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新年祝賀互礼会 知事あいさつ (平成28年1月4日)

印刷ページの表示 ページ番号:0001023080 更新日:2016年1月14日更新

 皆さん明けましておめでとうございます。
 こうして拝見いたしますと大変お健やかに、また決意を新たに新年をお迎えになられたことと心からお慶びを申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 決意といいますと、政府の方もいろいろ決意がありますが、経済の面では経済見通しという形で決意を表明しています。それを見ますと、平成28年度経済成長率を実質で1.7%、名目では3.1%にしようということです。いろいろな経済機関や識者の見通しがありますが、その中でも一番高い強気の見通しではないかと思っています。高すぎるとか、なかなか難しいとか、様々な意見はありますが、あくまでも経済ですから、ぜひその決意で頑張ってもらい、我々地方にも、この景気回復の恩恵がさらにやってくるよう期待し、頑張りたいと思っています。
 その中で、我々は、実態調査や県民アンケート、さらには、県民の皆さんの知恵をいただきながら3年かけて「安心・活力・発展プラン2015」を作り上げました。今年は、その本格実施に決意を新たにしているところです。
 加えて、今、国・地方をあげて地方創生ということが言われています。この「安心・活力・発展プラン」の中で地方創生にかかるところに特に力を入れ努力していきたいと思っています。
 そういう意味で次の三点に力を入れなければなりません。一つ目は人を大事にし、人を育てていくこと、二つ目はそうやって育てた人材が大分県で自己実現できるよう仕事を作り、仕事を呼び込むこと、そして三つ目は「まち・ひと・しごと」発展のための基盤をしっかり整えていくことです。この三点に力を入れながらやっていきたいと思っています。
 人を大事にし、人を育てる。大分県は、全国の高齢化率トップ10に入っています。なかなか高い方ですが、そうしたシルバー世代の方に感謝を込めていつまでも元気に長生きしていただくということが大事ではないかと思っています。 平均寿命の方は既に男女ともトップ10に入りました。良かったと思っていますが、問題は健康寿命です。私は、いつも嘆いていたのですが、男性が39位、女性が34位ということで、何とかこれをもっと高くしなければいけないと思っています。実はこれが平成22年の調査なんですが、昨年の暮れに25年の調査が発表になりました。それによると男性が全国で16位に、女性はもっと頼りになりまして、10位まで上がりました。やればできるものだと、しみじみ思っているところです。
 この健康寿命について、これから日本一を目指していきたいと思っています。食べ物では、あまり塩をとらない、そして野菜をたくさんとる、それから運動です。皆さんいろいろ運動しておられると思いますが、1日にあと1500歩、運動してくださいとのことです。皆さんのお力をいただきながら、健康寿命日本一を目指していきたいと思っています。お酒はいくら飲んでもよいそうです。
  高齢者の元気づくりをしっかりやっていきたいと思いますが、やはり子育て世代の応援も忘れてはなりません。子育て満足度日本一ということで取り組んできましたが、昨年皆さんのアイデアをいただき、赤ちゃんが生まれたら、あるいは小学校就学前のお子さんがいるところに1万円のクーポン券をお配りしました。金額は大したことないのですが、県民みんなで子育てを応援しますよという激励になったという意味で良かったのではないかと思っています。評判が大変良かったようですので、引き続き子育てクーポン券等をお配りさせていただきながら、日本一を目指していこうということです。
 それから、障がい者にとっても大分県は暮らしやすいと思っていただけるようにしなければなりません。障がい者にとって一番心配なのは雇用です。一生懸命仕事をして自分で収入があれば、これが一番良いことです。障がい者雇用率は今、全国で2位です。昔は1位でしたから威張れたことではなく、この1位をぜひ奪回しようということで頑張っていきたいと思っています。
 福祉保健の関係は大変欲張りで、これから日本一を三つ目指すということです。健康寿命と子育て満足度、それと障がい者雇用率で日本一を目指して取り組んでいきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 加えて、大分県へUIJターンで人をたくさん呼びたいと思っています。なにしろ食べ物はおいしい、住宅は、皆さんが都会に出て行き、空き家がいろいろなところにあり、県も市町村も力を入れて空き家をいろいろ作り変えて住めるようにしていますので大丈夫です。そうした状況でUIJターンで人を呼べば、来ないはずはないと思っていますが、一つだけ問題があります。
 それはやはり来ても仕事がない、自分の実力に合うような仕事がないということが多いことです。そこで、仕事づくりということをこの点からもやっていかなければなりません。仕事をつくり、仕事を呼び込むことに、さらに力を入れてやっていきたいと思います。
 農林漁業の構造改革も、しっかりと進めていかなければなりません。農林漁業が楽しい、儲かるなということになれば、また多くの人に後を継いでもらえるのではないかと思います。昨年、農林漁業で若き後継者として後を継いでくれた人が実は371名います。結構多い数です。かつて200名前後であったのが、今、371名まできました。これは、農林漁業が結構面白いのではないか、都会で通勤電車に乗って何をやっているのかわからないような仕事をやらされるよりも、自分なりに仕事をする方が良いのではないかと考える方が多くなってきたのでないかと思われます。こういうことを大事にしながら後継者を育て、そしてUIJターンを促進していきたいと思っています。
 商工業の方は、ここにおられる皆さんに頑張っていただき、良い成果が出ています。平成24年ですが、ものづくりの出荷額が4兆5600億円ということで、これは九州の中でも福岡県に次いで2位です。なんとか福岡県を抜きたいと思っていますが、まだそこまでいきません。しかし、この10年間の伸び率はプラス60%で、これは都道府県の中では一番の伸び率です。つまり元気、活力の方は、この伸び率で見ますから、これは日本一といっても言い過ぎではないということです。
 これから商工業の分野は、やはり我々の強みであるものづくりを、中小企業の応援をしっかりやりながら伸ばしていくということも大事ではないかと思っています。
 それだけではなく、サービス分野もまた大事です。ものづくりはずっと伸びてきましたが、実はサービス分野は、まだ弱い分野です。弱いということはそれだけ伸び幅があるということですから、ぜひ皆さんと力を合わせてサービス分野を、特にこれも大分県の強みである観光を中心にしながら伸ばしていきたいと思っています。
 商工業でもう一つこれから我々が少し注目しておかなければならないのは、今、新聞や雑誌をご覧になると、よくIOTとかクラウドとか、あるいはビッグデータとかいろいろ聞き慣れない言葉があると思います。大したことではなく、ようするにコンピューターの力をフルに活用しながら人間が楽をしようということで、それは大変大事なことではないかと思っています。
 我々は、そういう新しい傾向を踏まえ、クリエイティブ産業といいながら、この分野をしっかり、乗り遅れないよう、むしろリードできるよう頑張っていきたいと思っているところです。農林漁業、商工業を活性化しながら仕事の場を作っていくということをしっかりやっていきたいと思っています。
 もう一つは発展の基盤を作っていくということですが、本当に長い間皆さんにご尽力いただき、昨年、東九州自動車道が県内全線開通しました。道路ができてどうかなとお思いになる方もおられたかもしれませんが、やはり道路ができると、例えば大分・佐伯間の交通量は、前に比べると3割ぐらい増えているとのことで、人の往き来が本当に盛んになりました。人の往き来は、すなわち財布の往き来ということになりますので、やはり経済波及効果がより大きいと思っているところです。そのようなことを考えますと、今度は県内だけではなく東九州自動車道の全線開通を急いでやらなればならないということです。福岡県で滞っていたところが一カ所ありますが、これも収用したようで、今年春には何とかなると聞いています。それから我々の課題である中九州横断道路、中津・日田道路等の完成もまた努力をしていかなければなりません。
 そして今年は東九州新幹線のフィージビリティスタディやコストベネフィット分析の結果が出ることになっています。こうしたことを踏まえ、この東九州新幹線の建設等についても、しっかり取り組んでいかなければならないと思っているところです。
 人を大事にし、人を育てる。仕事を作り、仕事を呼び込んで来る。そして発展のための基盤を整えていくことについて皆さんと共にしっかりと努力していきたいと思っています。
 そういう意味では、今年も皆さんにご心配、ご迷惑をおかけし、また特段のお力を賜るということになると思いますが、どうぞよろしくお願いを申し上げまして新年のごあいさつとさせていただきます。
 皆さん、よろしくお願いいたします。

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