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3月の気象予報(気象庁)によると、「天気は数日の周期で変わり、気温、降水量ともにほぼ平年並」と予測されています。
天候の合間を見て適期管理に努めましょう。
3月は麦の幼穂形成期です。
幼穂形成期に湿害にあうと大幅な減収につながります。
雨が降った後は圃場の滞水状況を確認し、落水口へと水が落ちるよう排水溝や排水口の手直しをしましょう。
穂肥には無効分げつを減らし、子実重やタンパク質含有量を増やす効果があります。
収量確保のため、茎立期(7葉期頃)を迎えたら穂肥を施用しましょう。
雑草が繁茂すると収量や品質の低下を招きます。こまめに圃場の見回りをし、雑草が大きくなる前にタイミングを逃さず生育期除草剤を散布しましょう。
特に、カラスノエンドウの種子は選別機で取り除くことが難しいので除草を徹底しましょう。
下記の表に記載している使用時期の葉齢は最大葉齢です。
雑草がその葉齢まで生育する前に除草剤を散布しましょう。