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ここのね自由な学校は、明治創業の元酒蔵をリノベーションし、オルタナティブスクール(もう一つの学校)として開校しました。
佐伯市や大分市、臼杵市、竹田市など県内各地から6歳から15歳までの幅広い年齢の子ども達が通学しており、不登校の子ども達の受け皿と、多様な学びの場を求める子ども達の居場所という側面を併せ持つ新たな教育の実践の場となっています。最近では、国内外から入学について問い合わせがあるなど大きな注目を集めています。
懇談では、保護者の方々も交えて学校の現状と課題、子ども達が学びやすくなるための支援のあり方、そして今後の運営に必要な行政への要望などについて、活発な意見が出されました。
既存の学校にはない、もう一つの学校として大事な教育の機会を提供されており、一つの教育の場として、とてもよい取組であると感じました。いただいた意見を持ち帰って、行政としてしっかりと対応していきたいとお伝えしました。
平成27年度に県内4つの農山漁村女性組織を統合再編し、おおいたAFF女性ネットワークは設立されました。豊肥支部は、現在会員は33名、農村女性にとって気軽に交流できる情報交換の場、自己研鑽の研修の場として活動しています。
当日は、夏秋ピーマンの栽培を学ぶ「豊後大野インキュベーションファーム」の卒業生が参加されました。県外から移住された方も多く、また子育て世代でもある皆さんからは、農業のみならず、医療体制や教育環境、地域交通網など数多くの課題についてご意見をいただきました。
女性の視点からの生活に密着した貴重なご意見をいただいたことに感謝をお伝えするとともに、いずれも大事なことであり、しっかりと検討していくことをお伝えしました。
平成20年4月に朝地、大野、緒方、清川、三重、犬飼、千歳の7つの商工会が合併して誕生した豊後大野市商工会の青年部は、45歳以下の部員で構成され、現在約60名、県内で2番に大きい青年部組織です。大分の野菜畑といわれるほど農業が盛んな豊後大野市の特性を活かして特産の白ねぎを使ったネギ豚餃子の商品開発に取り組むなど、商工会青年部ならではの地域活性化に向けた活動を行っています。
懇談では、皆さんの活動についてお聴きするとともに、県の将来像や外国人労働者受入に対する考え方などについて意見交換しました。
豊後大野市でジオパークやサウナなどの取組が進み、ここ最近、発展、活性化しているのも若い皆さんの頑張りのおかげで、今後の活動も期待しているということと、いろいろなビジョンや夢を描いてもらうために、県としても一緒に豊後大野市の振興を図っていきたいとお伝えしました。