなと思いました。サンフラワーが泊まっているところ、結構広いもんですから、大型客船も泊まれるのかなと思ったら、結構狭いですね。そういう意味でやっぱり、先、今やってるところが必要だなという感じがしました。以上です。

《委員》災害時の時なんかの仮設住宅という話がありましたけど、仮設は他にも、もちろんあそこだけじゃなくて、他にももちろん候補地はあるんですよね。もしあそこに建てるとなれば、どのくらい可能なんでしょうか。住宅の大きさにもよると思うんですけど。

《港湾課》具体的な、今、埋申(公有水面埋立免許申請)上、一応、うちが指定したものはありますが、そういう耐震になれば、あれだけ広い部分の港を持ってますので、かなり自由に使えるとは思います。まして一時的なものであれば、あの中で十分ではないですけど、かなりのことができると考えております。で、一応、面積等の算出にあたっては、一応、計算もして算出を行っております。

《議長》よろしいですか。

《委員》はい。

《議長》じゃあ、この件、継続ということでまとめさせていただきます。じゃあ、続いて、同じく港湾課ですね。別府港石垣地区。よろしく。

《港湾課》港湾環境整備事業、別府港石垣地区の事業説明

《議長》はい。どうぞ、

《委員》今回、国と別府市と県と三者がいっしょになって事業をするということで、なかなか調整とかも大変だと思うんですが、それだけではなくて、何か別府市民がどんなふうに観光とこの場所をつないでいくか。どんなふうに利用するかということがとても大事になってくるかと思うんです。それで何か、できあがって使って下さいというんじゃなくて、造る段階から、どんな風な使い方をしたいですかとか、そういう一般の人が入ったような何かワークショップなり公募的な使い方とか、そういうこと、取り組みはあるんでしょうか。

《港湾課》先ほどご説明しました、これは直轄が進めているものですが、餅ヶ浜地区、北浜地区ということで、実は、ワークショップをずっと進めておりまして、そういうメンバーが、もうそろっております。今後、だから、石垣につきましても、埋め立てるまでは、もうかたちが変わらないんで、その後の利用方法については、そういうメンバーに参加していただきながら利用方法を考えたいということを今、直轄、別府市といっしょに模索しております。

《委員》前の件とこの件、大震災時の際がありますね。例えば地域住民は、そういう大震災時は、当然、地域の人がかなり増えるんですけども、その辺りの説明ちゅうのは、十分されてるんですか。

《港湾課》これの震災時のイメージとか合わせて、別府市が今、市報等でかなり、実は、掲載をもう先行してやっておりますので、地域の方々にはかなり浸透してきた絵になっておりますので、先ほど今後の使用方法について検討することをお話ししましたが、かなりもう、このイメージで、かなり広い空間を持ったということで定着してきてると考えております。

《委員》はい。それからもう一つね。費用対効果なんですけども、先ほど4.41が1.4になってますよね。これは何か大きな変化があるんですか。

《港湾課》すいません。1.4というのはプロジェクト全体の数字でございまして、今後、緑地で出しますと4.4近い数字になると思いますが、今、アンケートをまだ、国と合わせて実施しますので、まだ実施してない段階ですので、これも来年の委員会に、緑地の値はどれくらいになりましたということをご報告したいと考えております。

《委員》そうですか。分かりました。

《委員》良いですか。

《議長》はい。

《委員》かなり広範囲の緑地のようですけども、植物ですので、維持管理に関係する経費が、当然必要になってくると思いますけど、どのぐらい見込んでおられますか。年間とか、分かる範囲でいいんですけど。

《港湾課》基本的には、維持費という算定の仕方はしておりません。その代わりに、今、国交省、別府市と合わせて、市民を巻き込んだ中での維持管理をどうやっていくかという、その組織の立ち上げも含めて今、別途、協議会を起こしております。それの中ではビーチクラブということで海岸を利用してみんなで遊びましょうというところから子供たちを海岸に寄せてというようなことからシステム作りをして、別府市が、将来的には指定管理者みたいなかたちで受け取ってもらいたいという方向で、うちはいるんですけど、そういう、本当は民間団体が出てきたりとかいうようなことも含めて今、そういう組織作りも含めて国交省と別府市と大分県で話を進めていっております。

《議長》はい。

《委員》すいません。去年だったと思いますけど、この近くの港湾整備で見に行かせてもらった時に、何か住民の方といっしょにこういう話し合いを進めてますって瓦版みたいなものを見せてもらいましたけど、ああいう活動がこちらでもあってるということですか。何かホテルの裏のところを行った時。

《港湾課》去年、一番最初に説明させていただいたヨットハーバーを造る北浜地区で現地を見ていただいてます。その時にA3で折り込みみたいなチラシを見ていただいたと思うんですけど、あれ、実は国の直轄事務所さんが作られてて、地元の方に配ったりして、別府港全体として、今、こういう取り組みをやってますというような内容でございます。で、その中で当然、北浜地区も入りますし、今回、対象になってる石垣地区のやつも入ってると。そういったかたちで地元の方々にも周知と言うんですか、いっしょになってものを造っていこうということで取り組んでいます。

《委員》はい、分かりました。

《議長》良うございますか。

《委員》はい。

《議長》じゃあ、以上の意見を十分考えて継続ということでよろしゅうございますか。

《議長》じゃあ、継続ということでまとめさせていただきます。次は農村基盤整備課ですね。大分中部地区広域営農団地農道整備事業。

《農村基盤整備課》広域営農団地農道整備事業、大分中部地区の事業説明

《議長》はい、ありがとうございました。じゃあ、視察をされました○○さん、○○さん、どうぞ、ご意見を。

《委員》じゃあ、私から。

《議長》はい。

《委員》行かせていただきまして、極めて壮大な計画だなという感じがいたしました。相当高いんでございます。で、あの道がつながっていくためには、やっぱり相当なエネルギーとかかるんだろうなという感じがいたしまして、農業の振興ということはもちろんのことかと思うんですけど、それに付随的に観光という点の波及効果も大きいんじゃなかろうかなと。それと農業との、何かドッキングと言うんですか、つながりがあるともう少し、あれだけの規模の工事をやる迫力が増すのかなという感じで帰ってまいりました。

《委員》私も同感でございます。ちょうどすごく高いところ。山の本当に、何か空にかなり近いところを行くような道でした。それで、下に林道が通ってまして、景観も素晴らしく良くて、先ほど○○さんがおっしゃいましたように、本当、観光と結びつけたらなお一層効果的な、何かそういう価値が生み出されるのではないかと感じました。

《委員》例えばこれ、開発に対してプラスになる九州乳業とか食肉センターとか、その辺りの売り上げちゅうのは増えよるんですか。売り上げ、期待されるんですか。その辺りの期待度はどうですか。

《農村基盤整備課》個別の、例えば畜産公社であるとか九州乳業の売り上げというのは、何と申しますか、ボリューム自体が、やっぱり消費量等の関係もありますし、外国からの輸入等の関係もありますので一概に言えないとは思うんですけれども、少なくとも流通の合理化が為されるわけですから、それが少なからず、やはり、生産者それから流通にはいるところ、それから消費者の何れの部分でも還元されるのかなと思ってます。伸びにつきましては、残念ながら大分県の農業、大変厳しいということで、大きな伸びを示しているということではありません。

《委員》委員長、よろしいですか。

《議長》はい。

《委員》これ、今おっしゃったように、農業効果で言うと、親元の乳業にしろ畜産にしろ、伸びはマイナスですよね。ですから、農業振興の観点での整備というのは、インパクトが非常に小さい。つまり、事業評価は1を超えてますけども、精査したら1下回る可能性すらですね。要するに伸び率で見た時に出てくる可能性があるんじゃないかというようなことも予想されるわけですよね。今、○○さんとかがおっしゃったように、ここ、横へ抜けると、これは農道なんだけども非常に交通体系としたら、要するに流通体系として非常に恵まれる環境になるわけですよね。ですから、確かに農道で、その予算の目的から見て農業振興でないといけないんでしょうけども、観点的に見たら県内の脆弱な交通基盤を支えるという意味では、非常に意義が高い道路だというふうには認識します。何というか、お金の出所と期待効果が、ちょっと違うかもしれないけれども、大分県にとっては必要な道路なんだけれども、これは農業振興だけで攻めると、何となく非常に厳しい。

《議長》どうぞ。

《農村基盤整備課》先ほど観光面も道路網のことも言われてましたけど、確かに旧大野郡の西半分については、副都心である大分のわさだタウンに向けては、中九州道路を利用するよりもこれの方が距離は近いとは思います。だから、そういうメリットは十分あると思います。それと観光面ですけど、先生方にも現地を見ていただいたんですけど、この道路から見ると、由布山も鶴見山も綺麗に見えます。そして、紅葉の時期も良い。まだあの時は紅葉は無かったですけど、良いコースを通ってますので、そこ辺は、この開通に向けてうちの方もPRしていきたいなと。去年、大野川中流で大きな事業が終わっておるんですけど、その時は道路のネーミングを募集して、グリーンロードとかいう名前も決めていただきましたので、ここ辺も道路の完了に向けては、ちょっとそこへんのPRもしていって、市町村に投げかけたいと思っておりますので。

《委員》使い方としたら、観光というのも別に県外から来るという意味ではなくて、わさだタウンと直結できるというところが非常にメリットがあって、大分市民が出かけて行って、ここの辺り、グリーンツーリズムみたいなものができるような。直結して、非常にアクセス時間が短くなるわけですから行きやすくなるわけですからね。そういったものがここの辺りの役所とか農協等々が頑張れば、やれるチャンスがいくらでもあるわけで、そういったものを織り込んだ評価っていうのを整理しても良いんではないかというふうに感じました。具体的に言うと、つまり評価の仕方ですよね。だからそういったものももっとアピールされて、要するに農村所得の向上と共に市民の環境福祉の向上に資するというようなことも謳えるんではないかと。と言うか、そっちの方が効果は大きいんじゃないかというのが意見です。

《委員》皆さん、○○さんのお話しのとおりじゃないかと思います。僕自身は、あれだけ山を切り壊してという感覚もあったんですが、周辺を見ますと人工林が多いんですね。ですから、適切な山地の管理というか、やはり将来的にも整備ですね。例えば自然林と人工林の割合と。あの道が通れば、いくらか山の再生というのにも生かせるのかなと。ポジティブに評価をすればですね。ですから、農業だけで九州乳業に近づくぞとか、牛肉処理場に良いぞっていうのは、なかなか説得力がちょっと。聞くところによると、今から栄養過多で牛乳は飲まん方が良いとか、肉は食い過ぎん方が良いぞちゅう時に、どんどん牛乳が伸びてますよって言うだけじゃ説得力がないかな。やはり適切な山地の管理ですね。あれだけ道路で壊したわけですから、一方で山の自然林だとか人工林の整備、そういうのにも資するという、そういうポジティブなのを無理矢理持って行きたいなというふうに思っております。

《議長》確かに道路は多目的ですから、利用によってはいろいろできるんで、そういった意味の波及効果をひとつ考えていただきたいちゅうことがありますね。で、今、説明いただきました。そして費用対効果もありますんで、この件、継続ということでとりまとめさせていただきます。どうもありがとうございました。以上で再評価関係は終わりまして、次は事前評価に移りたいと思います。事前評価につきましては、国道212号、道路改築事業でございます。じゃあ、説明よろしく。

《道路課》道路改築事業、一般国道212号(耶馬渓道路)の事業説明

《議長》はい、ありがとうございました。じゃあ、委員さん方、何かご質問。これね、一番最初に説明に来た時に、費用対効果の場合は1以上になってたんですね。で、今度、1.6っていうことは、かなりその後いろいろ調査した結果1.6あると。それ以上あると。こういうふうに見て良いんですか。

《道路課》だいぶ、新規要望に際しまして詳細コスト、或いは便益の詰めをしていく過程で、コスト縮減等でコストの部分を削減しましたので、便益が1.6と、少し大きい数値というものにすることができました。

《委員》いい数値になったのですね。

《委員》質問ですけど。良いですかね。 九石ドームの大きさはなんぼで計算したんですかね。何を言いたいかちゅうと、ちょっと過大な感じを与えるね、二酸化炭素の削減量、今、僕が計算してみると、一年間分のを出してするというのは、ちょっと大げさな感じと言うか、受け取る側にですね。だから、九石ドーム分、年間300。おそらく44トンの時に22.4km3でこんなになるぞと書いてあると思うんだけども、こういう評価は良くするんですか。

《道路課》最近、道路事業では。これは大分県だけじゃなくて。

《委員》うん。ちょっとこれは大げさな言い方でね。じゃあ、九石ドームの大きさは、僕は計算が間違っているような気がするんで、いくらで計算したんですかって聞きたい。九石ドームの体積を。つまりこれはね、正式にはCO2のCの何トンって書くべきなんですよ。

《道路課》ちょっと今、手元にデータが。

《委員》うん。これは何となく、感覚的にするんですけど、これは科学的なデータとして炭素で。これは、炭素で何トンですか。それともCO2で何トンですか。

《道路課》8,810トン。一年間。

《委員》Cじゃなくて、CO2としてですね。

《道路課》はい。

《委員》間違いないですか。

《道路課》配付資料には、そういうふうに書かせていただいています。

《委員》うん。ここに書いてるんだけども、そして、つまらんことにこだわって悪いんだけども、300個分というのは、大したことはないなって、僕は思ったんですよ。こういうのよく使うのかなというふうに。表現の仕方でね、これはとっても良いぞというのを何か誇張して感じるもんですからね。

《道路課》ちょっと、効果を大きく出そうとするあまり、ちょっと誇張しすぎというようなふうに見られるかもしれません。今、大分だけじゃなくてこういうふうに表現することが多いものですけど、また、詳細等を我々の方もきちんと勉強して。

《委員》どうでも良いと言えばどうでも良いんだけども、分かったような分からんような表現になるんでね。例えば、ガソリンの節約はいくらになるかの方がね、自動車の場合は、二酸化炭素がこれだけ減りますよと言うよりは、燃費がこのくらい減りますよとの方が分かり易くないですか。

《道路課》そうですね。基本的にはB/C。所謂Bが時間短縮等、金銭換算した効果なんですけど、そちらの方が効果の表し方としては、最も良いかと思いますけれども、いろんな地球環境問題が議論されてますので、最近、こういうものを少しプラスαの効果として表現させていただいておりますけど、ちょっと表現に仕方につきましては、我々もちょっと勉強させていただきます。今後。

《委員》すんません。

《議長》この事業につきましては、ここに書いてございますけども、北九州空港、或いは大分空港ね。接続する非常に重要なあれなんで、地域の方々がこういう期成会を作るということは、当然、そういう必要性を感じているわけなんで、この点の、非常に意義があるような感じがしますけども。じゃあ皆さん、これよろしゅうございますか。

《議長》じゃあ、「事業を実施」ということで、意見を十分尊重してですね。続いて同じく庄の原佐野線。

《都市計画課》都市計画道路事業、(都)庄の原佐野線の事業説明

《議長》はい、ありがとうございました。何かございませんか。はい、どうぞ。

《委員》現地を見させてもらったんですけど、交通渋滞の解消には大変な効果があるんじゃなかろうかというふうに期待を持っております。ただ一つ懸念されるのは、文化財の中心の部分を通って行きますので、その部分ができるだけ早く解決できると良いなと。可及的速やかに実現してもらいたい道路ではないかなと思われます。10号線につながるだけでも効果は大きいかと思うんですけどね。最終的には下郡中判田線につながるという大変素晴らしい道路になるんじゃないかと期待しております。以上です。

《議長》はい。

《委員》シンボルロードは県じゃなくて市になるんですかね。駅南の。

《都市計画課》区画整理の中でやりますので、市で。

《委員》そうなんですね。あそこの先に、何かトンネルを造る計画があるって聞くんですけど、何か実現しそうにないようですね。

《都市計画課》都市計画上、計画決定されてますが、まだ具体的に、いつ着手という話はありません。

《委員》無いんでしょう。

《都市計画課》はい。

《委員》あそこも何か高架が多いと思うんですね。街中で道路を造る時、よく用地が高いからっていう理由でなかなか進まないんですけど、トンネルだとそういうことが少ないのかなと思って。ちょっと郡部の方へ行くと、3キロメートルとか平気でトンネル造るんですけど、わずかあそこの1kmぐらいがなかなか計画にならないのは何故かなというふうに思ったりするんですが、いつもバイクで上野を通って通勤してるんですけど、もう地方の離合できませんとか言うよりか、学生とおばあちゃんとトラックと、もうすごい狭い4mぐらいの道を朝、すごい混雑してるんですが、そういう計画は、県の方ではあまり検討されてないんですかね。

《都市計画課》都市計画の事業は第一義的に、その都市がやるというふうになっています。それで、市がやるのに不都合があるとか、県がやった方が良いというやつは県がやるんですけれども、今のところあそこは県道の位置づけもございませんし、市の方が施工するものというふうに考えております。

《委員》分かりました。

《委員》私の希望から言うとね、この事業の必要性は自動車関連だけじゃないんですよ。あの背後地にある地場中小企業との連携があるんで、自動車産業等、ぐらい入れてもらうとありがたいと思います。

《都市計画課》分かりました。

《委員》下郡の団地のところとか、後背地の中小企業の出荷にも。で、もう一つ教えて欲しいんですけど、先ほどから交通渋滞に資すると言われてるんですけど、ちょっと疑問はあってですね。下郡バイパスから上がってきて滝尾を渡って大分市内に入ってくるのと、あそこの下郡のガード下でぶつかってて渋滞が起こってる。現状は、そこでぶつかって起こってると思うんですけど、これ、流しても、どのみち10号線に出ますよね。車。下郡から下りてきて、この新しく造った庄の原佐野線で川を渡って、そのまま高速へ乗っていってくれたら何の問題もないんでしょうけども、多分、現状、10号線を使いますよね。ほとんどの車が。となると通常考えられるルートは、210号は、あそこは橋を落とすとすれば、当面10号に入ってくるわけですよね。で、10号に入ってきた、やっぱり街の手前で滝尾橋を渡った先で、また渋滞ポイントができるんじゃないかというようなことが、単純に考えたら思うんですけども、そうすると渋滞緩和にならないんじゃないかという気は、ちょっと。直感的な理解として。それで、前回、全体を動かしてみた時に、どう動くんですかっていうようなことを、ちょっと質問させてもらったわけです。210号のところで全部工事が終わっても、結局その先、そこのところの10号で。要するに10号があの状態なんで、あそこで止まるんではないかというような懸念を抱くわけですよね。

《都市計画課》10号、今、4車化を進めておりますんで、他の橋梁、どう言うんですか、もっと上流側で渡るよりは、その渡った先が4車で抜ける。まだ具体的に事業化の目処は立ってないんですが、10号を渡って197号までの部分について、市の方が幾分検討していると。まっすぐに出てですね。庄の原、中島三芳線という道路。電電公社、NTTの近く、少し広がっているんですけれど、それプラス道路の残りの部分が整備されれば、そういったことも考えて、かなり効果が出るんじゃないかと。

《委員》いや。通常考えたら、中心部を迂回させて出すわけですよね。要するに、中心部に向かう車と中心部を通り抜けて別府の方へ抜けていく車を分離させてしまって渋滞を緩和するというのが、普通考える方法ですよね。

《都市計画課》内環ができれば良いのですが

《委員》運転してて思うのは、多分、このまま渋滞を緩和していこうと思ったら、大分インターの手前まで行って、そこから西大分の方へ抜ける道に入って。 

《委員》そっちの車が。朝、あそこすごい渋滞してますよね。それもあるんで。

《都市計画課》王子町椎迫線は通勤時間帯に混んでいます。 

《委員》そういうようなことが起こってくるのかなというような気もしてて、結構、中心部の交通体系というのは、非常に。ここを太くしたら別のところが止まるというようなことに、今、なってるのかなと思ってたんです。高速料金が安くなれば、かなり利用率は上がるのかなとは思うんです。その辺りどうですかね。工場の人に聞いても、なかなか高速で運ぶことはしないと。要するに輸送コストの上昇になるんで10号を使いたいと、みんなおっしゃるんでですね。そうなるとやっぱり。10号が非常に発達してきて、4車線、先ほど言われたように非常にスムーズになってきてるんですけど、そこへ至る道が、ちょっと拡幅なり、今後考えていただいて、中心部を迂回するようなかたちで太いパイプができてくると、これが生きるのかなという気がします。これ、絶対要りますよね。この道路が無いと、もう中心部、パンパンになってしまってて。これ、ちょうど中心部を外に流すような道になるはずなんで、その先が、是非。ちょうど赤い、要するに駅中心から、あの当たりを迂回するかたちで別府の方へ抜ける唯一の。後は全部、中心部、駅前を通りますので。

《都市計画課》この道路に続く白木庄の原線が完成すると良いと思います。

《委員》ええ。思われますし、それぐらいは今後、大都市として要るかなという気はします。

《都市計画課》確かに通過交通が駅前を通らずに済みますから、流れは良くなるのではないかと思います。 

《委員》流れると思いますね。できればできるほどそっちへ流れると思うんです。

《議長》大分市自体の道路計画が、別途いろいろと問題がありますので、その辺りを十分考えて下さい。とりあえず、この庄の原佐野線については実施ということでよろしゅうございますか。

《委員》ちょっとよろしゅうございますか。

《議長》はい。

《委員》私が事業効果について、数値で示すようなことでご注文しましたので、大分川の交通容量の関係についていろいろ資料を調べていただいてありがとうございました。現在の、あっちこっち一カ所渋滞が無くなると、必ずその次にどこかに渋滞が出てくるんですよね。全体的に車の量が多すぎるということが、一つ問題点があると思うんですけど、今、大分市内、ずっとあちこち動いてまして、いちばんホッとするのが橋を渡った時ですね。橋を一つ渡ると、ああやれやれと思うのは、現状がありますので、その先での問題というのは、またその先で考えていただくとして、さし当たって手前の川から渡っていただきたいというのが私の気持ちで、是非、できるだけ早急にお願いしたいと思っております。

《委員》今の大分川に架かる橋の説明は、大変必要性を考える上で良かったと思うんですけど、今度、逆に見なかったら良かったなって思うのが、橋の設計台数からした時に1.5倍とか、なんか過剰な使い方をしてますよね。その時に大分川に架かってる各橋のチェックとか、例のアメリカでああいう橋が落ちたような事件があったもんですから、そのへんの管理なんかは、やっぱりしっかりやってもらいたいなちゅう、なんか不安になったんですけどね。設計台数を大幅に超えて、今、車が渋滞で通っているような気がしましたので。

《都市計画課》それは庄の原佐野線ができなかった場合ですので、これをきちんと整備して、そういうことにならないようにしていきたいと考えています。

《委員》今までかなり長い間、そういう使い方をしているわけですよね。

《都市計画課》先ほどの数字は、将来ですね。交通量がこれから増えた時に、庄の原がもしできなかったら他の橋にそれだけの負担がかかりますよという数字ですので。

《委員》じゃあ、今はそういうことじゃないわけですね。

《都市計画課》はい。それがそうならないように、是非、橋を架けたいと。

《委員》はい。安心しました。ありがとうございます。

《議長》じゃあ、ようございますか。

《委員》はい。

《議長》じゃあ、この事業は実施ということで、とりまとめさせていただきます。どうもありがとうございました。以上で事前評価を終わります。休憩に入るんですか。やりますか。どうしますか。10分間休憩。

《事務局》はい。10分間ぐらい休憩をしたいと思います。

《議長》10分間、休憩いたします。

《事務局》3時5分から始めたいと思います。


-休憩-


《道路課》道路改築事業、主要地方道豊後高田国東線(両子工区)の事業説明

《議長》はい、ありがとうございました。今回から事後評価というのが入りましたので、特に評価を行う視点では、費用対効果とか、或いは、その実施の環境の変化とか社会情勢の変化とか、いろんな点が考えられますので、そういう観点からご質問していただきたいと思います。まず最初、私ですけど、費用対効果の問題で、最初は1以上ということなんですが、これは始めた時は、だいたいどれくらい予想されたんですか。費用対効果、1以上を狙ったわけでしょう。だからどれぐらい狙ったんかなと。実際は、さっき言ったように、2.78あったちゅうんじゃけども。

《道路課》はい。まず平成6年に事業着手した時点では、B/Cの計算を要さないという時代でございまして、初めてB/Cの計算をしたのが、平成10年頃になります。その時点で1以上ということなんですが、2以上の大きなB/Cが算定されておりました。

《委員》ああ、そうですか。はい、分かりました。

《委員》これは10年度のB/Cの計算と、実績がほぼ予想通りの効果を上げていると認識してよろしいでしょうか。

《道路課》そうですね。計算結果は、ほぼ予想通りということで、実際に走ってみても、だいたいそういった感覚が得られているものと思ってます。

《委員》両子寺の若い住職さんが、大分のツーリズム大学で今、勉強されてて、とても観光にも関心があるようで、この前は狂言をご自宅で、お寺でされて、ちょっと呼んで頂いたんですけど、国東は観光資源としてはすごく素晴らしいものがあるんですけど、今までもやっぱり、道路が分かりにくかったりクネクネしてて、一回行ったら、なかなか次に行けないような場所だったので、やっぱりこんな道路ができると地元の方もやる気が出て良いんじゃないかと思いますので、よろしくお願いします。

《委員》例えば、これは、そこに見直しの必要は無いてあるんですけど、見直しちゅうよりも、こうしたら良いじゃないかという改善とか、そういうのは無いんですか。

《道路課》改善の、この事業そのものとしては効果を出したということで表現しているんですけど、まだ我々も、国東半島、いろんな資源があります。一部には、道路標識ですか、案内標識がちょっと不適切であるとか、道路に関するいろんなニーズっていうのはありますので、この事業に限らず、そういったソフト面も、今、継続して、いろいろ計画しているところですので、今後も国東半島の観光振興のためにできることをやっていきたいと考えてます。

《議長》あそこを通ってみた感じでは、観光面とかそういう点では新たな視点が出るような気がするんでね。良うございますか。

《議長》じゃあ、分かりました。今後、前向きに、いろいろな点がありましたら積極的に。改善ちゅうよりもプラスαにしていただくとありがたいと思います。じゃあ次に、河川課の大肥川ですね。よろしく。

《河川課》統合一級河川改修事業、大肥川の事業説明

《議長》はい、ありがとうございました。どうぞ。

《委員》本当にそのとおりだと思います。実はうちの学生が、その魚を実際は調べたんですね。こういうやり方を今後、続けていただくということでお願いしたいと思います。

《委員》現地、見せていただいたんです。結構、非常に良かったです。

《委員》ああ、そうですか。

《委員》ええ。あの頃の整備で、今であればもう少しとおっしゃってましたけど、当時としてはいろいろ工夫されたという気がします。

《委員》改善点をその次に工事に皆さんでちゃんと検証されているところが良いなと思いました。なかなか日本の河川は水量が多くなったり少なくなったりして、安心して遊べるような河川というのがすごく少ないので、よく、こういうふうに大丈夫になったら、あと廃川してしまうことが多いんですが、残していただいて公園として利用できるっていうことで、広く知ってもらって、もっといろんな方にここで川の学習なんかしていただけると良いかなと思いますので、この辺の工法とか、また、よろしくお願いしたいと思います。

《河川課》河川課長ですけども、実は、これ、事業時間が27年と、非常に長い河川なんですけど、その後、そういうことで、平成前、昭和時代からやってまして、当時は河川もコンクリート護岸を造りながらやっておりまして、下流の方に行くと、コンクリート護岸、まだ残っております。だんだん上に行くほど平成の時代になりまして、ここは多自然型河川改修事業ということで新たにどんどん取り組んでいる箇所なんで、河川改修の歴史みたいなものが見える河川でもありますので、そういう目でも見ていただいて、ご指摘、お褒めの言葉をいただいて、大変ありがとうございます。これからもどんどん取り組んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

《委員》例えば、こういう河川改修するでしょう。そしたら、住む魚の種類とかなんか変わってきますね。そういったことに対する地域住民の関心とか、子供の遊びとか、そういうのはどうですかね。

《河川課》ここの場合は、できるだけ改変しないようにという考え方で河川改修をやっていこうと、今、しております。逆に、瀬、淵などをちょっと造って、今、できれば、前、河川改修の従前の前の魚種がもどれば良いなっていうふうに考えてやってます。それから地域の人との取り組みなんですけども、学習ですけども、ここに居られる川野先生とタイアップして、水質調査のやり方とか、子供さんにそういう水質の調べる方法とか、魚を調べる方法とか、いろんな取り組みをやっております。そういうことで、河川改修事業といっしょに、そういう地域の方と協同して事業を進めるような取り組みをこれからも進めていきたいというふうに思っています。

《委員》僕は、オヤニラミというのを初めて聞いたんですよね。魚の名前。

《委員》ここに、こうある魚。目が。

《委員》ああ、そうですか。

《委員》僕も学生から教えてもらいました。

《委員》親を睨むんですか。

《委員》目がこう付いて(不明)。

《委員》顔つきが悪いんですね。

《委員》眼つきも悪い。

《議長》じゃあ、この件につきましては、良うございますか。

《議長》じゃあ、次にいきたいと思います。じゃあ、港湾課。守江港納屋地区、地方港湾改修事業。お願いします。

《港湾課》地方港湾改修事業、守江港納屋地区の事業説明

《議長》はい。どうぞ、ご質問。

《委員》文章にはなってなかったんですが、口頭で言って下さって少し安心したんですが、この港湾の整備によって、関西からは時々訳の分からん土がいっぱい入ってきましてね。だからそのへんのことについては、やはり大分県の行政としては、やはり今、口頭で、文章ではない口頭でお話しがありましたけども、そのことはやっぱりきっちりしておく必要があると思います。そのために条例も作りましてやっておりますが、直接、港湾を整備したのが悪いと言うわけじゃないんですが、そういうことがあったということは、やはり私たちは知っておく必要があるというふうに思いましたんで、もう一度申し上げました。どうもありがとうございました。できれば文章にちょっと入れてくれてたら良かったですね。

《委員》例えば、今、この守江、ここに入ってくる船なんかは、自由に入るんですか。どっか規制してるところがあるんですか。

《港湾課》新しい港が、これの上方の赤丸が守江地区と申しまして、3.5mですので、ここは大きな船を入れようとすると前の干潟等がありまして、潮が満ちるのを待って入ってます。で、新しくできました納屋地区、下の大きな丸の方はマイナス5.5mありますので、守江港に入港する船舶は、常時入港できます。いつでも入港できるということになっております。

《委員》現地で説明を受けたんですけど、土もそんなになんか、盛土に使えそうな良い土だったんですが、一応何か、生活環境課の方に総て届け出が出ることになってて、私も、何か埋め立て税っていう条例を作る時にいっしょに考えたんですが、トン当たり500円のお金を取るために総て届け出るそうなんです。それで生活環境課の方も大変気にしてて、抜き打ち検査みたいなのをしょっちゅうしてるということで、ちょっと安心しましたのでお伝えしておきます。

《委員》この辺りは、費用対効果も他所より増えてるね。

《委員》ちょっと気になったのは、元々遠浅の海なので、しょっちゅう浚渫しないと船が寄り付きにくいとかいうことをお聞きしたんですが、その浚渫は県の費用でして、営業は民間の方がするということになると思うんですけど、そのへん、どのくらいメンテに費用がかかっていくとかいうことは、その費用対効果の中に含まれているんでしょうか。

《港湾課》今のところは入ってないですけど、常時、深さを調べて、船が座礁したりとかすると、もう大変なことになりますので、県もお金がないんで、いろいろ災害の対応とかで、過去、いっぺんは掘った経緯はあります。こういう地形ですので、そういう恐れは十分あろうかと思いますけど、今のところは入ってません。

《委員》浚渫したというのは、一回だけ。

《港湾課》浚渫につきましては、平成16年の台風が3つ来た時に一度だけ。県としましても、通常の深さよりも50センチメートルぐらいの余裕は持ってるんですけど、それがちょうど、あのところで10センチメートルぐらい溜まりまして、そのへんの話で浚渫を一度だけ行いました。

《委員》私、納屋地区については、今の説明と○○さんのご指摘でぜんぜん問題は無いと思うんですけども、守江地区のこの利用形態に関して、もう一回考え直す必要があるんじゃないかという気はします。つまり、ここ、納屋の方で5.5で、もう一カ所で集中管理する方が監視という意味では合理的でしょうけども、そちらの遠浅の方の港の使い方を、少しいろいろ検討されたらどうかなと。今の状況の利用の仕方以外にいろいろあるんではないかと。遠浅という活用した別の方法があるんではないかと思いますので、そういう使い分けを、今後、考えられた方が利便性が高まるんじゃないかと思いました。

《港湾課》利用者さんとか市とかの意見を聞きながら考えていきたいと思います。

《委員》すいません。守江湾は、地元の方々も、守江湾を守る会とかいろんな人たち、リゾートホテルの社長とかいろんな人がおって、皆さん方の工事にもいろんな意見とかやっておられるんでしょうから。

《委員》例えば、今、守江湾、納屋地区でも良いんだけども、これを今後どうするとか、例えば貨物の必需、或いは県北辺りの地場企業の発展に伴って、この辺りをどうしようかなと、その辺りは考えるんですか。

《港湾課》一応、この北側に国東港、日出港と、かなり港が整備されてきましたので、先ほど言われたように特色を持つとか連携をつなぐとかいうようなことを考えていきながら、もっとやっぱり、必要な時に必要な場所みたいなかたちとか、土砂の集中管理を徹底するならここにするとかいうようなかたちのことは、今後、杵築市、また国などと相談していきながら、港の利用形態は、やっぱり必要なかたちに変えていかなきゃいけないとは考えてます。

《議長》最近、進出企業のあれを見ると、やっぱ県北、大分県の北の方が、どんどん工場進出してるからね、それに伴う貨物量なりいろんな出荷とか、そういう物流が変わってくると思うですがね。特に海を利用したね。その辺りを十分、今後、港湾課の方で頭に入れておいてもらうと良いと思うんですけど。よろしゅうございますか。

《議長》じゃあ、この件については、今後また、そういった将来の発展もありますので、十分、考えていっていただきたいと思います。じゃあ、その次は、国東川南地区ですか。

《農村基盤整備課》県営ほ場整備事業、国東川南地区の事業説明

《委員》僕はよく分からんけどね、例えばほ場整備、これは、今後、どういう考え方ですか。誰かに聞くと、もうほ場整備は一段落したんだというふうな話を聞くんだけどね。

《農村基盤整備課》 現在、県全体で約2万7千haほど。農振、農用地面積に対しまして、県全体で、約73%進んでおります。その中に特に進んでおるのが、旧宇佐院内を含めた、宇佐市が、もう90数%整備されております。いちばん遅れているのが都市部の大分市ではなかろうかと。今後のほ場整備も、これは農業、いろんな生産を上げる、もちろんそういう基盤でございますけども、いろんな洪水調節機能とか、いろんな農業多面的機能の発揮をする場でもございます。そういうことで、やはりいろんな、当然、残っているところが中山間地域の更に周辺部とか、そういうところでございますので、やはりいろんな地形に合った整備方法も取り入れながら、また、いろんな施設等も取り入れながら進めていきたいし、また、これまでは、40年代とか50年代は、主に米作りを主でほ場整備をやっておりましたけども、やはり汎用化対策と言いますか、畑としても使えるような格好で、今後は、整備されたところの排水対策も、引き続き図っていきたいと考えておるところでございます。

《委員》何か山間地なんかで、小さいところは今までやってきたけど、こういったほ場整備して広域化しないと山村に若者はいなくなるよと、それをどうするのかというような意見をちょっと聞いたものでね。

《農村基盤整備課》周辺部につきまして、やはり年々高齢化していくし、なかなか、そのまま放置していきますと、やはり耕作放棄ということもございますし、やはり現状のままでは荒れていくという、やっぱり、可能性も高うございますので、やはりそうやって維持していくためにもいろんな地域の地形条件をある程度加味しながら、いろんな工法で取り組んでいきたいと考えております。

《委員》新しい農業法人ができたということなんですが、専業の若い方とかが帰ってきたりということがあるんでしょうか。それとも地元の方、もう高齢の方が何とかより集まって作ったっていうような。どうなんでしょう。

《農村基盤整備課》先ほど説明したんですけど、事業着手前は、特にこの地域のことを説明したつもりなんですけど、この地域では60戸の方が、事業実施前は、それぞれ各農家が耕作を経営されてたんですけど、それが高齢化とか営農意欲の衰退とかで、だんだん減少していって、現在では15戸で。この15戸が何とか農村環境を守っていかなきゃいかんということで、各種農業施策の取り組みもありますけども、法人組織、特定農業団体を作って何とか維持して守っていこうというかたちで取り組んでまして、新規就農者がおられるとかいう話は、まだ伺ってません。

《委員》何か同じ大豆を作っても、イモリ谷は何かブレイクして、若い人もたくさん戻って新しく入られたりしてますけど、何かそういう意欲的な取り組みがここで行われると良いかなと思って。

《農村基盤整備課》先般、事業説明会の時にもお話ししましたけども、今、この地域、米中心から麦大豆の取り組みもしてるんですけども、麦については、宇佐市豊後高田の県北地域に次いで、今、この東部局管内ですけども、国東市がそれらの地域に次ぐ麦の生産量を誇るような、今、状態になってます。で、品質についても良好ということで、かなり高い評価を受けている地域になっております。

《委員》航空防除の話とかが出てたんですけど、佐賀県は、有機JASを取ると、反当たり3千円とか5千円とかの補助金をもらえるみたいなんですけど、今年からって聞いたんですけど、大分県もそういうようなシステムがあるんでしょうか。そうすると、知り合いの方、佐賀の方で、菜の花を作って、菜種油がリッター2万円とかで売れるらしいんですよね。とても採算があるというようなことも聞いたので、そうすると景観上も良いですし、何かそういう、せっかくほ場が綺麗になってしたのであれば、そこで何をするかということも、また、これから検討されると良いかなと思います。

《農村基盤整備課》私たち、ハードを預かってる部門ですけども、今、委員さんなんかおっしゃられたとおり、ソフト部門と連携をしながら、より高度利用を図っていきたいということで、若干、私ども、まだ勉強不足もございますけども、そういういうことで現在、以前もそうですけども、今後とも取り組んでいきたい考えております。

《委員》すいません。この前説明をいただいたところが、今、説明のあったところですよね。○○さんですかね、この前、居られたのが。

《農村基盤整備課》はい。

《委員》県の職員でもあり地元住民でもあるという方で、ものすごくやっぱり熱意を持って取り組まれたというのが説明でよく分かったんですよね。トラクターはこういうふうに回るから回りやすいようにしたとか、その時には二枚いっしょに刈り取りができるような畦の作り方をしたとか、それから草刈りですね。
この2mの高さでやりやすいようにしたとか、やっぱりそういう、非常に工夫をされて、とてもやり易いように努力されたっていうのが分かりまして、だから逆に言うと、専業じゃなくても、あの方も多分、だから、普段は県職員として働きながら休日に農業をしてるってかたちでしょうけど、そういうふうにしながら、でもできるようなかたちになったっていうのは、一つのすごく大きい進歩と思うんですよね。で、うちの近所も何年か前にほ場整備をしたんですけど、刈り取りはライスセンターに頼んでるんですが、こちらは何か、法人で自前のトラクターがあるっていうふうに聞きましたので、非常に体力のある法人なんだなと思って感心しました。で、説明の中で、一つの石を投げたら波紋が広がるように、何か自分が行動を移すことによって良い方の影響がどんどん広がっているのでということを言われてまして、そればかりじゃない、苦労もいっぱいあっただろうっていう話も後であったんですけど、やっぱりこれは、そういう意味で非常に、一人か分かりませんけども、やっぱり責任と情熱を持ってやることによって大きく進歩するということで、とても高く評価できることではないかなと思って、私は感銘を受けて帰りました。

《農村基盤整備課》やはりほ場整備というのは、委員さんが言われたように、やはり地域活性化の一つの基礎づくりと言いますか、やはりこれを機に、やはり地域の方々がいろんな知恵を出していただきながら、やはり頑張っていくというのが、やっぱり私どももお願いをしたいところでございます。

《議長》はい。じゃあ、良うございますか。

《議長》はい。じゃあ、どうもありがとうございました。よろしくお願いします。じゃあ、日田地区ですね。

《農村基盤整備課》広域営農団地農道整備事業、日田地区の事業説明

《委員すいません。いいですか。

《議長》はい。

《委員》ちょっと質問なんですけど、この事業は予定より早く終わったわけですよね。この事業についての質問ていうか、さっきの庄の原佐野線は、もう9年間で終わる予定。で、両子寺の方の道は15年間でできて、で、これは予定では27年かかるはずだったので21年ぐらいで終わったということですよね。で、さっきの大肥川は、27年かかる予定で27年かかったんですよね。そういうふうに、どういうところで工期の長さっていうのは決まってくるんでしょうか。

《農村基盤整備課》他部局の事業につきましては、ちょっとコメントする立場にないんですけれども、農林水産省の補助事業につきましては、昔はあんまり工期というのは、要は、予算が付いたしこ、という考え方だったんですけれども、今はだいたい、予定工期というもの、だいたい決められています。これぐらいの事業であればこれぐらいの年限でやって下さいというふうに決まってます。この広域農道の日田地区は古い事業でありますので、その当時は今のように限度工期という考え方がなくて、計画変更を行った時に、今のペースで行くと平成20年度じゃないと終わらんなというふうなことでから、一応、予定工期20年と定めたんですが、ちょうど、まだ日本国内、景気が良い時期があって、もっと早くせな効果の発現が遅れたら、やっぱり効果は十分発揮されんじゃないかということで、県の方でもふるさと農道という国庫補助だけじゃなくて県の単独事業というのを組み合わせで、ちょっとでも進捗を早めようじゃないかというふうな時期が一時期ありまして、それがこれで、先ほど説明しましたふるさと農道という事業、県の単独の事業を投入して短縮したということでありますので、一般的にはやはり、国の予算付けというのは、そうは大分県の都合だけでは決まりませんので、ほぼ予定工期どおりで行くのかなと。場合によっちゃ、用地買収が遅れたりとか予算以外の要因で遅れる地区もありますけど、予定工期という考え方は、そういうふうな考え方でございます。

《委員》はい、分かりました。

《議長》良いですか。

《委員》何か一番最後の文言が、委員長も言われたけど、マイナス方向な感じがするんですよ。それで、ここの場合だと、もう珍しく生産高が上がっているわけですよね。だから、そうであれば書き方が、例えば、こういう効果を発現できるような計画が他にもないか、今後の計画をしてみるとか、何かそういう積極的な前向きな書き方ができないかなと思うんです。何か必要とか改善措置は無いっていうのは分かるんですけど、何となく責任は逃れたよというような印象の言葉なんで。

《農村基盤整備課》本来ならば広域農道ができたおかげで、これだけ農業が発展しましたと書ければ、我々としてもいちばん誇りに思うところでございますけれども、現実としては、我々のハードを作る部門とソフトウェアを担当している部門が一体的になってから農業という産業が成り立っておりますので、我々だけの手柄だけではないという趣旨でこういう書き方をさせていただいているようなわけです。

《委員》何か誤解させるような気がするね。もう、一切、これで終わったんだと。一切改善しませんよということじゃないんでしょう。やっぱり事業をする以上は、だから、常に改善したり収益を求めなきゃいかんのでね。

《事務局》すいません。ちょっと事務局から。一応、今回の事後評価についてのまとめ方としては、どうしても、もうここでもう一回、来年度もう一回出してもらわんと、ちょっと内容の理解ができないというのがあれば、それは事業評価の必要性があったということになって、また再度、来年、出してもらうような格好になります。で、もう一つは、現地を見たりとか話を聞いた中で、このまんまであれば効果の発現がちょっと見込まれないじゃないかというような状況があれば、この部分をちょっと改善してくれというようなことをこの場で決めていただくという、この二点だけに、実は、最終ポイントがなってるんですよ。で、先ほどの皆さんのお話の中で、この事業の中で非常に特筆すべきような改善点とかあった場合は、そういうものもちょっとこの中で謳ってくれっていうような話もございましたんで、そのへんちょっと、まだうちの方のこの事後評価の書き方の中で、ちょっとその部分がまだ無いんですよね。ですから、反省点は懸命に上げてもらってるけど、良い面と言いますか、この事業の中で他の同種の事業の中では無いような良い面があるというようなことも、ちょっとアピールしてもらえると他の事業にまた反映できるっていう話ですよね。○○委員の話とかは、ですね。

《委員》そうです。

《事務局》実は、そういう項目が設けられてないんですよ。ないんでですね、是非、そういうものを良いものとして提言していただいて、そういうものも書く欄を設けよ、ということであれば、今度、次回の委員会の中では、そういうものを設けていきたいと考えております。

《委員》それでしたら、さっきの農道の件について、本来の利用目的以外に、例えば観光で大いに利用できるんじゃないかとか、そういった効果を何とか費用対効果の中に入れていただけたらという気がするんですけどね。難しいことだという気はするんですけどね。

《農村基盤整備課》今のところ農林水産省の補助基準が、ベネフィットの分につきましては、5割以上を農業の関係のベネフィットで出して下さいと。それが補助基準ですということになってますので。だから実際は、B/CのBをもっと、例えば土木建築部さんの方は3のベネフィットですというふうになりますが、我が方はなかなか、そういう出し方でありますので、1は行きますが。なかなか2とか3とかいう出し方を、その他のベネフィットで出せば、実際は1.5とか出せるんでしょうけども、この地区につきましても1.04という出し方に、最終的になります。

《事務局》ベネフィットの出し方は、どうしても各省庁の、所謂それを採択基準の中で決められてるんですよ。ですから、そういうものを数字として上げて、国の方に申請は、もう今のところはできないと思います。ただ、国とそういう予算要求をする中で、こういう委員会でこういう意見もありましたよということは、もう言っても良いと思うんですよ。そういうのを更に声を大きく。

《委員》何か省庁に向けて、こういう委員会で確認してもらいましたから出させてもらいますと言うための委員会なのか、その事業評価っていうの自身、私自身は、県民に対して県が説明するよと、やったことはこれだけの効果がありますよ。ここは悪かったが、次はこうします。改善しますっていう、何か対県民に対しての委員会かなと思ってたので、省庁で出さないものは書けないとか、そういう、そのへんが、基本のところがちょっと揺らぎました。今日。

《事務局》出せないということでは決してありません。ありませんけども、所謂B/CのBだけは数字で出てきますので、勝手に担当者がそういうものを、副次的なものを入れて出すわけにはいかないということです。で、もちろん、そういう県民に対してのこの会ですので、そういう改善点と言いますか、今、おっしゃっていただいたようなことを書く欄と言いますか、副次的効果はこういうものがあったとか、ここ、特にこういう良い面があったとかいうようなことを書くものも、この個表の中に入れなさいということでお示しいただければ、それはまた事務局の方で次回からは変えていきたいというふうに考えてます。

《議長》その問題については、別途、席を改めて論議した方が良いんじゃない。

《一同》(賛成の声)

《委員》確認なんですけども、先ほどの説明で言うと、今後の事業評価の必要は無しという意味は、要するにここの評価の出し方が悪かったという意味なのか、つまり、要するにこの評価の説明が要するに不十分なので、もう一度説明しろという意味なのかどうか(不明)。

《事務局》事後評価の再度の必要性というのは、所謂、ここでこの事業は一応、事後評価として適当であるというふうなことであれば、もう必要ないということになるんですけど、再度、もう一度詳しくいろんな調査をして、来年、次回、また。

《委員》要するに説明不足でですね。(不明)

《事務局》ええ。そういうことです。そういうことがあれば、再度出してくれということになります。

《委員》それと二点目のやつは、改善の余地、つまり、要するにこちらが評価して整備されたものが不十分であるということで整備し直しに伴って、それに対して再評価を行うという意味ですよね。

《事務局》はい。

《委員》その二点。だから意味、違いますよね。つまり、要するに前半の部分は、今後の事業評価の必要性はないという意味は、今の評価の説明で十分であったと。委員会が認めたという意味ですよね。

《事務局》そのとおりです。

《委員》で、後半の部分は、要するに事業そのものの効果が改善の余地が必要であるという意味ですよね。だから、次元の違う(不明)。

《事務局》ええ。二つ。それぞれ違います。

《委員》うん。で、それを一つの言葉で、及びって書いてるから混乱が起こるんで。

《事務局》ああ、申し訳ございません。二項目になります。

《委員》そうです。二項目ですよね。

《事務局》はい。二項目です。

《委員》ですから、評価の仕方が良くて、我々は十分評価できて、それで今後もこれで議論は尽くしたという言い方の方が分かり易いと思いますし。

《事務局》はい。そういうことでよろしいと思います。

《委員》すいません。ちょっと別のことですけど、良いですか。

《議長》はい。

《委員》今、書かれてるの、上の段落の方なんですけど、さっき原委員さんが言われたように、農産物の生産量の推移とかがはっきり数字で増えてるっていうのが分かってるので、それをはっきり書かれたらいいんじゃないかと思うんですけど。その数字としてですね。さっきの(不明)。2行目の、これこれ着実に増加しておるのところを何か数字で増えてますって書いて、3行目は、効果を発揮しているで切る。思われるは、もう付けなくて良いんじゃないかと思います。で、道が早くできたので効果が上がったわけですよね。もっと早くできたらもっと効果が上がっただろうと思う。だからたくさん予算を下さいとか、そういうのを入れるわけにはいかないんですか。

《農村基盤整備課》各委員の先生方からお励ましのお言葉をいただきましたので、なるべくもうちょっと積極的にPRも含めてできるような格好のご提案をしていきたいかと思います。ありがとうございます。

《委員》ただ、その数値は書いても良いんじゃないかと思うんですけど。後のは、ちょっと冗談ですけど。

《議長》はい。じゃあ、次にいきます。じゃあ、竹田ですか。

《農村基盤整備課》畑地帯総合開発事業、竹田地区の事業説明

《議長》はい。何かご質問がありませんか。

《委員》よろしいですか。委員長。

《議長》はい。

《委員》行かせていただきまして、大変素晴らしい大規模農場が展開されているということで、具体的には(不明)ことはできなかったですけど、何となく想像的に所得が非常に高いということで、農業の魅力あふれる地域になってるという感じがしました。以上です。

《委員》私もいっしょに視察させてもらいましたけど、久しぶりに元気の良い地帯を見せてもらって、とても気を良くいたしましたんですけど、国道につながる農道がいっぱいできてまして、力のある方々は、もう、その農道を使って、他所の地区まで耕作に、何かそういう話も聞きました。ちょうど行った時に収穫作業のところの現場を見まして、中国の方たちも雇い入れたりして、20人ぐらいでキャベツか何かをものすごくたくさん収穫していました。だから、ああいうものを見れば本当にうれしいなと思って、上手く稼働してるところだなと思いました。以上です。

《委員》私も行きました。税務署がちゃんと調べられたらどうしようかちゅうようなそんな。飛行機が来て、上でヘリコプターで写真撮られたら困るななんち、そんな冗談がでていました。

《議長》じゃあ、よろしゅうございますか。

《議長》はい。じゃあ、どうもありがとうございました。じゃあ、続きまして戸屋平宇曽河内線ですね。

《林務管理課》ふるさと林道緊急整備事業、戸屋平宇曽河内線の事業説明

《議長》はい。どなたか質問。

《議長》はい、どうぞ。

《委員》行ってきました。先ほどの市営住宅のところから始まって見せていただきまして、一個前の竹田の農業のように華やかさはありませんでしたが、やはり、市町村合併による周辺部の疲弊とか、そういう問題を考えると効果があるんじゃないかなと思いました。そして林道関係とか今まで見に行ったんですけど、あまり木を切ったりとかいうのを見れなかったんですけど、ここは大規模に、かなり木を伐採したりしておりますですね。林道にもかなり効果ができているのではないかなと思いました。以上です。

《議長》じゃあ、良いですか。

《委員》ちょっと私、質問ですけどね。資料の中で林道事業事後評価指標と、小さく書いた表がありますね。この表の中で、事業効果等というところを見ると、費用対効果分析というのがあって、最終の事業費から算出したB/Cが1以上と。その右の方に、B/Cを算出する事業評価対象事業ではないと書いてありますね。これはどういう意味ですか。

《委員》だから、この、今日の事業そのものがB/Cで出す事業評価対象ではないという意味ですか。

《林務管理課》 これ、当初、平成5年から始まった事業でございまして、その時点では、先ほどもよその課も言われたと思うんですけど、費用対効果を出す時期と言いますか、時でなかったもんですから、こういう書き方をさせていただいたところであります。で、実際に(現時点は)はじいています。

《委員》今日の説明の戸屋平宇曽河内線が、この対象になってるというわけでもない

《林務管理課》ええ。採択時点では、そのB/Cによって採択をするという、まだ年度ではなかったということで、こういう書き方をさせていただいてるところなんですけども。事前評価が、平成16年度から始まったということで、その平成5年の時点ではB/Cを出してなかったということで、こういう書き方をちょっとさせていただいています。

《委員》書き方は良いんですけどね。

《林務管理課》で、現時点で、一応、はじくのははじいております。で、それでは1.06という数字が出ております。

《議長》はい、分かりました。何か。よろしゅうございますか。

《議長》じゃあ、どうもありがとうございました。ご苦労様でした。それで一応、事業評価関係については、以上で終わるんですけども。

《委員》ちょっと良いですかね。事務局、僕、ざっと計算してね。先ほどの212号線の二酸化炭素の量。あれ、300倍じゃなくて30じゃないかな、ざっと計算して、僕は間違うとるかもしらんけども。

《事務局》分かりました。調べます。

《委員》これ、もしね、正式にやっぱ、みんなに触れるもんであれば正しく。もし8,800トン、僕、9千トンで計算すると、あそこのビッグアイの大きさが、高さが1mぐらいしかならんような計算になるんで、ちょっと。僕が間違ってるかもしれませんよ。もう一回計算をしてみてください。

《議長》時間も経過したんだけど、このその他。

《事務局》議事の中にその他がありますけども、昨年度の第18回の当委員会で、継続妥当という答申をいただいておりました、佐伯大入島東地区、離島港湾環境整備事業、これについて当委員会に付帯意見が付いておりましたのでご報告をいたしたいと思います。

《議長》どうも大入島関係で遅くてすいません。一つよろしく。

《港湾課》港湾環境整備事業、佐伯港大入島東地区の経過報告

《議長》何かご質問。例えば大入島辺りを対象にして外国資本が入るちゅう、そういう動きは一切無いんですか。

《港湾課》今のところはないです。佐伯市と港湾課と港湾経営室でポートセールスをやっていこうと。せっかく14mができるので、そういう背後地を含めて、何か有効活用ができないかちゅうことでお願いには行っております。

《委員》大入島辺り、若い者がどんどん出ているでしょう。高齢化しちゃうわね。そうした場合にどうするつもりなのかな。

《港湾課》現在、新しい取り組みとしましては、都会で退職をされた方々の島の中での受け入れとかいうようなことも考えておりますし、一応、セールスもしております。現在までに、少ないですけど2名ほど、佐伯市の方に、福岡の方で退職されて、今、住んでて、毎日大入島の方で釣り三昧みたいな生活をしている方がいるということは聞いております。また、佐伯市と共に企業の働ける場ですね。働ける場が何とかならないかというようなことで、水産加工場等の提案はしていますが、なかなかやっぱりどうしても反対運動と切り離しがうまくいかない部分もありまして、そのへんですべてに反対みたいなところからどうしても踏み出してもらえなくて苦慮しております。

《議長》一応、大入島の経過報告ね。お願いしておいたので。何か質問がありますか。

《委員》去年は委員じゃなかったんで、経過はニュースぐらいでしか知らないですけども。先ほど最後の方に言われた、できるだけ切り離してポートセールス等で、せっかくの14m岸壁があるんであれば、市長に頑張っていただいて(不明)。今、ポートセールスと公共事業の誘致と企業の誘致等も、県のヘッドが自分で動いて取ってくるっていうのが全国的な動きになってますけど。

《委員》なかなか、佐伯地区ちゅうのはね。交通のあれもあるし、なかなか。

《委員》佐伯地区は非常に経済的に苦戦してるんでですね、市長の方にも働きかけて、自らポートセールスに赴いていただくというのがいちばん良いんではないかと思います。

《委員》さっきの早期期成同盟っていうのはありましたかね。佐伯市の。

《港湾課》はい。

《委員》あれ、いつできたの。総会のその時期にできたの。

《港湾課》佐伯市の佐伯港総合開発促進協議会。これは大入島のためにできた組織ではなくて、佐伯港をどう上手く利用していくかというようなことを海運業者や商工会議所がいっしょになって、こういうことを要望していった方が良いというようなことでやってまして、近年は大入島のことも言ってくれてますが、それ以外に、やっぱり佐伯港はこうあるべきだというようなことを企業と県とかがオブザーバーで入りまして、その中で意見交換をする場になっております。

《委員》そういうところがあれば、そこからも上手く働きかけをしていただけると良いんじゃないかという気がしますけどね。

《議長》じゃあ、よろしゅうございますか。

《一同》はい。

《議長》じゃあ、どうもご苦労さまでした。ありがとうございました。以上で委員会の審議、報告は終わりですか。

《議長》それで後、今後の日程になりますね。

《事務局》一応、今日の委員会を受けまして、11月の20日ぐらいに、一応、知事への答申を予定しております。

《議長》何か付帯意見で、委員の中から、何かこれだけ付帯したいというようなご意見があれば、今すぐでなくても。今週ぐらい。

《議長》2、3日うちに事務局宛に、こういう意見を付記してくれというのがあれば、今回の審議を通じてそれをお願いします。後は。

《事務局》それから、先ほどご意見がありました事後評価の答申の方法ですね。そのへんについては、また、後日、また委員長さんとご相談したいと思いますので、よろしくお願いします。

《議長》じゃあ、以上で、何か事務局一つ。バトンタッチしますよ。

-------------終了