特集1 障害を持つ方々が安心して心豊かに暮らせる地域をつくりたい
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特集2 県民総参加の森林(もり)づくり ー森林は地球のだいじな宝ものー
特集3 ご利用ください 県政出前講座[保存版]
地産地消・とよの国の食彩 
県民レポーターによる訪問記
心ひらいて
21世紀に伝えたい「大分の風景」
地域の風だより

地産地消 とよの国の食材
鳥越朝香さん

(本耶馬渓町)

 海の幸と山の幸を使ってビタミン、カルシウムなどの栄養バランスに優れた「ねぎ入り五目かき揚げ」を考案したのが鳥越さんです。2月には大分県知事から、長年にわたる生活改善の活動に対して感謝状を贈られています。「昨年10月にこのコンクールで入賞して以来うれしいことが続いています。夫婦共に元気で金婚式を迎えることもできました」と鳥越さん。中津下毛地域から出荷される小ネギをおいしくたくさん食べてもらいたいと工夫した一品です。
平成14年「地域食材食卓づくりコンクール」優秀賞・特別賞
作り方
1 小ネギは小口切り、ニンジン・生シイタケはみじん切りにする。
2 干しヒジキは水で戻してザルに上げ、青のりは火であぶって手でほぐす。
3 小麦粉に片栗粉を加え、冷水で溶いて、塩、コショウで味付けする。
4 (3)に(1)と(2)と干しアミを入れて混ぜ合わせ、適当に分けて油で揚げる。
5 器に盛り、旬の野菜やカボスを添える。

ポイント
味見をしながら塩、コショウを加減する。
市販の天ぷら粉を使うと手軽にからっと揚げることができる。

材料4人分
小ネギ
100g

生シイタケ
50g

干しアミ
20g

干しヒジキ
10g

ニンジン 1本(50g)

青のり 5g

小麦粉 1カップ

片栗粉 少々

塩、コショウ、油 適量

旬の野菜、カボス 適宜



小野紀子(日田市)
「木材は生物、人間と相通じるものがある。基本は同じ細胞で出来ている」
 今回、日田産業工芸試験所を見学して一番印象に残ったのは、所長さんのこの言葉でした。近年、大量生産時代を迎え、いつの間にか私たちは自然のぬくもりを感じない物に囲まれて暮らしています。この試験所を訪れ、忘れていた木のぬくもりを思い出させてもらしました。木工家具はもちろん、接着剤や塗装材料など体に害のない素材を使って作ろうと地道に研究しているそうです(研究の成果はホームページで公開されています)。これからも、廃材の利用による自然環境に配慮した研究の成果や、素敵なデザインの木工家具などを私たちにたくさん提供していただきたいと思いました。
 耳寄りな情報を一つ。こちらに連絡すれば、予算や内容に応じて企業や特注の家具を作る作家を紹介していただけるそうです。自然素材の素敵なオリジナル家具を手に入れて、暮らしに木のぬくもりを加えてみませんか。
小野さんが描いたイラスト
 

 
大分県産業科学技術センター 日田産業工芸試験所
日田市石井町3丁目 10973-23-2213 FAX0973-24-7221
http://www.oita-ri.go.jp/

 今年は「世界人権宣言」が1948年に国際連合総会で採択されて55年目に当たります。
 21世紀は「人権の世紀」と言われていますが、世界の情勢や私たちの生活スタイルが変わってきていることによって、人権に関するさまざまな問題が新たに表れています。
 ところで「人権」とは何でしょう? 難しい定義は別にして、人が幸せに暮らしていけるということではないでしょうか。
 人権は、英語の「Human Rights」の直訳ですが、複数形になっています。私の人権も、あなたの人権も、みんなの人権も共存するのです。自分が幸せに生きていけるとともに、他の人も幸せに暮らしていける社会でなくてはなりません。
 55周年にあたって、今一度人権について考え、実践し、すべての人の人権が守られる社会づくりに参加しませんか。

写真
竹内 康訓
『長湯温泉』
(直入町)


中津市 伝統のハモ料理を皆さんに味わってもらいたい
 中島秀夫さんは「鱧(はも)の国塾」と書いて「とよの国塾」と読ませる、ハモ料理の普及と技術向上を目指す研究会の塾長です。塾には中津市内の16店と魚市場が参加しています。「中津市民にとってハモ料理は身近です。鍋の季節もお勧めですよ」と語る中島さん。会員店では、3千円から各店自慢のハモ料理を提供しています。

・・・中津耶馬渓観光案内所 TEL 0979-23-4511

大田村 地区住民で運営するポケットパークはだかた
 県道大田杵築線の波多方トンネル大田側出口のそばに、地元の住民が運営する「波多方トンネル直売所・いちみらんかえ」が、休憩所と広い駐車場と併せて開設されています。毎週金、土、日の営業日には、地区の女性2人が交替で勤務し、村内外からの買い物客に応対しています。販売する商品の多くは、付近のお年寄りがそれぞれの畑で育てた農産物で、直売所に納めるのを張り合いにしてるそうです。営業は10時から18時まで。

・・・代表 阿部辰明さん TEL 0978-52-2426

蒲江町 蒲江喰彩(しょくさい)伊勢えび祭り11月末まで
 蒲江の海の幸を磯の香りとともに味わえる「蒲江喰彩」シリーズ第4弾の伊勢えび祭りが開催中です。マリンカルチャーセンターなど町内の12店が、完全予約制でプリプリの伊勢エビの刺身とぶえん汁を含む盛りだくさんのコースメニューを4千円から7千円で提供しています。町観光協会は「11月はたかひら展望台のノジギクも見ごろです。スローフードなかまえ(蒲江・構え)で待ってます」と来町を呼びかけています。

・・・蒲江町観光協会 TEL 0972-42-0006

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