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令和2年7月21日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2020年8月19日更新
 

動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:令和2年7月21日(火曜日)13時30分~
場所:第一応接室



令和2年7月豪雨について

7月21日定例記者会見

それでは私から何点か申し上げさせていただきます。
 一つは令和2年7月豪雨についてです。大分県でも広範にわたって被害が発生していまして、まだまだ、調査中の箇所も多いのですが、まことに残念ながら3名の方が亡くなっておられます。加えて3名の方が行方不明ということであります。
 改めまして亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に行方不明の方の1日も早い発見を心から願っています。
 それから多くの方が被災をされました。被災された皆さんにも改めてお見舞いを申し上げたいと思います。
  今のところ建物被害は家屋の全半壊が92棟、一部損壊が138棟、床上、床下浸水が547棟となっています。
 また道路・河川も大きな被害が発生しています。方々で橋が落ちていますから、なかなか復興も大変だと思います。
 それから農業関係の被害も大変多く出ていまして、今のところ被害額は275億円ということでございます。
 県では、ご承知のように先週の17日に、日田市、玖珠町、九重町、由布市の2市2町に伺いまして現地で災害対策会議を開催したところです。
 被害状況や復旧・復興に向けた課題、市や町の要望もいろいろありましたから、承って、これからの対応の参考にさせていただいたところです。
 全体を通じて感じたことは、県内19の雨量観測所のうち9つの観測所で48時間の雨量が観測史上最大を記録していまして、それだけの多くの雨が降ったことがこれだけ被害を大きくしたと言っていいんじゃないかなと思います。
 元通りに復旧するだけでは、将来的にとても対応出来ないので、必要な所は、前の姿よりも更に強靱化した形で復旧をする。改良復旧をしなければならない箇所が多いのではないかと思っています。
 この辺になると技術的にも大変だし、用地の買収等も必要になってきます。地元の皆さんとよく話をしながらやっていきたいと思います。国の支援も必要になりますので、しっかり調整しながらやっていくことになると思います。
 もう一つは、例えば天瀬温泉は2年前にも水害がありました。去年は韓国のお客さんが、いろんな関係でずいぶん減りました。今年の春は新型コロナで、ほとんどお客さんが来なかった。ようやくこれからという時に、この災害ですから体力的にも非常に弱っているのではないかと思います。やはり、これまでとは違う応援のやり方を考えないと、とても立ち直れないのではないかと思いますので、その辺も頭に入れて応援していきたいと考えています。
 この間から補正予算のご質問がありましたけども、平成29年に九州北部豪雨や台風18号の被害がありまして、通常の予備費だけでは足りないので、災害時にすぐ取りかかる必要があるものについて、実は災害パッケージ予算を組んでいます。
 今年度は、75億円のパッケージ予算を組んでいます。既にその予算を使って行っていますが、避難所の設置、食品や飲料水の供給、被害住宅の障害物の除去といった被災者への生活支援。さらには農林水産業の施設や土木施設の土砂等の撤去というか、片づけをしながら復興のための調査をするといったことについては、すぐ取りかからなければいけないし、既に取りかかっていますが、そのための予算を災害パッケージ予算として、ここ数年組ませていただいています。加えて、当面の生活支援だとか、いろんな調査のために更に必要な分については、追加の補正予算を組みまして対応していきたいと思っています。早急に補正予算を組みたいと思います。
 災害パッケージ予算と新たな補正予算を合わせて緊急に生活支援などしなくてはならないことをやっていくことは当然です。
 その次に調査をして本格的な復旧を始めていくことになると思います。
 ちょうど政府も災害パッケージ予算を考えてくれているようですから、それがまとまれば今度は本格的な復旧のための予算を組んでいくことになると思います。
 これが7月豪雨の関係でございます。

令和2年7月豪雨に係る被害状況 [PDFファイル/103KB]

新型コロナウイルス感染症対策本部(第17回)、社会経済再活性化緊急推進本部(第5回)合同会議について

もう一つ緊急を要することとして新型コロナウイルス感染症対策本部と社会経済活性化緊急推進本部、両方の合同会議を開催したところです。
 開催の趣旨については、一つは大分県では昨日まで90日間新規の感染者が発生しておりません。小康を得ているわけですが、改めて県民の皆さんのご理解ご協力に感謝を申し上げる次第ですが、一方で、首都圏を中心として感染が拡大しています。
 大阪等も大変心配な状況です。福岡もちょっと心配になってきました。やはり、まだまだ注意を怠ってはいけないという感じがしています。そこでもう一度注意点を確認しようというのが一つ。
 もう一つは、今、大事なことは感染症拡大防止から社会経済の再活性化に軸足を移していくことだと思いますので、そちらの方にも力を入れたい。ちょうど明日からGoToトラベルが始まることがあり、そのことについても前向きに対応していかなければならないということで合同会議を開催しました。
 お手もとにお配りしていることを申し合わせ、お願いをしたところです。
 一つは新型コロナウイルス感染症対策本部の関係ですが、改めて県民の皆さんには、引き続き入念な手洗いや咳エチケット、マスクの着用に加えて、人との間隔を確保し、3つの密が重ならないよう十分に注意するなどの新しい生活様式を実践、定着させてください。これはもうすでに大分県民の皆さんやっていただいていますが、引き続きお願いしますということです。  もう一つは旅行や移動について、今のところ特に制限はありませんが、各地域の感染状況等に留意しながら臨機に行動してください。6月19日の移動自粛の解除の前に臨機にやってくださいというお願いをしていますが、もう一度思い出してくださいということです。
 それから3番目は、これは我々の注意事項ですが医療体制の確保と県内におけるクラスター発生を防止するために感染症対策の要となる医療機関や重症化リスクの高い高齢者や障害者の施設において、濃厚接触者に該当しなくても、感染が心配な状況になれば、当該施設におけるPCR検査を速やかに実施する。早期警戒網みたいな感じでやりたいと思っています。
 例えば、この高齢者施設は通常一人か二人ぐらいちょっと熱が高い方がおられると、それは高齢者だから仕方ないけれども、熱があるから直ちに新型コロナというわけではありません。ところが一人や二人が三人、四人ぐらいに急に熱が高い方が出てくると、ひょっとしたらと心配になるわけです。そういうモニタリングをして、心配な状況になればPCR検査を実施するということです。病院は、対策の要ですし、高齢者や障害者の施設は感染症に弱い立場の方々ですから、こういう所に特別に早期警戒をしておくということです。
 具体的には、病院や福祉の関係の人が、よく話し合って決めていくことになると思いますが、そういう感じで警戒していくということです。
 4番目ですが、7月の豪雨災害ですでにやっていただいていますが、避難所で感染が大変危惧されるわけです。そのために避難所の増設、避難所内での十分なスペースの確保、検温や問診や手指消毒といったところを、もうずいぶんやっていただいています。また避難しなくてはならないような事態が起こらないとも限りませんので、そこはちゃんとやってくださいと、もう一度お願いしておくということです。
 もう一つは社会経済再活性化緊急推進本部の関係です。
 こうやって感染拡大防止に十分に注意しながら他方で再活性化というところにも軸足を移していかなければならないので、なかなか大変な時ですが、1番目に言ってるのは再活性化に向けて、まずは生活の維持だとか、事業・雇用の継続といったことを下支えする支援策が大事だし、その利用も増えてます。今後も引き続き、その利用をしっかり応援していきますということが一つ。 2番目が業種毎に感染症拡大予防ガイドラインを作っていただいています。それをしっかり踏まえて適切な対策を取っていただくよう改めてお願いするということが第2点。
 第3点は観光分野でGoToトラベルキャンペーンについてですが、我々としては、大いに歓迎し、期待してます。東京都の皆さんはしばらくおあずけということになっていますが、これは我々が拒否したわけではなく、しばらく待っていただくということですから、解除になれば、またお越しいただくということじゃないかと思っています。
 その他の地域は制限はありませんのでぜひこの施策を使って旅行を楽しんでくださいということです。
 それから4番目としては、大分県では旅館・ホテルが高度なチェックリストを作成し、飲食店でも安心は美味しいのポップを作っているわけでして、そういうものをしっかり徹底して、お客さんが安心してお越しいただけるようにするということです。
 チェックリストについては、アンケート調査をしていますが98%のお客さんから安心出来て良かったという評価をしていただいています。
 もう一つ忘れてならないのが5番目でして、東京の方もそうですが、県内でも7月豪雨で被災した旅館の皆さん方には、お伺いをしたくても出来ない状況になっています。
 他方、このGoToトラベルは、済んでしまったということになると、置いてけぼりをくうのではないかと、ご心配されると思いますが、そこは国に対してもそういうことのないように、ある程度留保しておいたらどうですかという話もしていますし、それが出来なければ、全国で被災した旅館・ホテルが立ち直った頃に、またやってもらうということも大事ではないかということも言っています。県でも国の動きが悪ければ、独自に応援するということも考えていますので、忘れていませんから、そのことを心配せずに復興に努めてくださいと言いたいと思います。

新型コロナウイルス感染症対策本部及び社会経済再活性化緊急推進本部合同会議からのお願い等 [PDFファイル/68KB

スペースポートに係るプロジェクト・ロゴマークの決定について

次ですが、大分空港がスペースポートとして、今飛び立とうとしています。バージン・オービット社とパートナーシップを4月に公表しましたが、そのプロジェクトロゴマークを発表させていただきます。
 この赤い丸は、夕日と考えていただいてもいいし、惑星と考えていただいてもいいし、あるいは日の丸でもいいし、また愛する大分のO(オー)でもいいんですが、いろんな意味で、この赤い丸を背景に、まさに飛行機は、大分と宇宙を結ぶ、空に向かって飛び立つジャンボジェット機を表してしいます。なかなかいいロゴではないかと思っています。
  実は6月3日から26日まで公募しまして、県内外のデザイナーの皆さんから全38点の応募をいただきました。厳正な審査の結果、有限会社デザインマップの提案を選ばしていただきました。スペースポートプロジェクトのロゴマークの決定でございます。
 今後ISTSのキックオフイベントなど宇宙関連のイベントやSNSでの情報発信など様々な場面で使わせていただこうと思っています。スペースポート大分ということでロゴマークにさていただきます。

スペースポートに係るプロジェクト・ロゴマークの決定について [PDFファイル/150KB]

ISTSキックオフイベントについて

次にスペースポートにも関連しますがISTSのキックオフイベントについてです。
  ISTS、宇宙技術および科学の国際シンポジウムというものですが、来月の8日と9日にキックオフイベントを開催します。8日には宇宙飛行士の山崎直子さんに来ていただいて「大分から宇宙へ」という演題で講演をしていただきます。そこで多くの人が宇宙に行って宇宙で働く時代がやってくるという夢のある話をしていただきます。
 また、ISTSの組織委員長、東京大学教授の中須賀真一さんに講演等をしていただきまして、「超小型衛星が拓く新しい宇宙開発利用と産学連携」と題して、中小企業群と連携した地球観測や宇宙科学探査、通信、エンターテインメントなど超小型衛星がもたらす将来の宇宙利用についてお話しいただくことになっています。
 まさに、スペースポートから飛び立つバージン・オービットのボーイング747は水平型打ち上げのため小型衛星を積んで上がって行きます。そして空からロケットになって発射されるということですから、ちょうど小型衛星のもたらす新しい宇宙時代についてお話しいただきます。
 2日目も基調講演や大分のベンチャー企業の方々のパネルディスカッション等も行うことになっています。
 こういう時代で新型コロナウイルス対策をしなくてはならないということで、会場はビーコンプラザで定員の半数以下でやることになっています。
 7月1日から参加者の募集を開始しております。そういう事情で定員に限りがありますので早めの応募をお願いいたします。

第33回宇宙技術および科学の国際シンポジウム(ISTS)in大分別府大会キックオフイベント [PDFファイル/826KB]

珠玉の東京富士美術館コレクション展の開催について

科学の次は文化イベントでありまして、珠玉の東京富士美術館コレクション展です。OPAMの開館5周年の記念事業第一弾は坂茂建築展を開催ましたが、第二弾として西洋絵画400年の旅 珠玉の東京富士美術館コレクション展を明日7月22日に開幕いたします。
 東京富士美術館は1983年に八王子に開館されて以後、古今東西の美術作品を収集されてまして、そのコレクションを日本のみならず、世界各地で展示公開されてきました。今回はその貴重な西洋絵画コレクションの中から、16世紀のイタリアルネサンス美術から20世紀のモダンアートまで400年にわたる西洋美術の絵画史を一望出来るような構成となっています。
 明日からは厳選された83点が、やってくるということであります。皆さんご存じのモネ、ルノアール、セザンヌ、ゴッホといった人の作品もやってくることになっています。
 大変内容のいい、また人気作家の作品ですので、楽しんでいただければと思います。
 この展示会も新型コロナウイルスの中ですから感染拡大防止のために十分に注意をしてやっていくことにしています。その点はまた、ご協力願いたいと思います。

西洋絵画400年の旅 珠玉の東京富士美術館コレクション展チラシ [PDFファイル/302KB]

第40回記念大分国際車いすマラソンについて

それから、もう一つ、科学、文化の次はスポーツなんですけれども、第40回記念大分国際車いすマラソンですが、ちょうど40回記念を今年やることになっていました。
 今日の午前中に実行委員会が開催されて、結論から申し上げますと40回記念大会を来年に延期しようということになったそうです。
 これまでは、国際車いすマラソン大会として海外からたくさんの方に来ていただいてということでしたが、日本でもなかなか大変な状況に加えて海外から来ていただくとなると、来ることができない国もあります。出入国が制限されているということもありますから、海外からの参加が不可能だろうということで第40回記念大会は来年に延期ということにさせていただきました。
 しかし、来年のパラリンピックに向けて、今年公式試合をすることは選手の皆さんにとっても非常に貴重な機会となります。したがって国内在住選手のみが参加する大会を来年の記念大会のプレ大会という位置づけで開催してはどうかというお話で、その方向で検討していきたいと思います。
 中には、海外の選手でも来れるという国があるかもしれませんが、その国だけというわけにもいきませんので、今回は残念ながら国内だけに限ってプレ大会ということで開催させていただこうと思っています。
 第40回記念大分国際車いすマラソン大会、来年に延期をさせていただきます。
 私からは以上です。
幹事社 それでは発表項目について質問がある社はお願いします。
記者 明日からGoToトラベルキャンペーンが始まりますが、こういう状況で賛否両論あると思いますが、知事として、GoToトラベルキャンペーンをどのように捉えていらっしゃるか、県として期待するところで、警戒・対策をしなきゃいけないところを改めて教えてください。
広瀬知事 大分県は、新型コロナウイルス感染症に関しては、おかげさまで小康を得たということで、社会経済の再活性化に軸足を移していこうということでございます。
 従いまして、このGoToトラベルキャンペーンは大変いいことじゃないかと、実は思っているところです。歓迎したいと思っています。
 ただ、このGoToトラベルキャンペーンが前倒されることが発表された時に、折角のGoToトラベルキャンペーン、皆さんが安心して楽しんでいただくためには、心配な地域がなければいいけれどもという思いがあって、仮に、そういう地域があるとしたら、その時には東京のことは心配のない状況でしたが、そういう地域があれば、しばらく除外して待ってもらうという配慮する必要があるのではと思っていましたが、結果的にはそうなったと思っています。
 全体としては、これは結構なことではないかと大いに歓迎をしたいと思っています。
 また、大分県の旅館やホテルの皆さん方はチェックリストをしっかり作って守ってきました。またお客さんもそのことについて、評価してくれているということもありますので、大分県の観光業者の皆さんのそういった努力の積み上げというのもようやく評価されるのではないかと思っています。
記者 車いすマラソンですが、今年はプレ大会という位置付けで日程はまだ決まってない。
広瀬知事 決まっていませんが、国際車いすマラソンの日が予定されていましたから、皆さんも予定してるのかもしれないので、その日になるのかな。この日と決まったわけではないと思います。
記者 車いす大会の実行委員会取材させていただいたんですが、決定事項ではないというお話しでしたが、国内選手のみでプレ大会として開催することは、それはもう決定したのですか。
広瀬知事 今日の午前中開かれたのは第40回記念国際車いすマラソン大会の実行委員会。国際車いす大会の実行委員会だから、いろいろ議論があって国際車いすマラソン大会は、来年に延期しましょうというところまでで、延期して何かをやるかというのは国際車いすマラソン大会の実行委員会としてはなかなか決めがたいところがあるんじゃないかと思います。私どもとしては、その時にせっかくだから国内選手だけでもやってくれという話があったと聞いておりますし、我々も、何かやった方がいいと思っていますから、やる方向で検討していくことになると思います。
 日にちは、誰かいるかな。まだ決まっていないの。
福祉保健部 記者会見の後、記者室で担当課が説明させていただきます。
記者 車いすマラソンの関係で幾つかお尋ねいたします。大分大会は非常に歴史があって国内外のトップランナーと頑張っている一般のランナーが一緒にレースをすることが大きな特長だと思いますが、知事は、大分大会の魅力というのはどのように。
広瀬知事 大分大会の魅力は二つありまして、障がいのある方が本当に力の限り走って自分たちの社会参画とはこういうことだという意気込みや力を示してくれる。また沿道の人も、そのことについて拍手をしながら、感銘を受け、理解をする。こういう障がい者のスポーツを通じた社会参加ということを実感させてくれるというのが一つ。
 もう一つは、おっしゃるように国際車いすマラソン大会ということで国内外の障がいのある方がガッチリ手を組んでこの大会を盛り上げてくれるということが素晴らしい魅力だと思っています。
 両方とも捨てがたい魅力なので、残念ですが、しかし今日の決定も、よくわかりますので、それでは国内だけでも力の限り皆さんが競技をし、障がい者スポーツを通じて障がい者の社会参画について、障がいのある方もない方も理解を深めていく大会にしたいと思います。
記者 車いすマラソン大会、選手はもちろんですが、大会に関わるスタッフやボランティア、応援の方、かなり多くの方がこの大会に関わっていると思います。そういった方も含めて感染対策が必要になって来ると思いますが、その辺りはどのように考えていくのか。

広瀬知事 選手の参加人数が減ってきますから、もちろんボランティアの方も減ってくると思います。そういう方の感染対策も含めて、十分に手を打っていく必要があると思います。
記者 もう一つ、国内外の大会が中止若しくは延期というのが相次いでいまして、鹿児島である予定だった障害者スポーツ、国体と併せて、これも中止、延期になって、やはり感染リスクはこの先見通せないところがありますが、そういった中であえてプレ大会という位置付けだというお話しがありましたけれど、先の見通せない中であえて何らかの大会競技を実施しようという意義はどの辺りにあるんでしょうか。
広瀬知事 どうでしょうかね。感染リスクがあるから何でもやめようということではなく、感染がだいぶ落ち着いてきたので、都道府県をまたがる旅行もいいよというのが6月18日の決定でした。逆に今からは感染リスクを軽減しながら必要なイベントはやっていくという考え方で、あえて止めるというのは、逆に理由がいるのではないでしょうか。やれるものならやった方がいいのではないかという時代です。
 少しでも感染リスクがあったら止めるということでやっていたら何も出来ません。我々は感染リスクをいつまでも恐れるということになってしまいます。状況を見ながら対応していくということだと思います。
 万一その中で難しいなということになってくれば、それは止めざるを得ない。そういうリスクは常に負っていますが、出来ることはやっていく。積極的に、前向きにやっていくことが今大事なことではないでしょうか。

記者 そのコロナですが、大分県はずっと出ていない状況ですが全国的には緊急事態宣言よりも感染者が出ているという状況になってきていると思いますが、その要因をどうお考えになっているか。
広瀬知事  他の都道府県のことをとやかく言う暇はないけれども、もうちょっとやりようはたくさんあるんじゃないかなという気がしますよね。
 私はいつも言っていますが、新型コロナウイルスというわけの分からない感染症の場合にはできるだけの予防対策を皆で公衆衛生の観点からやっておく。それで仮に出た場合には、本人には病院に入っていただくし、濃厚接触、あるいはその可能性のある方を幅広くPCR検査をさせていただいて、どこまで広がっているかということを押さえる必要がある。
 その過程で、どこで何が起こったかということをできるだけ公にしないと周りの人が自分はどうだったかなということについて分からないから、協力のしようもないということです。だからそういう意味では必要な情報は恐れずに公表させてもらうということをしながら、協力をいただくということをやっていくのが一番大事なことじゃないかと思っています。
 私は、こういう事態に対しては当然、誰でもやらなくてはいけないことではないかと思います。
記者 東京では夜の町の感染が広がっているので積極的に検査場を設けて、お店の方たちを緊急で検査していることで数が増えているという話もあったかと思います。
 大分でも。
広瀬知事 遅い、そんなことは広がる前にやらなきゃ、異様にぐずぐずしてるよね。
 これ以上言うと、また心配だろうから。大分は何?

記者 市中感染も広がっているのではないかと一方で言われていると思いますが、今度のGoToトラベルキャンペーンで東京都は対象外とはいえ、移動される方は今もいらっしゃるわけで、そういう方を経由した方が大分に入ってこられる可能性も十分にあると思います。今でも可能性があると思いますが。
広瀬知事 その可能性は6月19日以来ずっとあります。だけど、それを何とか大分県の皆さんの知恵と努力で防除してきたわけです。そこを信頼してやるしかないですよね。
 そのためにチェックリストも作ってやってきたし、そのことについてお客さんも、いろいろ評価をしながら、協力していただいているというところもありますから、できるだけのことをやっていると我々は思っています。
 これちょっと心配だからなという気持ちはよく分かりますけれども、東京だけでいいのか、大阪はどうか、いや近くの福岡県どうですかということも分からないこともありませんが、そこは、皆さんの良識の範囲で、また、旅館は旅館でちゃんと体温計で測らせていただいたり、最大限の警戒をしながらやっていると思っていいんじゃないでしょうか。
記者 今回被害を受けた所が、今なかなか迎え入れられないというところで、国にも働きかけながら県としても何か検討できるようであればしたいと先ほどおっしゃっていましたが、今の時点でイメージされていることがありましたら。
広瀬知事 それはGoToトラベルを受けたくても、まずは復興しなくては、受けられないから、いやいや皆さんの分は取ってあるからと心配するな、あるいは残っていなければ、ちゃんとまた作るからということをしっかり国として本当は言ってくれるといいな思っていますが、まだ言ってませんね。
 万一の時には県の方で応援しますということを言っています。
 それは一番被災をされた旅館・ホテルでもう一回立ち直ろうという人たちに対して、そのぐらいのメッセージは直ぐに出さなければと思っています。
記者 災害の関係で熊本県では仮設住宅の着工が始まっていますが、大分県は仮設住宅は。
広瀬知事 ご覧いただきますと避難しておられる方、現時点で日田市と由布市と九重町におられますよね。ただ避難所に加えて避難してる場所と、世帯の数が同じぐらいだから、それぞれ一カ所に一世帯ぐらいずつばらばらにいるような感じがします。だから、それぞれちょっと事情があるのかもしれない。仮設住宅が必要なのかどうかというところもありますが、必要ならもちろん応援してすぐできるようにしますが、実情をよく見たいと思っています。
 この間日田に行った時に津江の山の方ではそれぞれに避難していて、それぞれに避難所が必要かもしれないということを言っていましたので、よく実情を聞いて対応したいと思います。
記者 今回の被害額が現時点で275億あって、最初の発表としては前回の豪雨よりもすごく多いのかなと思ういますが、改めまして金額の大きさの、、、
広瀬知事 ちょっと、これまだ私、精査をしてないんですが、まだ足りないんじゃないかと思います。
 前回は日田市の西の方でしたが、今度は日田市もずっと津江の方から街中まで広がってますし、玖珠川沿いの所もある。それから大分川沿いもあるということで、ずいぶん広いからもっと精査をすれば大きくなっていくのではないかと心配しています。
記者 確認です。例のGoToトラベルの関係で知事が被災地が後でも援助を受けらるような形ができないかというふうにおっしゃっていましたが、冒頭の方で天瀬町とかの温泉地に被害があって、これまでと違う応援のやり方を考えなければいけないという提案もありましたが、そこというのは、そのことと同じことでしょうか。
広瀬知事 いや、ちがいます。
記者 また別の。
広瀬知事 企業が被災をしたときに立ち直るためには、非常に利率の低い融資みたいなもので対応するのが普通ですが、今回は何回も災害があって既にお金をずいぶん借りているから、また融資と言われても、返す目途がないようなお金は借りられないという気持ちになるんじゃないでしょうか。だから、そうではなくて何か補助金的なものがあればいいなという意味でちょっと質の違ったということを言っています。
 それをやるという意味じゃないですが、だけども言ってる意味はそういうことです。
 ちょっとこれまでと質の違う応援を考えなければいけないというのはそういう意味です。
記者 あと、もう一点確認ですが。車いすマラソンですが、今日、40回記念大会の実行委員会があって、プレ大会をやろうという話になったということですが、今後も当然その実行委員会が必要になってくると思いますが、いまある40回大会の実行委員会はプレ大会の実行委員会という位置付けになるんでしょうか。
広瀬知事 ならないでしょうね。実行委員会は40回大会の実行委員会だから。
 あとは、こういう方向でやったらどうですかという意見をいただいたということになるんでしょう。その意見を踏まえてどうするかというのは県の方で考えていく。実行委員会が必要なら実行委員会をやるでしょうし、もう必要ないと、これだけ議論してもらったんだからいいということであれば、それでもいいと思います。
記者 あくまでも、実行委員会としては40回大会の実行委員会ということですね。
広瀬知事 そうです。
記者 災害の関係の情報共有の関係なんですが、行方不明者の捜索で、この間の土曜日の午前中に湯平の花合野川で行方不明になってる方の車のナンバープレートが見つかったということがありました。警察は午前中のうちに状況を把握していたようですが、県の防災局に連絡があったのが月曜日の夕方であったという説明がありました。災害時の関係機関の情報共有は非常に大事で、とくに行方不明者がどうなっているかということにつながる大事な情報だと思いますが、それが2日後に県の方に連絡があったということですが、このようなことが多いんじゃないかと思うんですが、どのようにお考えでしょうか。
広瀬知事 私、知りませんけども、大した話じゃないんじゃないですか。
 それはナンバープレートが発見されたという時に、それがどういうナンバープレートなのかというのを確認をするということは大事だし、それに時間がかかるだろうと、だから発見されたらすぐ連絡がある必要もないし、そういう期待もする必要もないんじゃないかというふうに思います。それから、ナンバープレートにどういう意味があるのかと、それが別に行方不明者の発見にすぐ結びつく様な話なら別ですが、それもどういうことになるか分からないんだから、それが災害対策本部に連絡がなかったことが、大変じゃないかというご質問には私はあまり理解できません。
幹事社 他はよろしいでしょうか。

広瀬知事 はい、ありがとうございました。

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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