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知事通信「県政ふれあいトーク(11月1日)」

印刷ページの表示 ページ番号:0002080697 更新日:2019年12月10日更新

訪 問 先 :九重町社会福祉協議会
会    場 :野上ふれあい交流センター(九重町大字引治)
参加人数:17名

 九重町社会福祉協議会の皆さんや、地域のボランティアの皆さんの参加の下、懇談しました。

 九重町社会福祉協議会は、地域のお年寄りなどが支え合い活動員となり、支え合いサービス事業に取り組んでいます。高齢者等の買い物支援、産前産後主婦の家事援助、通院同行等を有償サービスとして実施するこの事業では、子育て家庭の家事支援や子どもの登園の付き添いなど、高齢者家庭だけではなく子育て家庭の支援にも力を入れています。また、貧困対策として立ち上げたふれあい食堂を、乳幼児から高齢者まで誰も集えるふれあいの場として活用し、孤食や孤立を解消し、薄れつつある地域のつながりを回復する「人交密度日本一」の取組も進めています。

 東飯田小学校区では、「ふれあい食堂」を設立後、「つなぐ食堂」と名前を変え、0歳から85歳の地域の多世代の人々をつなぐ場として毎月の行事が定着しています。また、集会に来ることが出来ないお年寄りの対策として、会場周辺の高齢者世帯や独居高齢者宅を子どもたちが訪問するアウトリーチも実施しており、高齢者を元気づけています。

 平成30年12月には「南山田ふれあい子ども食堂」(後に「ふれあい地域食堂」に改称)が立ち上がり、配慮を要する子どもを送迎する体制を整備したほか、作りすぎた野菜を提供してもらうフードコンテナを公民館に設置し、地域食堂や給食サービス、子どもの料理教室に活用しています。

 今年、野上地区でも「ふれあい食堂」を設立しました。地域全体の協力があったことで、スムーズにスタートすることができ、地域の方も喜んでおり、今後もいろんな知恵を出し合い更に取組を広げていくとのことです。

  九重町社協  九重町社協 

  【主な懇談内容】

・幅広い年齢層の住民が一堂に会して交流する「人交密度日本一」の取組について

・地域の人をつなぐ「つなぐ食堂」や「ふれあい食堂」の取組について

・有償ボランティアの暮らしのサポートセンターの取組について

訪 問 先 :水郷ひた再生委員会
会   場 :三隈川交流センター(日田市中ノ島町)
参加人数:14名

 水郷ひた再生委員会の皆さんの参加の下、懇談しました。

  水郷ひた再生委員会は、市民大会の開催などにより、市民の河川環境改善に関する意識を醸成しており、水郷ひた清流復活に向けた取組を市民総参加の運動に発展させました。

 防災、減災をテーマとした講習会や防災フェスティバルを開催し炊き出しや段ボールベッドの体験を実施しています。また、「川が遊園地になる日」をテーマに、家族連れや子どもたちが川で遊ぶ親水イベント「リバーフェスタinみくま川」を開催しています。毎年県内外から2,000人以上の参加があり、ボート競技、バナナボート、丸太すべり台など様々な催しが企画され、川遊びの楽しさや川の大切さを体験でき、夏のイベントとしても定着しています。

 平成14年に三隈川サミットが教科書に掲載されたことを契機に、市内15校の小学生たちを対象とした勉強会を実施しています。小学4年生では教科書の掲載内容をもとに環境学習を行い、それを踏まえ、小学5年生では実際に近くの川の生物や汚れについて実験・体験して、8月に公民館で発表会をしています。また、「きれいな水はきれいなまま流そう」等のサミット宣言を毎年行い、実現に向けて取り組んでいます。

 その他、市内の小学校中学年を対象に、前津江村で生まれる源流の湧水について学習をする「源流と森林体験」や、筑後川沿いに有明海まで下り、川の果たす役割などを学ぶ「環境バスツアー」を実施し、環境意識の醸成を図っています。

  水郷ひた  水郷ひた 

   【主な懇談内容】

・現在のダムの放水方法と放水によるヘドロの対策について

・日田市以外の玖珠町や九重町などの玖珠川流域と一体となった取組について

・子ども達に「水郷ひた」の伝統や現状を伝える教育について