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令和元年8月6日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2019年8月20日更新


動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:令和元年8月6日(火曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社  8月第1回目の定例記者会見を始めます。では、発表項目からお願いします。

令和元年台風第8号に関する災害情報及び中津市耶馬溪町斜面崩壊の復旧状況について

  知事会見

広瀬知事  まず、台風第8号についてです。台風第8号は、今朝、宮崎県に上陸、九州を北西に縦断し海上に抜けたとのことです。
 大分県でも、非常に激しい雨が降り、強い風が吹きました。被害については、まだ調査中ですが、人的被害については、九重町で50代男性が川の中で発見され、病院で死亡が確認されました。大変、残念です。ご冥福をお祈りいたします。また、日出町でも、50代女性が風にあおられ転倒し、頭を打ち負傷しました。被害状況については引き続き調査を行います。
 それから、昨年4月に中津市耶馬溪町金吉地区で発生した斜面崩壊についてです。いまだに5世帯13名の方が避難勧告を受け、避難生活をしています。
 この斜面崩壊につきましては、現在、復旧作業を行っているところですが、すべり面付近の地下水位を下げる集水井戸が完成し、地すべりの動きを止めるためのアンカー工も計画どおり進み、安全率が上がりました。一定の安全性を確保することができ、二次災害の危険もなくなってきましたので、中津市において避難勧告の取り扱いに関する検討を始める段階にきたのではないかと思います。

 令和元年台風第8号に関する災害情報について(第2報) [PDFファイル/131KB]

平成31年度全国学力・学習状況調査結果

 既に皆さんご存じかと思いますが、先週、発表された31年度の全国学力・学習状況調査についてです。
 小学校は、全ての教科が全国平均以上で、平均正答率の合計値は全国平均を3.4ポイント上回り、2年連続で全国トップ10に入りました。
 中学校も、課題であった数学が全国平均を上回り、過去最高の結果になりました。今回初めて調査が行われた英語は、全国平均に届かなかったということですが、平均正答率の合計値は全国平均を上回り、初めて全国10位台になりました。
 子どもたちが、基礎・基本をしっかり身に付け、自己実現の基盤を作れたということで、義務教育の大事な役割を果たすことができ、非常に良かったと思います。
 これも、関係者の皆さんのご努力のおかげだと思いますが、特に、それぞれの学校現場において、校長などを中心に組織的な取組を進めていただいた結果です。新大分スタンダード基づき、1つのテーマを1時間以内で時間どおり完結したり、板書の仕方を生徒が復習しやすいように構造化するとか、習熟の程度に応じた指導をするなどを徹底していただいた成果だと考えています。
 特に、今回、中学校が初めて10位台になりましたが、これは新大分スタンダードの他に、中学校の学力向上対策として、組織的な授業改善に取り組んだことが結果に繋がったのだと思います。また、学校規模に応じた指導として、学校の規模が大きくて同じ教科の担任が二人以上いる時には縦持ちと言って、学年ごとではなく、それぞれの教員が1年生も2年生も受け持ち、お互いが教え合い切磋琢磨できる仕組みを作ったり、同じ教科の先生が一人しかいない規模の小さい学校では、近くの学校と合同で教科部会を作るなどの工夫をしていただいたと聞いています。この他にも、生徒と共に創る授業の推進として、生徒にも授業評価をしてもらい、意見を取り入れるという取組もしています。
 校長のリーダシップに学校全体の努力がありますが、市町村長や、市町村教育委員会の皆さ
んの激励や後押しも非常に大きかったと思います。心から敬意を表します。

 平成31年度全国学力・学習状況調査 [PDFファイル/137KB]

ラグビーワールドカップ2019大会に向けた取組について

 ラグビーワールドカップ開幕まで、あと45日になりました。
 今日は危機管理実動訓練を昭和電工ドーム大分で実施することになっていましたが、台風の影響で中止になりました。ただ、テロが起きたときなどに備え、対策を確認し、準備に万全を期す必要がありますので、訓練規模は小さくなるかもしれませんが、大会までには、関係者で連絡調整等の手順を確認する予定です。
 先週の会見で、交通規制のテストについてもお知らせしていましたが、9月11日14時から19時の間に交通規制を実施することになりました。
 交通規制実施箇所は、大分駅から会場の昭和電工ドーム大分までのシャトルバスが通行するルートで最も混雑が懸念される下郡工業団地入口交差点と南下郡東下交差点で、一般車両の流入を制限するとともに、交通量調査を行います。また、実際にシャトルバスを走行させて運行状況を確認します。
 テスト当日は、試合が開催される予定の水曜日で交通量が多い時間帯に実施します。この区間周辺の混雑が予想されますので、県民の皆さんのご理解、ご協力をお願いします。
 なお、大会本番の10月2日、5日、9日、19日、20日の5試合でも同様に交通規制を行います。交通総量の抑制が最も重要になりますので、県民の皆さんには、シャトルバスのルートや試合会場周辺をはじめ、大分市内中心部へのマイカー等の乗り入れを可能な限り控えていただくようお願いを申し上げます。大阪で開催されたG20でも、一番、心配されたのは交通混雑でしたが、大阪府民の皆さんのご協力があって非常にスムーズだったとのことです。大分でも皆さんのご協力をお願いします。
 また、大分県庁でも、大分市内中心部に勤務する県職員について、試合当日の有給休暇の取得や、ノーマイカーデーの取組としての公共交通機関での通勤、在宅勤務制度の活用などの取組を行います。
 それから、日照不足で生育を心配していた三重県の圃場のハイブリッド芝も梅雨明けから順調に生育し、台風も通り過ぎましたので、本日、スポーツ公園内の補修用圃場において、張り替えのテストをしています。今のところ順調に進んでいると聞いています。
 メインピッチとなる総合競技場への張り替えは、8月17日のトリニータ対鹿島アントラーズ戦が終わった後に、既存芝の撤去工事などに着手し、9月上旬に行う予定です。
 最後にイベントの紹介で、8月15日から25日まで大分県立美術館で、ラグビー応援イベント「ART SCRUM おおいた“ラグビーは、アートだ。”」を開催します。
 ラグビー経験のある著名なアーティスト15名が、ラグビーボールをモチーフにした色々な作品を展示します。この15名のアーティストのうち、指揮者の小澤征爾(おざわせいじ)さんは、成城学園中学校の時にラグビーをしていて、指を骨折し、ピアノを諦めたため世界的な指揮者になったということです。東京芸大でラグビーをしていて昨年の国民文化祭の時に日田で個展「SUIKYO」を行った大巻伸嗣(おおまきしんじ)さんや、成蹊高校でラグビーしていて大分県立美術館の建築を担っていただいた坂茂(ばんしげる)さんなどの作品も展示します。
 坂茂さんが「ART SCRUM展」をするなら、是非、大分でと声をかけてくれたとのことで、是非、皆さんに楽しんでいただければと思います。

 交通規制のテストについて [PDFファイル/304KB]

 ART SCRUM リーフレット [PDFファイル/1.38MB]

「じゃらん宿泊旅行調査」結果について

 もうご存じの方も多いかと思いますが、大手旅行誌「じゃらん」が毎年実施している宿泊旅行調査の結果が先週発表され、旅行後の来訪者の総合的な満足度で、大分県が初めて全国1位になりました。
 この調査は、今回で15回目になりますが、第1回から第14回までは沖縄県が連続で1位でした。今回、見事、大分県が、北海道や沖縄県を抜いて1位になりました。
 どのような点が良かったかというと、魅力的な宿泊施設が多いとか、子どもも楽しめるスポットや施設が多いとか、地元のホスピタリティが良いといったところが、非常に高く評価されています。
 昨年は、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭に向けて、おもてなしの質を高める努力をしていたので、これが、うまく機能してホスピタリティの高得点につながったのではないかと思っています。この勢いで、ラグビーワールドカップで来県されるお客さんを日本一のホスピタリティでお迎えし、喜んでいただきたいと思います。
 以上です。

 「じゃらん宿泊旅行調査」結果について [PDFファイル/29KB]


幹事社  それでは、発表項目について質問のある方はお願いします。
記者  中津市耶馬溪町の避難勧告の話で、避難勧告の扱いについて検討する時期にきたとのことでしたが、知事として、今後、市と共に避難勧告を解除するための協議に入っていくということでしょうか。
広瀬知事  避難勧告の発令も避難勧告の解除も市が決めます。県としては、その判断材料となる工事の進捗や、安全率の確保などの情報を中津市と共有しています。そうした情報も含め、中津市が解除するかどうかを判断すると思います。
幹事社  他に質問はありませか。
記者  「じゃらん」の宿泊旅行調査の結果について、旅行後の来訪者の総合的な満足度が1位になった受け止めを改めてお願いします。また、15回目にして初めて1位ということで、今後に向け、どのように1位を続けていきたいかという意気込みをお願いします。
広瀬知事  お客様満足度を上げ、観光立県大分県として名を高めようと思っている矢先に、旅行後の来訪者の総合的な満足度が1位になったのは、観光振興策と非常に波長が合っていて良かったと心から喜んでいます。
 恥ずかしながら、何で1位になったのかと訝る感じでもあったのですが、魅力的な宿泊施設、子どもが楽しめるスポットや施設が多さや、ホスピタリティと言われると、特に力を入れていることが評価され、なるほど良かったと思っています。
 これから、ますます観光立県として、しっかり力を入れて、できるだけ上位を維持できるように頑張りたいと思います。
記者  全体的には力を入れてるところが評価され良かったと思うのですが、調査項目で評価があまり高くないところで、例えば、現地でよい観光情報を入手できたが13位、現地のアクセスが良かったが20位となっています。ある意味、行政として取り組みやすいというか、対応が可能な項目にもっと順位を上げる要素があると思いますが、この辺についてはどのようにお考えですか。
広瀬知事  ホスピタリティや宿泊施設など、民間で取り組めることは非常に良く頑張ってくれていると思います。逆に情報やアクセスの問題など、行政が力を入れて取り組まなければならないところの評価が良くなかったというところは、行政の責任を感じるところです。しっかり改善していきたいと思います。
記者  重ねてですが、別府などで、インターコンチネンタルホテルなど相次いでリゾートホテルの開業が続いています。知事として、観光立県を進めていく中で、観光立県像と言いますか、大分ならではの観光立県としての特色を今後どのように出していくのかお教えください。リゾートホテルの活用などの展望もあればお願いします。
広瀬知事  大分県の観光の売り込みでは、いつも、「おんせん県おおいた味力も満載」と言っています。美しい山、そして豊かな里、そして変化に富む海と自然が大変素晴らしく、いたるところに温泉が点在しています。そして、そういう自然が素晴らしい所では食べ物も美味しく、山の幸、里の幸、海の幸、大分県では何でも美味しいです。したがって、自然や温泉、そこで育まれる美味しい食べ物などを大事に守りながら大分県の良さを売り込んでいくことが大事で、それが大分県の観光のイメージと思います。
幹事社  その他、発表項目について質問はありませか。
記者  中津市耶馬渓の話ですが、安全率が上がったとおっしゃっていましたが、どの位上がったのですか。
広瀬知事  安全率は1以上が必要なのですが、1.1になりました。最初の頃は、再崩落して、二次災害が起こらないとも限らない状況でしたが、現在は、すべり面付近の地下水位も下がり、地すべりの動きを抑止するアンカー工も計画どおり進み、二次災害の心配がほとんどなくなりました。
記者  工事はもう終了したのですか。
広瀬知事  いえ、まだ、もう少し整備するところが残っています。
記者  安全率が1.1になりましたと県から中津市には伝えているのですか。
広瀬知事  伝えています。中津市とは非常に良く連携ができています。ただ、避難している家は、土砂崩れのあった所と金吉川を挟んで対岸の所があるので、避難勧告を解除して大丈夫な所はどこかということは、中津市が判断します。
記者  5世帯全部の避難勧告の解除にはならないということでしょうか。
広瀬知事  そういう訳にはいかないと思います。
幹事社  他に質問はありませんか。では、続いて発表項目以外で質問がある方はいらっしゃいますか。
記者  最近、日韓関係の悪化が話題になっています。大分県でも、高校生の交流事業の延期など影響が出ていると思うのですが、知事としての所見をお願いします。また、先ほど、観光立県の話がありました。韓国からは観光客が多く来ていると思うのですが、観光面でも懸念など何か考えられていることがあればお願いします。
広瀬知事  日韓関係は歴史的な経緯もあり難しい面もありますが、隣の国同士で切っても切れないというところもありますから、できるだけ双方が未来志向的に良い関係を作り上げていくことが非常に大事だと思います。特に政治的な指導者は、そのような点に特に注意し、両国が良い関係で発展できるように考えていただきたいと思っています。
 現在、韓国の定期便の便数が減ったり、高校生の交流事業が延期になったりしていますが、理由として、当面見合わせたいというだけで、特に今の日韓関係でどうのこうのと言われている訳ではありません。そういう意味では、事態を冷静に受け止めながら対応していくことが大人の対応ではないかと思っています。
記者  観光業への影響について、懸念はありませんか。
広瀬知事  観光客はいつでも同じように来県してくれるということはなく、災害があれば風評被害があったり、何かがあればこちらも行くのをやめたり変動するものだと思います。どこかが落ち込めば、他を探すという努力もしなければならないと思います。ちょうど、ラグビーワールドカップの開催も迫ってきていますから、そういったチャンスに欧米・大洋州にもお客さんのウィングを広げておくことは、安定的な観光の発展のために大事だと思っているところです。
記者  関連して、大分と韓国は色んな面で身近な位置にあると思うのですが、日韓関係が少し悪くなっていることについて、知事の率直なお気持ちをお聞かせください。
広瀬知事  先ほども少し申し上げましたが、必ずしも、今、両国の関係は良いとは言えないのですが、政治的な指導者が両国の未来志向的な関係を作っていくという意味で、冷静に対応することが非常に大事なのではないかと思っています。
幹事社  その他にご質問はありませんでしょうか。
記者  まだ原因など詳細は分かりませんが、佐伯市で小学校の先生がお亡くなりになりました。知事はどのように受け取めていらしいますか。対応など決まっていることがあればお教えください。
広瀬知事  転落されていた件ですか。
記者  そうです。
広瀬知事  驚きました。どうしてなのか状況がよく分からないと学校も心配しています。高い所から落ちてますから飛び降りたのではという心配もあったのですが、そういう原因はなかったようですし、いずれにしても、今、調査中なので、それを見守っているところです。
記者  今日、日田市でJR九州が日田彦山線の復旧について説明会を開催しますが、住民説明会で出た案について復旧まで期間など、事前に市や県に説明があったりしたのですか。
広瀬知事  ないです。JR九州としては、鉄道での復旧に限らず、他にも魅力的な交通ネットワークがあることを説明したいのだと思います。とにかく住民が納得できる交通ネットワークが維持できれば一番良いと思います。そういう意味で、JR九州がどれだけ説得できる説明をするか注目しているところです。
記者  住民にそれだけ正確な情報を出せるかどうかというところはあると。
広瀬知事  こちらからは鉄道での復旧を考えてもらいたいと言っていて、他方で、BRTの案などについても分かりやすく説明して欲しいと言われても、JR九州としては、どこまで詰めて説明すれば良いのかという気持ちがあると思います。その辺も踏まえて、よく住民の皆さんに、どれほどのことを考えているのかを分かってもらえれば、JR九州にとっても前進だと思います。色んな説明会を行っていますから、皆さんの理解が深まることが大事だと思います。
幹事社  他に質問はありませんか。
広瀬知事  それでは、いよいよ夏休みです。どうぞ、良いお休みを。


※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]
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