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県内有数の菊の産地として知られる佐伯市蒲江地区の「蒲江花き生産組合」を訪問しました。
22名の組合員のうち、6名が40歳以下と若手生産者が多いのが特徴で、月に一度の定例会では各生産者の圃場巡回や室内研修を行い、栽培技術の向上や販売戦略に関する検討などを行っています。産地として生き残りをかけ、年間出荷量の平準化など、より良い生産・販売に向け日々研鑽を積んでいます。
当日は、花き生産団地を視察した後、組合員の皆さんと、安定した生産・出荷体制づくりや生産規模拡大などについて意見交換を行いました。
【主なご意見】
・菊生産の課題について
・今後の事業拡大について
・菊のリレー出荷について
佐伯市大入島の地域活性化の活動を行っている皆さんを訪問しました。
人口減少や少子高齢化が進む中、大入島では地域創生に取り組むため、平成28年4月に住民の皆さんで大入島地域創生支援協議会を設立。交流人口増加を目指し、「九州オルレ」認定に向けたウォーキングコースの整備や、新たな産品開発として、地元で採れるヤマモモを活用したジャムなど土産物の開発にも取り組んでいます。
当日は、大入島にUターンし、地元産牡蠣の養殖に取り組んでいる合同会社新栄丸の作業場を視察した後、島民の皆さんと意見交換を行いました。
【主なご意見】
・「九州オルレ」認定へのコース整備について
・ヤマモモを活用した商品作りについて
・大入島での漁業(牡蠣養殖など)について
造船・鉄工業が盛んな佐伯市に本社工場を有している鉄工業関連企業で組織された「佐伯鉄工業協同組合」を訪問しました。
同組合は昭和26年発足と長い歴史を持ち、共同仕入や月一回の情報交換などを行いながら、それぞれが地域のナンバーワン企業を目指し、切磋琢磨しています。近年は、代替わりにより若い社長も増え、新たな事業領域にも意欲的に取り組んでいます。
今回は、今後の事業展開、人材確保・育成、災害時への備えなどについて意見交換を行いました。
【主なご意見】
・加盟企業における主な取組、今後の事業展開について
・能力開発や技能資格取得への支援について
・南海トラフ地震発生に向けた防災対策について