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令和2年5月19日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2020年6月9日更新

動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:令和2年5月19日(火曜日)13時30分~
場所:正庁ホール



新型コロナウイルス感染症について

5月19日

広瀬知事 私から何点か申し上げます。5月14日に新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言地域の対象から大分県が解除されましたが、この土日はそれから初めての週末だったわけです。
  人出もだいぶありましたが、県民の皆さんには、引き続き十分に気を付けていただいていて、昨日まで27日間連続で新規感染者が発生していません。
 県境を越えた移動を自粛していただく、あるいは3つの密が重なるような場所での営業を避けていただくことについて、ご協力をいただいているおかげだと思っています。全国的には、今月中は緊急事態宣言地域が残っていますので、引き続き、ご協力をお願いしたいと思っています。
 状況がだいぶ落ち着いてきましたので、延期していたイベントについて実施を決めたものが幾つかあります。
 4月18日の開設予定を延期していましたが、若者の県内就職を促すため福岡市内に設けた施設であるdot.については、いよいよ6月2日(火)にオープンすることとなりました。どうぞよろしくお願いします。
 それから来年6月に宇宙技術および科学の国際シンポジウムであるISTSが大分県で開催されることになっています。大分空港が宇宙港になることが決まって盛り上がっている、よいタイミングで開催できるのではないかと思います。6月16日に第1回の地元の実行委員会を開催し、これをスタートラインとして盛り上げていこうということです。
 県立美術館では今、開館5周年記念で坂茂建築展を開催しています。開館5周年の記念トークイベント等は延期となりましたが、10月に開催する方向で調整しているところです。せっかくの5周年ですから、しっかりした記念行事をして県民の皆さんと共にお祝いしたいと考えています。
 なお、5月23日には、坂茂さんご本人による講演会が予定どおり開催されます。ただ、一度に多くの方にお集まりいただくことを避けるため、午前と午後の二回に分けて、一回あたりの上限を50人までとして開催させていただきます。
  このように、感染拡大防止に十分に意を持ちながら行事も少しずつやっていこうと思っています。

第155回九州地方知事会議及び第37回九州地域戦略会議について

 次に九州地方知事会議と九州地域戦略会議についてです。九州地方知事会議は155回目となりますが、5月22日に九州地域戦略会議と共に開催することが決定しています。ただし、こういう時期ですから両会議ともWEB会議で開催いたします。
 九州地方知事会議では、何と申しましても緊急事態宣言の解除を踏まえて、今後の九州・山口地域における感染防止対策や社会経済活動の再活性化ということについて、議論したいと思っています。
 感染拡大防止については、九州・山口各県の皆様に対するメッセージで、県境をまたぐ移動を今月中は自粛するようお願いしていますが、この取り扱いをどうするかということについて議論する必要があると思います。続けることになるか少し変更するか、このあたりを議論したいと思っています。
 それから3つの密を避ける外出自粛や新しい生活様式の実践についても、いい知恵があれば議論したいと思っているところです。
 社会経済活動の再活性化については、何と言いましても九州・山口地域は観光が大変盛んな地域ですので、観光振興等を中心に社会・経済のV字回復についても議論できればと考えています。
 国では、そろそろ来年度の予算編成の議論をする時期ですので、国への提言として新型コロナウイルス感染症に対する特別決議について議論しておきたいと思っているところです。
 例年では、こういう決議があると、東京で要望活動をしますが、今年は東京に行くわけにはいきませんので、決議が政府に届くようなやり方を考えたいと思います。
 九州地方知事会のもう一つの議題として、長崎県から提案された九州・長崎IRについてです。
 長崎県がIRをやるということで手を挙げていますが、いよいよ事業者の公募に向けて準備を進めることになります。
 九州全体として、IRを九州の振興に取り入れていくためにIR事業者に期待することなどを伝える事業者向けのメッセージについて、議論しようと思います。
 九州地域戦略会議ですが、新型コロナウイルス感染症対策と併せて社会・経済の活性化V字回復について知恵をだそうということになると思っています。

第155回九州地方知事会及び第37回九州地域戦略会議の開催について [PDFファイル/55KB]

第18回大分県ビジネスプラングランプリについて

 次の項目ですが大分県ビジネスプラングランプリについてでございます。
 今年で18回目になりますが、募集を始めたいと思っています。
 これまでの17年間で850社の応募がありました。そのうち78の企業が最優秀賞や優秀賞といった賞を受賞しています。
 平成31年に受賞した企業は、今はまだ事業をいろいろ興してる最中ですが、平成30年度までに受賞した70社について見ると、実に全体の71%に当たる50社が売上げや雇用を伸ばして成長を続けています。このビジネスプラングランプリに入賞するとビジネスの上でも非常に高い評価を受けることになると思いますので、今年も引き続きやりたいと思っています。
 平成18年度に優秀賞を獲得したエネフォレスト株式会社が紫外線照射で室内のウイルス等を殺菌する装置を開発しました。これまでも売れていたんですが、今度の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて需要がずいぶん伸びたということで、いろんな意味で世の中のためになるビジネスが生まれてきていると感じています。
 昨年度は、過去最多の一昨年に次いで67件の応募がありました。これまでのグランプリ枠に加えて、新たにチャレンジ枠を設けたことにより、創業して間もない企業などが応募してくれたからではないかと思います。
 そして応募企業の約半数にあたる33社がチャレンジ枠での応募でしたが、そのうち17社は女性の応募となっていて、こういうチャレンジ枠を設けることにより、若い人や女性の応募が多くなり、それだけ間口が広くなったと言えると思いますが、そういった工夫もしているところです。
 今日から募集要領や申請書を配布します。そして6月1日から8月11日までの間、受け付けていますので、ぜひ、ふるってご参加願いたいと思います。
 いつも福沢諭吉翁の堅苦しい写真でしたが、今年は福沢諭吉をチラシのように描きまして、いろんなアイデアで応募できますよということを表しています。ぜひ、いろんなことを思い浮べながらチャレンジ枠もありますので、ご応募いただきたいと思います。

大分県ビジネスプラングランプリ これまでの実績 [PDFファイル/63KB]

大分県ビジネスプラングランプリ募集チラシ [PDFファイル/1.54MB]

大分県ビジネスプラングランプリ受賞企業一覧 [PDFファイル/278K

梅雨時期の河川・土砂災害に対する備えについて

次に、梅雨時の河川・土砂災害に対する備えについてですが、いよいよ災害の時期が間近にやってきました。皆さんご存じのとおりですが、今月9日には、由布市庄内町で土砂崩れが発生しました。
 私も現地に行きましたが、土地改良区の水路がありまして、原因は山からの湧水によるらしいのですが、その下の部分が壊れたこともあって、この時期に土地改良区の水路についても十分に気をつける必要があると思ったところです。
 そこで、この水路も含めて河川や土砂災害に対する備えを全体としてしっかりやっていくための点検をすることといたしました。
 資料に書いているとおり、一番目は農業水利施設の通常点検についてですが、時期は5月14日から各施設毎の供用開始までとなっています。農業用のダム、ため池、水路の通常点検については、これまでもやってきていますが、今回の庄内町の土砂崩れを踏まえて、土地改良区内にある水利施設についても、加えて緊急点検を実施することといたしました。
 対象範囲としては、通常点検の3164カ所、それから緊急点検は、土地改良区が管理する水路610カ所とそれに付随する地元管理の支線となります。
 それから二番目が土砂災害警戒区域等の出水期前点検です。これも毎年やっているものですが、大分県内には2万3605区域の土砂災害警戒区域があります。その中で特に気を付けておく必要がある、病院や老人ホームなどの要配慮者利用施設や避難所がある268区域を点検するというものです。
 3番目は、これも毎年やっていますが、河川堤防等の出水期前点検ということで、5月末までに堤防、護岸、樋門、水門、陸閘といったものを153河川、383kmにわたって点検するということでございます。
 県の土木、農業関係の職員はもちろん、土地改良区の方もご協力いただき点検することとしています。5月中にはしっかりと点検を終えたいと思います。

梅雨時期河川・土砂災害に対する備えについて [PDFファイル/106KB]


広瀬知事 それから、こちらにきれいな花がありますけれども、5月10日が母の日でしたので、皆さんは、お母さんや奥さんに花を贈られたと思います。そんなことはないかと思いますが、忘れた方のために今年は5月を母の日じゃなくて母の月ということにしていまして、今月中は母の日の花を贈ってもよいということになっています。
 実を申しますと、こういう時期で、なかなか花が売れないということがあり、花の需要喚起のために母の日を1日だけではなく、母の月にしようということでやっています。ぜひ趣旨をご理解のうえ、何回花を贈ってもいいと思いますので、ご利用していただきたいと思います。私からは以上です。
幹事社 発表項目について質問のある方は。
記者 新型コロナウイルスに関連してですが、冒頭でもおっしゃっていましたが、およそ1ヶ月にわたり感染者が県内で確認されていないということで、今の状況を改めてどのように認識されているかということが一点と。
 今日、県内で初めて新型コロナウイルスの影響で日田の旅館が倒産というようないうような影響が如実に出ています。経済がすぐに戻るか見通しがつかない状態ですけども継続的な支援策についてご見解をお願いします。
広瀬知事 5月14日に大分県は緊急事態宣言区域から解除されました。その時にも申し上げましたが、これから大事なことは感染拡大防止のために油断をせずにしっかり手を打っていくことです。併せて社会・経済の活性化に向けた努力をしていくという両面を考えなければならないと申し上げたところです。
 新型コロナウイルス感染症対策については、県民の皆さんにご理解ご協力をいただいて、今日まで27日間連続で新規感染者がいない状況が続いていて、本当にありがたいことだと思っています。
 このことについては、私からこれ以上望むことはありませんが、他の都道府県の動きも見る必要がありますので、県民の皆様にはもうちょっと我慢していただきたいと思います。
 これから経済の再建、社会の再活性が大事だと思っていた矢先に、まことに残念ですが大分県内でも、この新型コロナに関連して事業が破綻したというケースが初めて出たわけです。そのこと自体は、非常に残念なことですが、本件については、日田市や日田商工会議所等の経済団体と連携を取りながら、しっかり対応していかなければならないと思っています。
 また、事業の継続と雇用の維持というのは、今から非常に大事なテーマになりますので、必要な支援策をさらに打っていきたいと思っているところです。

記者 九州地方知事会でV字回復に向けた観光振興について議論するという話がありました。今のところ移動制限はまだあるんですが、今後、観光振興を九州全体で図っていく上で、具体的にどういった議論をしたいか、今のお考えを教えてください。
広瀬知事 県境を超えた移動制限はまだありますので、これをどうするのかというのが一つと、もう心配ないなという状況をできるだけ早く作らなければなりませんが、それができれば観光で県境を超えた移動することも大事になってきます。
 我々は九州観光推進機構を共同で作っていて、旅行商品の造成や観光資源の売り込みなどいろいろやっていますが、その時には、さらに強化をしていこうという議論が出ると思います。
 その中でも議論があると思いますが、もう一つは旅行クーポンみたいなものを運用していくということになっていくと思います。
 いろんな方がムズムズしていると思いますので、前向きに観光を進めていきたいと思っています。

記者 新型コロナウイルスについて、OABで県民の方の危機感について、街角で100人ぐらい街頭インタビューを行いましたが、自分の気が緩んでいるという方と緩んでいないという方がほぼ半々という結果だったんですけれども、それについて知事はどのように考えですか。

広瀬知事 自分のことに置換えてみても、ときどきホッとする気持ちと、ここは気を緩めてはいけないという気持ちが交錯することが多いので、県民の皆さんの反応が、半々だったというのはよく分かるような気がします。しかし、3つの密のある場所は避けなければならないとか、県境を越えた移動はしばらく自粛しなくてはならないという気持ちが、半分あることが非常に大事で、新しい生活様式のポイントをしっかり守りながら、社会・経済の活性化を図ることを頭に置いていただければと思います。
 両方ともあるのはごく自然な気がしますね。

幹事社 他にありますか。
 発表項目以外で質問のある方はいらっしゃいますか。

記者 日田彦山線の関係で伺わせてください。今日も紙面で各社報道されていましたが、東峰村がBRTを容認したという報道が出ております。これで、福岡県側が全てBRTを容認したことになるのかと思いますが、そのことについて、知事の受け止めを教えてください。
広瀬知事 本件については、前年度内に決着を付けたいと申し上げていました。この新型コロナウイルスの問題があったとしても、今まで決着が付ついていないというのは、県民の皆様、特に地元の沿線の方々には本当に申し訳ないと思っています。
 福岡県知事も同じ思いではないかと思いますが、そういうなかで福岡県知事から、「新型コロナウイルスの問題がだいぶ落ち着いてきたので福岡県側も地元対策をしっかりやらなければならないと思っている。」という話があり、5月16日に東峰村の皆さんとお会いになったという話は聞いていますが、具体的なやりとりについて、聞いているわけではありません。福岡県知事のそういった努力の中で、話がいろいろ進んでいるのではないかと思っているところです。
 我々としては、日田市長が地元の皆さんと話をしながら、定時性という意味でも市民の利便性を考えると、鉄道の軌道を利用したBRTで日田の方はすすめていいのではないか考えているということを聞いています。一応、日田の方は国道を走るというような話もあります。今は、そういうことを頭に置きながら、福岡県の状況を見ています。
 なにしろ3月末に決着をつけようと思っていたのが、ここまで来ているわけですから、福岡県知事も同じだと思いますが、できるだけ早く決着を付けたいと思っているところです。

記者 それに関連してなんですけれども、福岡県側の調整が始まってますが、近く復旧会議の予定とか、今、何か決まっていることがあれば教えてください。
広瀬知事  復旧会議の予定はまだないですね。というのは福岡県側がちょうど東峰村と詰めをやってる段階だと思いますので、そのあたりが、もうちょっと落ち着いてこないと次のステップに進めないのではないかと思っています。
  しかし、早くしなくてはならないという気持ちであることは間違いありません。

記者 新型コロナウイルスに関連して、国の臨時交付金について伺いたいのですが、一次補正で大分県に約54億円の臨時交付金が交付されると思うのですが、今の段階で、知事がこういうふうに使いたいというお考えがあれば教えてください。
広瀬知事 すでに補正予算を編成して専決処分をしたわけです。先に使わせてもらったようなところもありますが、その中に既に8億円ぐらい入っていますし、加えて、新型コロナウイルス対策として、マスクが足りないとか、防護服が足りないとか、これまでいろんな議論がありましたので、万一に備えて備蓄することも大事かもしれない。併せて、経済のV字回復に向けていろいろ手を打つことを考えていかなければと思っています。

記者 政府が検討を進めている二次補正の段階でも、地方創生臨時交付金が増額される見込みですけれども、今後、大分県にとって、どのような対策がどう考えているのかお聞かせください。

広瀬知事 新型コロナウイルスの問題は、すぐに沈静化して、それでもう通常の生活に戻れる、通常の経済活動に戻れるということであればいいですが、ご存じのように、まだまだ決して油断はできない、そう簡単に消費や需要が元通りに回復するとはいかないところがありますので、完全に回復するまでにどれくらい時間がかかるのかということによって、これまでの対策だけでいいのか、あと1ヶ月分、暮らしや事業を継続するためにお金が必要だということになるのかについては、これからの動向を見ておく必要があると思っているところです。
 できれば、これまでの補正予算の範囲で耐えられればいいですが、そうはいかないかもしれないですね。

幹事社 他にありますか。それでは会見を終了したいと思います。

広瀬知事 ありがとうございました。

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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