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令和2年6月2日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2020年6月12日更新


動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:令和2年6月2日(火曜日)13時30分~
場所:正庁ホール



新型コロナウイルス感染症について

6月2日定例記者会見

広瀬知事 何点かありますが、まず一つは新型コロナウイルスの件でございます。
 昨日からですが一部の都道県を除き県境を越える移動が自由になりました。一部というのは北海道、東京都、それから関東3県、まことに残念ですが北九州市も入れまして、6月18日までこの地域に対する移動は慎重にしていただくことといたしました。
 しかし、6月1日からは感染拡大防止はもちろんですが、社会経済の再活性化に主軸を置くということで、本日、第1回社会経済再活性化緊急推進本部会議を開かせていただいたところです。
 雇用と事業の維持という段階から一歩進んで前向きにいろんな事業を進行していく、そのあたりを感染状況を見ながら、大いに元気一杯やっていこうと考えています。
 そういう中で、ご存じのとおりですが、例年開催している別府アルゲリッチ音楽祭や大分県少年の船は、今年度の開催を見送ったところです。
 そして、8月10、11、12日に大分県で開催することになっていた、山の日の記念全国大会についても、1年延期ということにいたしました。
 来年は山形県で開催する事になっていましたが、ご相談申し上げたところ応じていただきまして、大分県で来年開催させていただいて、その次の年が山形県ということで1年ずつ延期ということになりましたので、ご報告させていただきます。
 もう一つ、第30回全国産業教育フェア大分大会というのがあります。これは全国の専門高校等に通う生徒の祭典でございまして、大分県ではビーコンプラザとか大分県立武道スポーツセンターを主会場に開催することになっていました。
 どうするか、いろいろと考えましたが、実行委員会の高校生から「全国を元気づけられるような大会にしたい。」、「こういう時だからこそ開催して大分を盛り上げたい。」という大変頼もしい思いがありまして、これは何としても応えたいという気持ちで、いろいろ工夫して開催することにいたしました。
 どういう工夫かといいますと一つは10月24日にビーコンプラザで県内を中心に開会式典をやって、そこでは、いろいろ各学科のデモンストレーションを行います。例えばフラワーアレンジメントだとかロボット競技やビジネスマナー、あるいはマグロの解体ショーのような、ネット上ではなかなか腕が発揮できないものをやります。
 もう一つは、インターネット開催です。ご存じのとおり、大分県では、大分南高校が、SPH(Super Professional Highschool)として全国で9校選ばれているうちの1校となっています。そういった、SPH(Super Professional Highschool)の各校が研究発表をネットで行います。
 これは、今年の10月から来年の3月にかけて順次やっていくということで、リアルの集まりと、ネットの大会、これを組み合わせて全国産業教育フェア大分大会を開催することとしています。
 こういうイベントを開催することで、だんだん元気を出す方向で新型コロナウイルス対策から脱皮をしていきたいとに考えているところです。

第30回全国産業教育フェア大分大会 [PDFファイル/106KB]

サプライチェーンの国内回帰を実施する企業への支援策について

次がサプライチェーンの国内回帰を実施する企業への支援についてです。新型コロナウイルスのパンデミックの中で、特にものづくりを行う日本の企業が世界中に展開しているため、通常時なら良いのですが、中国の部品の工場が駄目になった、あるいはベトナムの機材が来なくなったということで、サプライチェーンが寸断されることがありました。そのことが、被害を大変大きくしたということもあり、経済産業省がサプライチェーンの脆弱性を改めて再構築する事業を応援することになっています。
 もう一つは、マスクや防護服といった全面的に海外に依存している物で、いざという時に必要な物については、これはサプライチェーンというよりサプライそのものを、もう少し国内に回帰させる必要があるという考えがあります。そういった両面からサプライチェーンの再構築を行い、そのために支援を行うことは、非常に大事なことだと思いますし、大分県独自の企業誘致という面においても、大変大事なことではないかと考えています。お手元にお配りしていますが、経済産業省の施策に沿って選ばれた産業に対して、企業誘致の補助金をほとんど倍にするということを考えています。
 これまでは、設備投資の3%まで、限度額は3億円までとなっているところを6%まで、限度額も6億円にしたり、補助対象外となっていた事業についても、経済産業省の事業に採択され、10人以上の新規雇用があれば、50万円掛ける新規雇用者数の金額を限度額の5千万円まで補助します。 
 過疎地域の場合は、それに加えて一人30万円掛ける新規雇用者数を上乗せします。国の施策が令和4年度までとなっていますので我々も同様に4年度までとなります。
 ただ大規模な後押しについては5年度までということなんで、それも受け入れたいと思っています。

サプライチェーンの国内回帰を実施する企業への支援策 [PDFファイル/201KB]

体験型子ども科学館(O-Labo)の移転オープンについて

 次に皆さんご存じの体験型の子ども科学館O-Laboが移転することになりました。
 O-Laboは平成22年度に街中の科学体験スペースとして開設し、今年で11年目になります。開設当初は1年間に約1900名ぐらいの参加者でしたが、昨年度は、実に7600名と大幅に増加しています。科学技術に対する子どもたちの関心を物語っていると思っています。
 これまで竹町の商店街でやってきましたが、手狭になったこととと、商店街で別途活用するということもあり、6月21日に府内町のNTT西日本府内ビルの1階に移転リニューアルオープンをすることにいたしました。床面積もこれまでの約3倍となって余裕ができると思います。
  6月21日には、オープニングの講座を行います。大分大学の理工学部の助教の吉見剛司先生をお迎えし「石けんでウイルスを退治しよう」というテーマで、石けんのことをいろいろ勉強しようということです。
 これに先立ちまして、O-Laboをできるだけ地方の子どもたちにも体験をさせたいということで、6月14日からO-Labo佐伯教室を皮切りに中津、日田を加えた県内3地域において、地域の科学体験拠点づくりとして、地元企業や大学・高校等と連携しながらやっていきたいと思っています。
  今週の月曜日にはスペースXが、民間としては初の人工衛星の打ち上げがありました。大変革新的な技術を使った打ち上げだったと思います。
 その前には、大分県にも来る予定になっているバージンオビット社による水平型人工衛星打ち上げの実験もありました。
 そういう、宇宙技術も新しい時代を迎えるといった時にあたり、子どもたちの科学技術に対する興味も、ますます高くなってくるだろうと思いますので、しっかり応えていきたいと思っているところです。

体験型子ども科学館O-Laboリニューアルオープンについて [PDFファイル/169KB]

体験型子ども科学館O-Laboチラシ [PDFファイル/1.81MB]

県内農業水利施設等の点検結果及び由布市庄内町の土砂崩れに対する農地復旧支援について

次は、県内の農業水利施設等の点検結果のご報告でございます。
 庄内町の崩落事故がありまして、前回の記者会見で農業水利施設の緊急点検をしますと申し上げました。農業水利施設は土地改良区が管理する基幹的な水路が610路線と地元が管理する支線が1739路線あり、合計すると2349路線となります。この中で被災により家屋や公共施設等に影響が及ぶ恐れのある箇所325路線について5月末まで一斉点検を行いました。
 325路線の74%に当たる、240路線では異常はありませんでしたが、85路線で異常が確認されました。そのうち漏水やひび割れ等に関するものが103箇所あり、ほとんどはその場で土地改良区や地元の皆さん方が手直し出来るようなものでしたが、6カ所については、どうも工事をする必要があるということで、早速工事に移ることといたしました。
 その他の59箇所については、水路内にゴミや土砂堆積などが認められましたので、土地改良区の皆さんが除去して流れを良くしたということです。
 毎年やっている土砂災害警戒区域等の出水前点検ですが、土砂災害警戒区域が2万3605区域、加えて山地の災害危険区域が6906区域あります。そのうち老人ホームなどの要配慮者施設や避難所が含まれている316区域で点検を実施いたしました。
 点検結果ですが、速やかに対策が必要な区域が1カ所ありました。これは中津市耶馬溪町金吉の落石事故のあった区域で、直ちに工事が必要ということで、6月末完成を目指して、落石防止の工事をやっているところです。
 それから県が管理する河川の管理施設については、585河川のうち堤防のある153河川の点検をしました。これについては、緊急的な対応が必要なものはなかったということです。
 一番目は、農業水利施設の緊急点検ということで異常があったのが85路線の103箇所で水路本体の漏水などがみられ、そのうち6カ所は事業として対策を打つ必要があったということ、二番目は、土砂災害警戒区域などの出水期前点検について、次のページ裏側が、河川管理施設の出水前点検ということですので、資料でご覧いただきたいと思います。
 それから最後になりますが6月4日に全国知事会が開催されます。今年は残念ながらWEB会議ということで、必要なところだけ出席しようと思っています。国土交通常任委員長を務めていますので、その箇所等々については、必要な議論をしたいと思っています。
 私からは以上です。

県内農業水利施設等の点検結果及び由布市庄内町の土砂崩れに対する農地復旧支援について [PDFファイル/920KB]


幹事社 ありがとうございました。発表項目で質問のある方は。
記者 サプライチェーンの関係で教えてください。
 今回、いろんなことが起きて国内回帰が非常に進むという知事のお考えなのかということと、今回、県として補助がありますが、あえて呼び込むところの狙いを教えてください。
広瀬知事 これまではグローバルに展開する企業にとって消費地に一番近い場所や労働力の安い場所に工場を置くべきじゃないかということを勘案しながら経済合理性の下で世界に展開するサプライチェーンを作っていたんだろうと思います。それはそれで合理性がありましたが、新型コロナウイルスの影響で、経済合理性ばかりではいけないという気持ちになったのが一つ。
 もう一つは、これまで労働力が安かった場所が、経済発展して必ずしも安くなくなってきたという状況の変化もあり、企業側も見直しが必要だと思っていたことです。
 そういう中で、新型コロナウイルスの問題が起きましたので、国の政策と支援があれば、ある程度は進んで行くのではないかと思います。
 その時に、国内に帰ってくるならば大分県にという形で誘致を図っていきたいと思っているところです。
記者 2点お伺いしたいんですが、一点目が今、お話しいただいたサプライチェーンの関係で大分県としては具体的にどういった企業を誘致したいということ、それによって県内へどのような良い影響があると考えているのか、県としても拡充をいち早くされるということなので、ぜひ来て欲しいという呼びかけを再度いただければと思います。
広瀬知事 サプライチェーンについて、国もこういう企業をという言い方はしていません。一般的には、全世界にいろんなサプライチェーンが展開していますので、自動車産業だとか、半導体産業だとか、精密機械産業といった裾野の広い産業が頭に浮かんでくると思います。
 もう一つはマスクや防護服のように、今回なくて困った物がたくさんあります。そういう物について、もう一回、国内で生産できる体制を作るべきではないかという議論があります。
 我々も同じ思いですが、せっかく来てくれた半導体産業や自動車産業がサプライチェーンがないために大分県で操業ができなくなった、しばらく休まなくてはならないといった事態もありましたので、そういった意味では同じような思いで応援をしたい、大分県に立地をしてもらいたいということです。
 大分県として、どういう企業がいいかというご質問ですが、今申し上げたようなことで、せっかくある大分県の物づくりが円滑に運用できるような形でサプライチェーンが整ってくれればいいと思っているぐらいで、具体的にはありません。
記者 二点目なんですけれども、冒頭で触れていた北九州市の件なんですが、連日感染者が急増しているという状況ですが、改めて知事がどう受け止めているかということと、6月18日までは北九州市への移動を慎重にしてほしいと呼びかけていると思いますが、感染拡大防止に向けて、今の時点で県としてこういうところは気をつけ欲しいという呼びかけがあればお願いしたいと思います。
広瀬知事 長い警戒の時期を経て、これから少し自由に動けるという時期に感染が拡大して、北九州市民の皆さんが一番心配しているのではないかと思いますし、北九州市とは非常に関係も深いので、大分県としても非常に気になるところで、残念な思いがします。
 しかし、やはり感染拡大を防止するということは、全員にとって大事なことだと思いますので、こういう対応を取らせていただいたところです。
 ただ、非常に関係の深い北九州市ですから、通学や通勤で通っている方も多いと思います。ですから、それまで止めてくださいということではなくて、そういうことは必要でしょうが、その時にも感染拡大には十分に気を付けてくださいということをお願いしているのが緊急事態宣言の解除に伴う5月26日以降の対応の意味です。 昨日、北九州市で16名感染者が出たわけですが、お一人大分市在住の方がいまして、40代の男性で北九州市の医療機関に勤務している医療従事者です。十分に注意しながら勤務をされていましたが、感染されたということです。ご本人は県内の病院に入院をしていただき、ご家族については、PCR検査が陰性でしたので、その方一人で、止まったと思っています。
 ソニックで通勤していたそうですが、列車内はあまり混んでなく、ご自宅でもご家族との接触を慎重にするなど十分に気をつけていたことで、他に影響がなかったということです。
 大分県と北九州市の間では、勤務や通学といった行き来をしていますので、十分に気をつけていただきたいと思います。今回の方も十分に気をつけていたお陰で、感染がお一人で済んだんだと思います。
記者 山の日記念全国大会延期の件でお尋ねしますが、1年延期することに決まったことについての知事の思いと、これから1年後、来年に向けてどう取り組んでいくかを伺います。

広瀬知事 山の日記念全国大会は、記念すべき第5回を大分県でできるということで、名山がたくさんある県として、我々も誇りを持って、全国からお客さんを招きたいと思っていました。しかし、こういう事態になり、無理をすればできるのではないかと思いましたが、関係者の「大分県を存分に楽しんでもらえる山の日記念全国大会にしたい。」という思いもあり、私もできればその方がよいと考えたところです。山形県に了解してもらえるか非常に心配でしたが、快く了解していただきましたので、延期ということになりました。
 山形県に感謝しながら、来年はぜひ大分県として素晴らしい山の日記念全国大会を実行したいと思います。そのための準備を万端整えていきたいと思います。
記者 北九州市の関係ですが、県北の対策として、例えばPCRを積極的に進めるとか医療関係の備蓄を積極的に進めるとか。移動の自粛の呼びかけ以外、具体的な対策は何か考えていますか。
広瀬知事 県北だけということではなく、一部の地域への移動は慎重に行うということと、万一疑わしい状況があれば、すぐにでもPCR検査が出来るような体制を整えることです。これまで大変厳しい状況を経験しましたので、迅速着実に事に当たれるようその辺の体制は十分に出来ているつもりです。

記者 一つは確認、一つは質問です。
 北九州市の方で濃厚接触者の場合は無症状の濃厚接触者でもPCR検査をするということで、北九州方式といった言われ方もされています。これまで大分県の場合は無症状であってもPCR検査を濃厚接触者にするという方針で臨まれてきたと思います。それを現在も継続中であるかということを確認させてください。
 もう一つ、今日唾液を使ったPCRについて国が認める方向が示されましたが、大分県も、それを受けて、唾液によるPCR検査を採用されるかどうかということについて教えていただけますか。
広瀬知事 当初から患者さんが出た時に濃厚接触者をできるだけPCR検査をして、その広がりを確認し、そこに封じ込めていくことが大変大事だということで、濃厚接触者について無症状であっても検査をさせていただくことにしていまして、引き続きそのつもりでいます。
 PCR検査体制はずいぶん強化をされていますので、今のところ大丈夫だと思っています。
  それから、もう一つは唾液によるPCR検査については、担当の課長から答えさせます。

福祉保健部 私から回答させていただきます。
 本日から唾液もPCR検査の対象にしていいということが国から通知されました。ただ、一番感度が高いのは痰、二番目が鼻の奥の鼻腔粘液、三番目が唾液ということですので、この三番目の唾液を県内の医療機関に今までの鼻腔粘液に変えて、唾液でいいですよとするのか、これは県内の専門家の先生方の意見も、聞いたうえで医療機関に周知したいと考えています。本日、専門部会がありますので、その点をよくご議論いただいたうえで、唾液だと今までの鼻腔粘液に比べれば採取の際に感染リスクが低くなりますので、唾液でやろうというような専門家にご意見いただければ医療機関にも、その旨周知したいし、より積極的に唾液を活用したいと考えています。
 それが、まだまだという状況になれば、まず痰、鼻腔粘液を、というような今までの優先順位を守っていくのか、そこをしっかり議論したうえで唾液のPCR検査も県内で活用していくか、しっかり決めて周知したいと考えています。
記者 その場合に早く結論が出せるんですか。
 今週中とか。
福祉保健部 今週中には結論を出して医療機関に周知したいと思ってます。
記者 日田彦山線についてですが、先日は東峰村の方もBRTで復旧という意思を表明されました。自治体の足並みがそろったことになりますが、以前は3月いっぱいでというのを目指してたところが延びている状況です。知事としては沿線自治体が足並みそろったことを受けて例えばいつ頃までに結論を出したいというようなお考えがあるのかどうか。またそれに向けてのトップ会談だったりとか、担当の皆さんの会議だったりとか、何か予定されているものが入っているかどうかを教えていただけますでしょうか。
広瀬知事 本当に長い間、時間がかかって申し訳ありません。
 ようやく福岡県側の復興の案について、BRTの専用道をできれば伸ばして、そこから公道に降ろすという形ができたと聞いています。
 私どもは前から住民の皆さん方の要望をできるだけ聞きながら日田側は公道に停留所を作って日田まで連れて来ることを考えていました。東峰村までをどうするかというについて、ようやく福岡県側も話がついたということになります。ただし、JR九州としては、ちょっとコスト高になるはずですので、どうするのかというのは、またいろいろ議論があるかもしれませんが、いずれにしても、市町村の歩調が合えば大きな進歩だと思います。早くJR九州とも合意をして復興に入りたいと思っています。
記者 日田彦山線で追加で伺わせてください。
 先日、県議会の麻生議長がJRの方に要望等を出されてますけども、日田の住民の要望の中でバスの停留所を増やして欲しいというような声があったんで、それを要望しますというような内容もありました。
 県として同じようにJR側に停留所の増設などを訴えていくお考えはあるんでしょうか。というのが一つです。

広瀬知事 停留所の件ですけれども日田の沿線の皆さんがBRTがいいというのを選択した理由としては住んでる近くまでバスが来て、そこで乗降りすることによって非常に足の便が良くなるなというのがあるわけです。従ってBRTの意義について、利便性ということを考えると出来るだけ停留所が多い方がいいと、しかし定時性ということを考えるとあんまり多いと困るというところがあるので、その兼ね合いで決めて行くんだろうと思います。
 これはJR九州にとっても、幾つじゃなきゃいけないというようなことはないと思いますので、あまり問題はないかと。むしろ利便性と定時性のバランスをどう取っていくかという問題と思っています。

記者 今日午前中にあった、社会経済再活性化緊急推進本部会議で発表がありましたが、昨日発売した応援割りが1日で完売になりました。知事として、利用者がどんどん増えて来ていることについて手応えと、今度の補正予算で県外客向けの第二弾と捉えられるようなものも入れていますが、どのような期待というか、政府のGoToキャンペーンまで向けた、観光戦略というか、その辺のお考えをお聞かせ願えれば。
広瀬知事 実は、6月1日に待望の売り出しが始まるというので楽しみにしていましたが、夕方全部売切れましたという話を聞いてうれしい意味でビックリしました。
 それだけ県民の皆さん方にも、ちょっと県内の旅館ホテルに行ってみたい、のんびりしてみたいという気持ちがあり、旅行に対するニーズが非常に高いと思いました。
 県民の皆さんに旅館ホテルと一緒になって、今、旅館ホテルが作っている安全安心のためのチェックリストを見ていただいて、こういうところをもうちょっと気をつけた方がいいとか、これはもういらないんじゃないかといったご意見をいただき、一緒に安心安全を考えていただくための、お礼を込めた補助ですから、これをうまく活用して、安心安全をさらに深めていただくことが期待されるわけです。それをやった後はいよいよ県外からお客さんも来ていただいて、やっていくということになります。
 県外となると、まず、東北の方が東京を越えて大分までやって来てくれることはあまりなくて、むしろ行き来が多い九州圏の方に力を入れていく。それから、全体にということになっていくと思います。
 大分県で国内のお客さんが一番多いのは福岡県が多いですよね。その次に関東のお客さんが多くて、その次に関西のお客さんが多いという状況ですから、福岡県をはじめとして九州のお客さんが多いわけです。そういうことを念頭に置きながら、この次は九州全体かなと、その次は全国に広がっていくのかなというふうに考えて手を打っていこうかなと思っています。

記者 第一弾の県内応援割りは、今後は、これで終わりですか。

広瀬知事 県内に限る必要があるか、あとはずっと広げて行ったらいいじゃないかということもあって、今のところ私は九州全体に広げて行く方がいいんじゃないかと思います。

記者 先週になりますが、JR九州が管内の路線別の収支を初めて公表しまして、県内でも日豊線とか久大線などについて赤字ということが示されていました。知事として、この公表をどのように受け止められてるかと、今後、路線の利用促進だとか維持存続できることをJR九州側と話し合っていく、そういう方針というか、今後のお考えどのようにされるかというのを教えてください。
広瀬知事 申すまでもありませんが、JR九州は他のJRの会社と同じように地域を包括的に受け持って、それでJRのネットワークを作って、そして住民の足のサービスをする。観光のサービスをするというのが仕事なわけですから。
 この路線は赤字だとか、この路線は黒字だとか、それを経営の参考にするのはいいけども、議論すべきは全体としての経営をどうするかということですから、ここはたとえ赤字でもネットワークがこのようにあることが大事なんだからということで、だからこそJRはJR久大線ではないんですね。JR九州ですから、そういう意味で全体として考えればいいし、そうやって考えているんだろうと思います。
 したがって1線1線で赤字だ黒字だというのを出すのは全体として考える時の一つの参考として出しているんだろうと思います。ましてや、そのことが各県に赤字だからどうだとか、黒字だからどうだとかいうつもりはないんじゃないかと思っています。また、それを聞く気もありません。
記者 先日、日曜日ですが東部保健所の職員が酒気帯び運転の疑いで警察に逮捕されるという事件がありましたが、大分県としては平成18年に飲酒運転に対する懲戒処分の、かなり厳しい処分規定を決められたことで、ここ10年ぐらいは知事部局の職員が飲酒運転で摘発されるということはなかったと思いますが、今回のことを知事はどのように受け止めているか、あと再発防止に向けてはどうするかということを伺えればと思います。
広瀬知事 今、新型コロナウイルスの問題で県民の皆さんにいろいろとご不便をお掛けしています。行きたい所も行かずに我慢していただき、そういうご努力のおかげで、ようやく今から少し自由になったと思っていただけるという矢先に、こういう事案が発生し、二重にも三重にも県民の皆さんには申し訳ないという思いでいっぱいです。大変、遺憾であり残念であり申し訳ないと思っているところです。
 警察等でも状況を調べていますので、状況をよく調査しながら、ルールに則って厳正に処理をしていくということになると思います。
記者 再発防止の取り組みについてはどうでしょうか。
広瀬知事 飲酒運転については常に徹底をしていまして、今回も各部署に徹底しますし、加えて厳正に処理をすることによって、こういったことがなくなってくると思っています。
 あらためて再発防止をするまでもないと思っています。

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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