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令和2年12月8日知事定例会見

印刷ページの表示 ページ番号:2020120800 更新日:2020年12月8日更新

動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:令和2年12月8日(火曜日)13時30分~
場所:第一応接室


新型コロナウイルス感染症について

12月8日

 今朝、部長会議の前に新型コロナウィルス感染症対策本部会議を開催いたしました。新規感染者が12月3日に18人、それから3日連続して18人が続き、12月6日に19人となり、昨日7日は11人でした。最近、感染者が連日増えていましたから、このままいくと重大な事態にもなりかねないと思い本部会議を開催したところです。

 最近の感染状況についてできる限り分析をして、どういう点に注意すればいいのか、しなければいけないのかということを見極めながら、その点について県民の皆さんに注意をお願いしようということで開催いたしました。

 分析については、ご覧のとおりですが、第1波、第2波、第3波をもう一度調べてみると、第1波は7週で60人でしたが、第2波は6週間で98名となっています。そして第3波は、なんと4週間で249名と大変短い期間で、より多くの人が感染する事態となっています。感染拡大のスピードが非常に速く、気をつけなければならないという状況です。

 年齢別に見てみますと、若い人は第1波、第2波、第3波とあまり変わっていませんが、問題は60代、70代、80代、90代の方々が第1波の時には16人で27%でしたが、第2波になると、21人で21%になっています。そして今度の第3波では80名で32%という状況です。

 大分県の高齢化率がちょうど32%ぐらいですから60歳以上の方はよく気をつけていただいていますが、とうとう高齢化率と同じぐらいの率になってきたということです。

 高齢者の感染者が随分増えてきたことを心配していまして、入院者数では60歳以上の方々が45人で52%となっています。

 新規感染者の割合32%をはるかに上回る割合の方が入院をしているということで、高齢の方は重症化するというか、それで病院にしばらく居ていただくことになるため、重症化のリスクのある高齢者は特に気をつけなければならないという感じがします。

 感染経路をたどりながら分析をしてみると20歳未満の方は、数はあまり多くありませんが、249人の中の22名で、感染の割合は家族間と学校が非常に大きいということになります。

 学校は6名で、1個クラスターがありました。それ以外では若い人はあまり起こっていません。20代、30代、40代、50代というところが、友人・知人との会食が28人、接待を伴う飲食店が6人、そして家族間ということになります。

 それから同じく、60歳以上についても、友人・知人との会食が一番多い状況になっています。

 もう一つの特徴は、感染経路不明者が随分増えてきています。しかし、この感染経路不明者については、保健所でどう質問しているかというと、新規の感染者がでると、その人に「あなたは濃厚接触したような人はいませんか」と聞きます。思い当たる人は、「こういう人と私、濃厚接触がありました」といいますし、思い当たらない人は、「分からない」ということになります。その次には、「感染の多い県に行ったことがありませんか」あるいは「感染の多い県から来た人と食事をしたりしていませんか」ということを聞くわけです。それも分からないと、感染経路不明ということになります。

 そういう質問をした後に感染経路不明となるので、この方々は本当に知らないうちに市中で感染したのかということになります。しかし、市中で感染するといっても、皆さんと同じようにマスクをしているのであまり感染しないはずです。むしろマスクを取って、いろいろ話をする会食の時が多いのではないかという心配をしています。

 全体合計249名の中の25%が会食や接待に伴う飲食となりますが、この81名の感染経路不明という方の多くも、ひょっとしたらマスクを取って食事や飲食をする所にいらっしゃったのではないかと思います。

 県外に行った方には、具体的に聞きますから、「そういえば行ったな」ということになるかもしれない。やはり会食や接待を伴う飲食について、気をつけなければならないと思っています。

 また、11月28日からの市町村別の感染状況について分析していますが、最初の頃は大分市が多かったんですが、最近は別府市が随分増えてきています。やはり地域的には、別府市と日出町あたりもよく気をつけていただく必要があると思います。会食や接待を伴う飲食について気をつけるのと、地域的にはそういうところで気をつける必要があるということです。

 なお、GoToトラベルの関係で、いつも注意しながら見ていますが、今のところホテルや旅館から感染が広がったという情報は入っていません。

 こういう状況を踏まえて今後どうするかということについてですが、感染状況の評価では、病床の利用率が25.6%ということで、20%以上50%未満のステージ3の基準にとうとうやってきたことになります。

 しかし、これは病床のプレッシャーから言うと、だんだん増えてきていると考えますが、これだけでステージを変える必要はなく、まだステージは2と考えてもいいと思っています。こんな認識の下に対策を議論いたしました。

 次に、この資料をご覧いただきたいと思いますが、病床利用率の方も25.6%とステージ3の基準である20%を超えました。総合的に判断するとまだステージ2にとどまっていると考えますが、先ほど申し上げましたように会食や接待を伴う飲食を通じた感染者が62名で25%というところ、感染経路の分からない人も、その辺が疑われる可能性があるわけです。

 それから2番目は重症化リスクの高い60歳以上の感染者が、第1波、第2波に比べて80名で32%と非常に多くなっていることも心配されるわけです。

 こういうことを踏まえて、年末までの間に下記の取り組みを県民の皆さんにお願いします。

 年末までの間ということでいいのか、そんなに長いのかと、いろいろありますが、やはりやる以上は効果が出るまでやってもらう必要があるため年末までの間としました。それで大丈夫かどうかは分かりませんが、期限なしにお願いするのは、県民の皆さんに申し訳ないので、一応、年末という目標にしてお願いしようということです。

 その時点で様子を見て、「おかげさまで助かりました」ということになればいいし、そうじゃなければまたお願いすることになります。

 一つは会食や接待を伴う飲食については、地域の感染状況に十分注意し、県内でも感染状況がだいぶ違いますから、注意して慎重な判断をお願いします。行くか行かないか、行くとしてもどういうところに行くかと、どういう形でいくかということも含めて慎重に判断してください。

 また利用する場合においても「安心はおいしい」のPOPの掲示も参考にして感染予防拡大ガイドラインを遵守している飲食店を選んでいただいたうえで会話時のマスク着用など感染防止を徹底してください。

 POP掲示なんかのPRもしながら、こういうところを選んでくださいといっていますが、今回は会食のところから広がってきている気配があるので、特に大分市・別府市の皆さんは十分に気をつけていただく必要があるということでございます。

 慎重な判断、利用される場合にも感染拡大防止予防ガイドラインを遵守している飲食店。POPを見て、これをちゃんと貼っているお店を選んでくださいということです。

 ご存じのように、この星印が大事で、三つがよく出来ているというお店です。一つや二つのところはなかなか掲示していないかもしれませんが、この三つというのが大事です。

 二番目は、高齢者、基礎疾患のある方についてです。もう随分気をつけていただいて、大変感謝していますが、重症化するリスクもありますので、外出する際には感染防止に引き続き注意してください。特に「3密」になるおそれのある、人混みなどできるだけ避けてくださいということをもう一度お願いしているところです。

 ただ、高齢者、基礎疾患のある方は十分に注意していただいておりまして、あまり申し上げると、もう家から出ないということになる可能性がありますが、それは逆によくありません。この間、豊後大野市清川の「はつらつ清川」という高齢の方の通いの場に伺いましたが、「しばらくお休みをしていた間に非常に調子が悪くなった」と、「感染拡大にならないようにフィジカルディスタンスを取りながら再開して非常に良かった」と参加者の方が言っています。それは、そのとおりだと思います。十分注意してやれば、むしろやり続けてもらった方がいいということでございます。そういう健康づくりのための散歩だとか、体操といった高齢の方の集まりはもう止めてくださいというのでは決してありません。ただし十分に注意してやってください。「3密」を避けるようにしてくださいということです。

  3番目はいつもお願いしているところですが、入念な手洗いや咳エチケット、マスク着用、フィジカルディスタンスの確保、「3密」の回避、非常に、これを徹底していただいているから、今も助かっています。ぜひ、これを継続してください。

 もう一つは冬ですから、こまめな換気と共に適度な保温と保湿もよろしくお願いします。

 それから会食時の配席の工夫、密集・密接の回避、大声での会話の回避等々、会話時のマスク着用と、ご飯を終わって会話をするときに、もう一度マスクをし直して、やってくださいねということです。

 出張や旅行はあり得るわけですが、その場合にも地域の状況を見ながら十分に注意してください。

こういうことで、いろいろ状況を分析した結果、第1番目は会食や接待を伴う飲食について十分に慎重な判断をお願いしますということ、やる場合の感染拡大予防ガイドラインを遵守している店を選んでくださいということ。第2番目は高齢の方、基礎疾患のある方は重症化のリスクがありますから、こちらの方もくれぐれも注意してもらいたいと。

 先ほどのように会食をして感染をしたという方が60歳以上の方も結構多かったと思います。その辺は、認識して注意していただく必要があると思っています。

 以上、十分注意していただいているうえに申し訳ありませんが、2点、特にお願いを申し上げたいと思います。

新型コロナウイルス感染症に係る今後の対応について [PDFファイル/188KB]

大分県の新規感染者数(感染経路の有無別) [PDFファイル/584KB]

6歳未満の子を持つ男性の家事・育児時間について

 次に6歳未満のお子さんを持っておられる男性の家事・育児の時間についてです。この度、九州地域戦略会議の次世代育成プロジェクトチーム、このプロジェクトチームを引っ張っているのは佐賀県知事さんですが、そこが令和2年8月から9月にかけて、「九州・山口 6歳未満の子を持つ男女の家事・育児時間に関する調査」を実施いたしました。その中で、大分県の男性が大変いい成績を収めましたので、ご報告させていただきたいと思います。

 家事の時間についてですが、平日、休日、1週間、それぞれに分けてアンケートしていますが、いずれも1位ということでございます。家事においては非常に働いてもらっているということです。

 それから育児についても休日の育児は第1位ということです。

 家事育児等の合計時間ですが、平日と1週間のところでは1位ということで、もう非の打ちどころのない好成績でございます。謹んでご報告をさせていただきたいと思います。

 子育て満足度日本一の大分県ということで、実はだいぶ前ですけれども家事育児に対して大分県の男性は非常に時間を割かないと、協力的でないという悪いデータが出たことがありました。それから猛省をして、ことあるごとに男性も家事・育児、女性パートナーと一緒にやらなきゃいけませんよということでお話をしてきましたが、こういううれしい結果が出ました。大変勇気づけられるものだと思います。

大分県の男性の家事・育児時間、九州・山口で1位 [PDFファイル/80KB]

令和2年「おおいた冬の事故ゼロ運動」の実施について

 もう一つは、令和2年の「おおいた冬の事故ゼロ運動」でございます。明日、12月9日から12月18日までの10日間、おおいた冬の事故ゼロ運動をやらせていただきます。

 交通事故の状況はどうかといいますと、死亡者数は、昨日までの12月7日現在で41名になっています。実はこの41名は、昨年、1年間の交通事故死者数と同数でございます。昨年よりも減ることはないし、昨年と同じとなるためにもギリギリの数字でございます。去年の12月7日と比べても2名多いという状況ですから、これから引き締めて頑張っていきたいと思っています。

 横断歩道でのマナーアップと、飲酒運転の根絶に重点を置いて、おおいた冬の事故ゼロ運動を展開したいと思っています。

 明日、午前8時から県庁舎本館玄関前広場で開始式を開催いたします。開始式では令和2年大分県交通安全ポスターコンクールで優秀な作品を製作された県立芸術緑丘高校と県立鶴崎工業高校の2名の生徒さんによる交通安全宣言を予定しています。

 緑丘も鶴崎工業高校もデザインやポスターでは非常にいい成績を取っている学校でございまして代表のお二人が来るということです。

 それから12月11日(金)の午後5時頃から竹町ドーム広場におきまして第2回大分県飲酒運転根絶フェアを実施します。金曜日の午後5時ですから、さあ今から飲みに行こうかなという皆さんの流れの中で飲酒運転根絶運動を展開しようという手の込んだやり方でございます。

 フェアでは大分高校書道部によるパフォーマンス等々が予定されています。冬の事故ゼロ運動もしっかりやっていこうということです。

令和2年おおいた冬の事故ゼロ運動 [PDFファイル/9.46MB]

しない・させない飲酒運転 [PDFファイル/2.67MB]

令和2年(2020年)県政10大ニュースについて

 最後に令和2年の県政10大ニュース、第1番目はなんといいましても、やっぱり新型コロナウィルス感染症の大流行ということだと思います。

 悪いことばかりでなく、地方初のオンライン行幸啓が、このコロナウィルスのおかげで行われたということでございます。清川の通いの場に天皇皇后両陛下がオンラインご訪問をしていただきました。

 その後は感染症対策でございまして感染症拡大防止対策の徹底や官民連携してホテルでチェックリストを作るだとか、安全はおいしいのを開設したとか、いろいろなことを書いています。

 第2番目が、もう一つの災難である令和2年7月豪雨のことも忘れられません。日田・玖珠・九重・由布市で甚大な被害がありました。今日、国が「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を取りまとめるということで、激甚災害があったけども、こういう強靱化対策もできました。

 3番目は大分空港が宇宙港へということでございます。Virgin Orbit社が水平発射型人工衛星を打上げへということで書いてあります。ご存じのように今月20日の早朝に最終の実験が行われます。

 それから併せて大分空港のことですからホーバークラフトの早ければ2023年度復活ということも書かせていただいております。

 4番目が子育て満足度日本一に向けて、いろんな、いいデータが出ていますということで、先ほどの「九州・山口 六歳未満の子を持つ男女の家事・育児時間に関する調査」もこれに書いてありますし、「育児ストレスが少ない都道府県ランキング」で女性1位、男性が2位というのも書いています。幸福度ランキングも全国3位ということで、いろいろいいデータが出ています。

 5番目が大分県立精神医療センターの開設で、長年の懸案でありました医療センターが出来たことが一つ。

 もう一つ、救急の整理をするために24時間、ここに電話すれば相談に応じますという精神科救急情報センターを開設しました。非常に便利なセンターが出来ています。

 6番目がUIJターンですが3年連続で1000人を超え、令和2年度も10月末現在で736名ということで好調ですよということです。農林水産業の新規就業者が過去最多の435人というのもありがたいことです。

 7番目がピンチをチャンスに躍動ということで大分県の高校生がいろいろ頑張っています。一つは全国産業教育フェアの大分大会で生徒さんが大変知恵を出して参集型とインターネット型を統合した新たなスタイルで大分県大会をやりました。

 それからスタンフォード大学の遠隔講座の第一期生が30名無事終わりました。第二期生の30名も始まったところです。第一期生に比べて第二期生はさらに人気が良く、確か応募が定員30名に対して3倍の90名だったと思いますが、それを30名に絞ってやっています。

 スポーツの方も東九州龍谷高校の女子バレーが優勝しました。選抜高校野球大会、大分県勢が初めて2年連続2校進出ということもありました。そこまでは良かったのですが大会そのものは中止になったということがありました。

 8番目が大分県立美術館OPAMが開館5周年になって、来館者も300万人を目前ということ。

 9番目がコロナ禍でも農林水産業において「おおいたブランド」が躍進、奮闘していますということ。イチゴの「ベリーツ」、和牛の「おおいた和牛」、乾しいたけの「うまみだけ」、「かぼすブリ」も非常に好調であります。

 もう一つは農業で女性が活躍しているということでウーマンメイクが女性だけでやっていますが、内閣府の女性チャレンジ賞を受賞いたしました。

 10番目がラグビーワールドカップ2019大分開催レガシー、大分県がキヤノンイーグルスのセカンドホストエリアに選ばれました。また、ラグビーのプロチーム4チームが県内で合宿してくれました。

 以上10大ニュース、今年は本当にコロナウィルスと7月豪雨だけかと思いましたが、結構他にもありました。

 私からは以上です。

令和2年(2020年)県政10大ニュース [PDFファイル/203KB]


幹事社 ありがとうございます。それでは発表項目の関連質問に移ります。発言ある方は挙手をお願いします。


 記者 先ほどコロナの分析で会食が原因というのがよく分かりましたが、そうなるとGoToイートを一時的に止めてもいいのかなと思いますが、その判断と、続けられるとしたらどういう理由かというのを教えてください。


 広瀬知事 GoToイートは会食に行ってくださいというよりも会食に行くならば、こうやって安いですよということなので、それを今ここで止めるという必要もないかと思っています。ここにも書いていますが「行かないで」というのではなくて、「行くならば気をつけて行ってください」ということですからGoToイートを続けることと矛盾しないと思っています。


幹事社 その他ございませんでしょうか。


 記者 関連の質問ですが、県のプレミアム商品券が発売されて明日で1ヶ月になるわけですが、今のお話だと利用制限をする必要がないということで利用状況は今のところどうでしょうか。


広瀬知事 額としては60億円ぐらいを売り始めましたが、始めて2週間ぐらいで3分の1ぐらいは売ったということを言っていましたので、だいぶ進んでいるのではないかと思います。ですから、このPOPをぜひ参考にしてここなら大丈夫だという店で利用していただきたいと思います。

 さらに、飲食の仕方も非常に大事ですから、せっかく間合いを取って座ったのに食べるほどに酔うほどに、また一緒になったりするといけないので、そこのところを、ぜひ、お願いしたいと思います。


 記者 他県では営業時間の短縮の予定であったり、会食の自粛の要請に踏み込んでいるところがありますが、そこまで踏み込まなかった理由をあらためて、お聞かせいただけますか。


広瀬知事 営業時間を短縮するということも考えられなくはないですが、とにかく行くときに十分に注意してくださいということでなんとか食い止められないかと思っているところです。

 営業時間とか二次会は止めてくださいとか、いろんなことも考えられると思います。まずはお店をよく選び、座り方を考えて、話し方も考えて、やってくださいということが一番と思っています。


 記者 これまでの対策で疲弊している飲食店に配慮したということですか。


 広瀬知事  飲食店が中心的な問題だということではなく、コロナ対応で相対的に言うと飲食店での感染が多いということがあります。しかも多くの人が気をつけて飲み食いをしてなんでもなく過ごしているわけですから、逆に言うと十分に気をつけてやれば別に悪くないということでもありますので、そうやって考えていったらいいのではないかと思っています。


 幹事社 他ありませんでしょうか。


 記者 コロナの関係ですが10月にかけて、医療体制なり、県病の体制とかも検査体制含めてかなり充実・強化させて、11月に第3波が出ています。現状では、その時に拡充した医療・検査体制で十分間に合っているのか、あるいは今後も含めてさらに補充を検討していかなければならない状況なのか、そのあたりの認識を伺えますか。


 広瀬知事 今のところ検査体制は間に合っています。それから病院の体制もホテルも含めて間に合っているのではないかと思います。

 利用率がステージ3になっていますが、今の状況ならばしばらくこれで頑張れると思っています。

 医療機関の状況が非常に危機的になっているというようなことではないと思いますね。


 幹事社 その他ございますか。


 記者 コロナの地域別の所で、やはり知事おっしゃたように別府市が結構伸びている中で、いま調査を進めているところだと思いますが、別府市について、県民の皆さん心配されていると思いますが、市中感染を防ぐためにどのような対処が必要でしょうか。


 

広瀬知事 感染経路が分からない人が案外多いものですから、そこが今回の特徴だし、問題だと思っています。感染者に具体的にどういうふうに話を聞かせてもらっているかということについて、いろいろ詰めてみると、さっき言ったようなことなので、そうすると市中感染しか考えられません。市中感染といっても皆さんマスクをしていただいているから、後はマスクを取って飲食をする時しか考えられないかと思っています。

 防御するにも、飲食しかないと思って、そこでの防御のことをいっている状況で、それは別府市についても同じだと思います。

 別府市についても、ホテルでお客さんを安全・安心に過ごしていただけるように明文化した基準を作りました。あれと同じようなことを実は飲食店でもやっていますから、ここを徹底していただいて、お客さんもそれを見ながら入っていただくということでやるのが一番いいと思っているところです。

 別府市長さんにも今日電話をしましたが、同じようなお考えでした。


 幹事社 その他、関連はございませんでしょうか。


 記者 政府が国の第三次補正予算案ですね、地方創生臨時交付金が1兆5000億円となったことへの受け止めと、県が来年度の当初予算案でどういうふうに使っていきたいのか、考えを聞かせていただきたいと思います。


 広瀬知事 地方創生交付金についてはいろいろな使い方があるので例えば感染防止を支援することもあるでしょうし、それからまさに地方創生で活性化のための施策もいろいろあると思います。

 いま予算要求を取りまとめて、これから査定をするわけですが、そういう中で、うまく取り入れて使っていきたいと思っています。非常によかったと思っています。


 幹事社 では、関連以外の項目で質問ある方いらっしゃいますでしょうか。


 記者 関連で、今日の知事の呼びかけの中で特に県外への移動については言及されていませんが、これから年末年始にかけて、帰省ですとか県外との往来の機会も増えると思います。特に感染拡大地域との往来については、どう考えていらっしゃるのか、どう注意を呼びかけるのかについて教えてください。


 広瀬知事 感染拡大地域との往来については今のところ地域を見て必要なところは慎重にやってくださいと、すでに言っています。

 出張・旅行においても感染を予防するため各地域の感染状況に十分留意しながら臨機に行動してくださいと言っています。今、東京からはしばらく遠慮してもらうとか、そういうことは考えていません。


 記者  つまり、引き続きと同じ内容、同じレベルの注意喚起ということですか。


 広瀬知事  それでいいと思います。


 幹事社 その他、ございませんでしょうか。


 記者 大分県の原子力災害対策の実施要領を改訂されて、その中でスピーディの利用に関してなんですけれども、住民避難の判断の際に使うかどうかというようなことで国の原子力規制委員会の方も使わないというふうな方針を早々に決めました。各自治体の責任において判断するというふうな政府の方針もあり、大分県としては判断材料の一つになるというふうなことで、利用されていたと思いますが、今回改訂では、スピーディの方が、文言から外されていますが、あらためて知事のお考えなりを伺えればと思いますが。


 広瀬知事 スピーディについて皆さんが一番安心してやれるように考えていくということに変わりないと思いますよ。

 どういう形でやるかは検討していると思います。


 記者 実施要領からはスピーディというふうな文言は、消えていると思いますが。


 広瀬知事  そうですか、聞いて下さい。担当に。


 幹事社 その他ございませんでしょうか。


 記者 大蘇ダムの方で想定以上の漏水があったかと思います。そこの受け止めと、今後農林水産省に、どういったお話をしていきたいというお考えでしょうか。


広瀬知事 早速、農政局の局長さん来ましたが、「心配かけて申し訳ない」ということと、たくさん水が入っている時と、入ってない時、その時の岩肌の吸収具合いが違ってくるので、だいぶ差があるのは通常のことなのだそうです。ただし、それがちょっとあり過ぎるということもあるかもしれないので、「そこはよく精査をしてみたいと思っています」という話でした。これまでは1週間に一度ぐらい調査をしていたけども、「大変ご心配をおかけしているので毎日調査をします」というのが一つ。

 それから今週、東京から調査団が来て、「よく調査をしてみる」ということを言っていました。その結果は逐次、「地元大分県にもよくお話をしたいと思います」ということなので、私としてはとにかく水がそこに溜まらないんじゃないかというのが心配でこれまで工事もしてきました。そこが一番問題なので、「しっかり調べてください」という話をしておきました。

 今、「特にここが問題だ」という話はなかったので、よく状況を聞きながらやっていきたいと思います。


 幹事社 その他、ございませんでしょうか。


 記者 話が戻って、コロナの話になってしまいますが。


 広瀬知事 いいですよ。


 記者 九州の中で見たときに、どうしても大分、1波、2波が比較的落ち着いていたこともあって伸び方が少し激しい印象を、九州の中で受けるのですが、そのあたりはどういうふうに見ていらっしゃいますか。


 広瀬知事 わたしも県民の皆さんから、そういう意味で怒られていますよ。1波、2波は非常に落ち着いていたのに3波はどうしたのといってですね。そのとおりだと思いますが、そこは人の動き等々も1波、2波に比べて非常に活発だし、そういうあたりが見えているのかもしれません。その辺は感じだけでは分からないので今日もいろいろ、そういう意味で分析をしてみました。引き続き、いろいろ状況を見ながら分析をしていって対応していくことになると思います。


 記者 どうしても大分は観光県ということもあってGoToトラベルの影響もあるのではないかという見方もあるかもしれません。分析は難しいと思うのですが。


 広瀬知事 そうですね。GoToトラベルの関係があるかどうかというのが一番心配になるところですが、今のところそういう数字は出ていません。

 例えば、福岡県から大分県に来て感染して帰ったということなると、福岡県からちゃんと連絡が来ることになっています。我々も福岡に行って感染して帰って来たら、濃厚接触者の関係で連絡するようになっています。そういう連絡は今のところありませんが、おっしゃるようにそこはよく注意して見ておく必要があると思っています。


 記者 その関連で言うと11月の3連休とか、別府市の地獄で大渋滞が起きていました。県外のナンバーの人で大渋滞だったのですが、別府市が観光地だということとの関連が疑われるのでしょうか。


 広瀬知事  11月の3連休の時には、その後あまり別府市では起こっていません。一つひとつの事象を分析していくと、なかなか、そうは言えないところがあると思っています。

おっしゃるように3連休は非常に心配をしてみていましたが。

ぜひ、こういう点は心配だけどという話があったら、ぜひ聞かせていただけば我々も分析をしてみます。


 幹事社 以上、よろしいでしょうか。


司会 それでは以上をもちまして本日の会見を終わります。


 広瀬知事 ありがとうございました。


※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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