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造船業・舶用工業及び地域経済の発展のため、造船技術の向上や、後継者の育成に積極的に取り組む「県南地域造船関係者の皆さん」を訪問しました。
今回の会場となった大分地域造船技術センターは、地域の造船関係者が共同して平成18年に設立。造船業に従事する新人技術者に対し、溶接や組立、クレーン操作など教育・訓練等を実施し、平成28年度までの11年間で299名が修了しています。
当日は、県南地域の造船関係者の皆さんや修了式を迎えた研修生、講師の方々を交え、県内造船業の現状や取組、船舶修理業への支援などについて意見交換を行いました。
【主なご意見】
・環境規制への対応など競争力の高い造船技術の向上について
・人材育成と人材確保について
・センターにおける研修について
県内のクロマグロ養殖生産量の約8割を占める「佐伯市クロマグロ養殖関係者の皆さん」を訪問しました。
平成24年の天然種苗の数量規制以降、本県では人工種苗によるクロマグロ養殖へと比重を移しており、今後人工種苗から養殖されたクロマグロの出荷が本格的に始まれば、佐伯市は日本有数の養殖クロマグロの生産地となることが期待されています。
今回は、クロマグロの養殖の現状や作業環境、ブロック加工場の整備などについて意見交換を行いました。
【主な意見】
・係船場や作業場などのインフラ整備について
・マグロのブロック加工場の稼働状況について
・若手従業員の状況等について
宇目地域の観光関係者、自治会関係者、学校長、行政等で構成された「」を訪問しました。
協議会では、ユネスコエコパーク登録に向けた機運醸成として、講演会やフォトコンテストなどの普及啓発、地元の子どもたちを対象に自然環境を活用した生物調査、キャンプなどに取り組んできました。6月14日の登録決定を受け、今後は観光産業の目玉となるような活用を図っていきたいとしています。
今回は、ユネスコエコパーク登録決定の激励とともに、観光客増加への期待や観光活性化策、自然環境を活用した小学校の総合学習などについて意見交換を行いました。
【主な意見】
・自然環境を活用した観光活性化について
・ユネスコエコパーク認定に伴う海外への情報発信とガイド育成について
・自然環境を活用した総合学習について