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知事通信「県政ふれあいトーク(9月30日)」
訪問先:大分県農業協同組合ピーマン生産部会豊後大野支部
及びインキュベーションファーム研修生
会 場:豊後大野市隣保館
豊後大野市大野町屋原の隣保館に、全国3位、西日本1位の夏秋ピーマン産地を持つ大分県農業協同組合ピーマン生産部会豊後大野支部を、また新規就農者向けの技術習得研修施設(インキュベーションファーム)の研修生の皆さんを訪ねました。
当支部は、旧ぶんご大野農協菅内の夏秋ピーマン生産者で構成されるJA生産部会として発足、平成22年2月の県農協の夏秋ピーマン5生産部会の統一を受け支部となり、現在に至っています。県内最大の産地として、有利販売に向けた取組を牽引しており、県内産地の中核的な役割を担っています。平成24年度産においては、新規栽培者及び葉たばこ廃作者を中心に増反し、生産部会及び関係機関の連携による重点的な技術支援の実施等により、部会員の大幅増の中で部会全体の単収引上げ及び生産量の増加に繋げました。
またインキュベーションファームは、平成24年1月に開設され、県内外から7組14名の就農希望者を受け入れています(研修期間2年)。生産部会、農協、行政が連携し、新規栽培者を対象とした説明会や現地栽培講習会等を実施、支援体制の拡充を図っています。
訪問当日は、羽田野支部長ほか19名の部会員、研修生の皆さんにお集まりいただき、活動内容や日頃お感じになっていることなどをお伺いしました。
懇談では、次のような意見・要望が寄せられました。
・ハウス補助事業の面積要件について
・選果場の充実について
・猛暑対策について
・研修生の就農後の住居について
・研修生の就農後のフォローアップについて
・優良農地の確保について
訪問先:農事組合法人 ふるさと白丹
会 場:白丹公民館
竹田市久住町白丹の白丹公民館に、米粉用米を中心に作付けを行い、集落の維持、活性化にも寄与している農事組合法人ふるさと白丹の皆さんを訪ねました。
白丹は竹田市の北西部に位置しており、地区内に稲葉ダムが建設された際、河川の土砂の処理、残土処理場として地域の水田が利用されてきました。その後圃場整備事業によって、河川・畑に整備され、農地として活用できるようになりました。
農地の活用を図り、集落を守ろうと、それまで任意組織で取り組んできましたが、更なるステップアップに向けて、平成21年度に農事組合法人ふるさと白丹を設立しました。圃場整備完了後の圃場を中心に作付けし、土壌改良資材の投入や堆肥の散布等、地力の増進に力を入れています。また、きめ細やかな栽培管理を行い、良質な生産物を出荷しています。作業体系の見直しや圃場内の機械移動の効率化など、低コスト化、作業時間の短縮を図っています。
訪問当日は、志賀代表理事ほか12名の皆さんにお集まりいただき、活動内容や日頃お感じになっていることなどをお伺いしました。
懇談では、次のような意見・要望が寄せられました。
・圃場の土について
・後継者の結婚について
・高校生に対する通学経費の支援について
・米粉の消費拡大について
・鳥獣被害対策について
・ハウスの暑さ対策について
訪問先:竹田商工会議所 女性会
会 場:竹田商工会議所
竹田市大字竹田の竹田商工会議所に、女性ならではのしなやかな感性、きめ細やかな気配りを活かした取組を行っている竹田商工会議所女性会の皆さんを訪ねました。
当団体は、春にはひな祭りでの折雛グッズの製作やおもてなし、夏には精霊流しの灯篭絵付け、秋には竹楽でのミニ竹灯篭等の商品作成及び販売など、これまで培った感性や新たな発想を大切にしながら、竹田が誇る文化行事に積極的に取り組み、地域の発展及び情報発信に貢献しています。
平成25年度は、前年の九州北部豪雨の被災により約1年間不通となっていた豊肥本線の全線復旧を契機として、地域をより一層盛り上げるため、商店街の飾りを作成したり、前夜祭イベントの支援や復旧当日に浴衣でのお出迎え等をするなど、積極的な取組を行い、地域の振興に寄与しています。
訪問当日は、川口会長ほか13名の皆さんにお集まりいただき、活動内容や日頃お感じになっていることなどをお伺いしました。
懇談では、次のような意見・要望が寄せられました。
・大分県の情報発信(CM)について
・JRのななつ星列車について
・県立美術館と市町村美術館との連携について
・救急医療体制の整備について
・玉来ダムの早期整備について
・中九州横断道路の早期整備について