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■ 移動者総数は前年に比べ減少

この1年間の移動者総数は72,664人で、前年と比較すると 1,757人(2.40%)減少し、総移動率は6.05%である。

男女別にみると、男性は39,100人、女性は33,564人 で、人口性比は116.5である。移動者総数の人口性比は前年に比べて0.3ポイント増加した。平成3年をピークに多少の増減を繰り返しながら、男女の移 動者数の差は小さくなる傾向であったが、平成17年からは大きくなってきている。〔図6表 10


図6 移動者総数の推移

 

表10 移動者総数の推移


■ 移動者は3月と4月に集中

移動者数を月別にみると、3月が16,322人(年間移動者総 数の22.27%)、4月が10,951人(同14.94%)で特に多い。また、県内・県外移動者ともに3月が最も多く、県内移動者が3,436人、県外 移動者が12,844人であった。

移動者の人口性比は、県外移動では各月とも100以上で男性の 移動者が多い。〔図7表 11


図7 月別、県内・県外別移動者

表11 月別移動者の状況

■ 県内移動者は716人の減少

この1年間の県内(市町村間)移動者数は18,118人で、前 年と比べ716人(3.83%)減少した。これを男女別にみると、男性は9,083人、女性は9,035人で男女とも減少している。

県内移動者の人口性比は100.5である。〔図8表 12


図8 県内移動者総数の推移

表12 県内移動者数の推移

■ 県外移動者数は614人減少

この1年間の県外移動者数は54,546人で、前年に比べ 614人(1.11%)減少した。

その内、転入者数は26,920人、転出者数は27,626人 で、706人の転出超過で、前年の転入超過から一転して転出超過となった。

男女別の移動者数は、男性は30,017人、女性は 24,529人で、人口性比は122.4である。〔図910表1314


図9 県外移動者の推移

 

図10 県外移動者の性比及び移動率の推移

 

表13 県外移動者数の推移


■ 県外移動の約半数は九州地方

この内、北海道、東北、九州地方及び国外が転入超過となってい る。〔図11表 14

 

図11 地方別県外移動者

 

表14 県外移動者の全国地方別転入・転出者 数及びその割合


■ 総移動率の高い杵築市、別府市、日出町

年間の移動者数を市町村別にみると、大分市34,263人、別 府市13,088人、中津市7,149人で移動者が多い。最も少ないのは姫島村の109人である。

総移動率をみると、杵築市10.48%、別府市10.29%、 日出町10.25%で高くなっている。最も低いのは姫島村の4.76%である。

市町村別の移動率を県内・県外別にみると、県内移動率では日出 町が6.37%で最も高く、日田市の1.93%が最も低い。

県外移動率では別府市の 6.65%が最も高く、姫島村の 1.88%が最も低い。〔表15


■ 20〜24歳の総移動率が最も高い

移動者を年齢(5歳階級)別にみると、20〜24歳が移動者総 数15,525人で最も多く、総移動率は26.84%である。

純移動率をみると、5〜14歳、20〜29歳、40〜49歳の 年齢層と65歳以上の年齢層でマイナスになっており、全体では転出超過の状況である。〔図 12表16


図12 年齢別移動率


■ 県内移動者・県外移動者ともに20歳代の移動が多い

年齢別の移動者を県内、県外別にみると、県内移動、県外移動と もに、20歳代の移動者が多い。県内移動者では25〜29歳が3,192人(移動率5.26%)で最も多く、県外移動者では20〜24歳が12,683人 (移動率21.93%)で最も多い。

性比は、県内移動では、10〜14歳と20〜29歳及び65歳 以上の各年齢層で女性の比率が高くなっている。また、県外移動では、65歳以上のみの年齢層で女性の比率が高くなっている。〔表16


表15 市町村別移動者数


表16 年齢別移動者数

 

 

 

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