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ようこそ知事室へ

令和3年5月17日知事定例会見

印刷ページの表示 ページ番号:0020210517 更新日:2021年5月17日更新

動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ (動画は近日中に掲載します)                                                   
日時:令和3年5月17日(月曜日)13時30分~
場所:第一応接室

記者会見時に配布した資料を掲載します。会見録は近日中に掲載します。


新型コロナウイルス感染症について

知事写真

 新型コロナウイルス感染症についてですが、昨日までの1週間の新規感染者数が497名と、感染の高止まりが続いています。先週は新たに7件のクラスターが発生しました。その中でも、由布市の小学校2校で発生したクラスターは、大半の生徒が無症状のまま学校内に感染が広がっており、明らかに感染力が強まっていることがうかがえます。

 県としても県内の病院の協力を得て、病床数を367床から432床に拡大するとともに、宿泊療養のホテルも一棟追加(ビジネスホテル ボストン)し、3棟体制としました。さらに、一刻も早く事態を改善するため、先週12日から県内全域に不要不急の外出自粛を要請するとともに、飲食店の皆様には、12日から大分市、別府市、14日から県内全域で、21時までの営業時間の短縮をお願いしました。

 まん延防止等重点措置や、緊急事態宣言などの法的な規制をしない中でも、99%のお店がご理解いただいて、時間短縮にご協力をいただいており、大変ありがたく思っています。一番県民の皆さんにご理解いただきたいのは、変異株が大部分を占めている状況で、これまでの常識ではなかなか対応しきれないところまで来ているということです。

 手洗いや、マスクなどをお願いしていますが、マスクも紙のマスクだけでは横からの空気が入る可能性がありますので、恐縮ですが二重にして布マスクで押さえてすき間がないようにしてくださいというお願いもしています。それから、マスクをしていても、できるだけ短時間の会話とするなど、本当にこれまでの常識以上に警戒が必要ですので、大変恐縮ですが引き続きよろしくお願いします。

梅雨時期の洪水や土砂災害に対する備えについて

 梅雨時期の洪水や土砂災害に対する備えについてです。予想より早く梅雨入りしました。洪水や土砂災害に対する備えが重要なことから、この時期に点検や演習を集中的に実施しています。

 一つが、土砂災害警戒区域等の出水期前点検です。点検対象となる土砂災害警戒区域及び山地災害危険地区内で、病院や老人ホーム等の要配慮者が利用する施設や避難所などがある342区域を対象に、今月末までという予定を早めて5月14日に点検を終えたところです。

 二つが、河川堤防等の出水前点検です。県が管理する585河川、2,869kmのうち、堤防のある153河川、総延長約383km点検を、同様に今月末までの予定を早めて5月14日に終えたところです。

 三つが、農業水利施設の点検です。土地改良区が管理する基幹的な水路と、これに付随する地元管理の支線水路については、5月21日までに点検を行います。

 それから、6月1日の「県民防災アクションデー」では、県内市町村でサイレン吹鳴(すいめい)訓練を行います。(一部市町村は実施日が異なります。)県民の皆さんは、サイレン音が聞こえるかどうか確認してください。また、災害発生に備え、日ごろからハザードマップの確認や、家庭や職場で避難行動計画となる「マイタイムライン」の作成をお願いします。

梅雨時期の洪水や土砂災害に対する備えについて [PDFファイル/109KB]

県民防災アクションデー(県下一斉避難行動訓練)実施要領 [PDFファイル/198KB]

警戒レベル4避難指示で必ず避難チラシ [PDFファイル/802KB]

 

女性向け就農研修施設「ウーマンメイク・アグリカレッジ」の開所について

 女性向けの就農研修施設についてです。県内では、女性の新規就農者数も年々増加し、令和2年度は75名と過去最高になっています。

 この度、県では、農業農村振興公社、国東にある女性中心の営農法人ウーマンメイク株式会社と協力して、独立就農を希望する女性を対象とした研修体制の整備を進めており、5月20日に女性向け研修施設「ウーマンメイク・アグリカレッジ」を開設することになりました。

 本年は2名の研修生が、リーフレタス、ホウレンソウ等の水耕栽培技術等を学びます。

女性向け就農研修施設「ウーマンメイク・アグリカレッジ」の開設について [PDFファイル/88KB]

 

第19回大分県ビジネスプラングランプリについて

 それから、恒例の大分県ビジネスプラングランプリの募集を開始します。ビジネスプラングランプリは、これまでの18年間で、916社の応募があり、そのうち85社が最優秀賞、優秀賞などを受賞しています。受賞者の約7割が、売上や雇用を伸ばし、成長しています。

 平成17年度優秀賞の「九州ナノテック光学株式会社」は、電気を通したり切ったりすることで、曇りガラスと透明ガラスを切り替えることができる「機能性液晶フィルム」を開発し、トヨタ自動車の新型車に採用され、販売されています。

 また、平成18年度優秀賞の「エアロシールド株式会社」は、紫外線の殺菌装置を開発しています。コロナの関係で、空気清浄化殺菌装置というのが非常に大事になっている中で、非常に売れ、昭和電工ドームだけでなく、東京ドームの読売巨人軍の選手のロッカールームの殺菌に使われたとことも話題となり、販売が拡大しています。

 また昨年度は、初めて現役の高校生がベストチャレンジ賞を受賞しました。手作りで温かみのあるオーダーメイドアルバムを簡単に作るための仕掛け付きクラフトアルバムの制作・販売というアイデアを出していただきました。

 最近は、また面白いアイデアが出てきています。ぜひ多くの方にチャレンジしていただければと思います。

大分県ビジネスグランプリ これまでの実績 [PDFファイル/63KB]

第19回大分県ビジネスプラングランプリチラシ [PDFファイル/279KB]

大分県ビジネスプラングランプリ受賞企業一覧(H15~R2) [PDFファイル/288KB]

 

第157回九州地方知事会議及び第39回九州地域戦略会議について

 5月19日(水)に、九州地方知事会議と九州地域戦略会議を開催します。時節柄、両会議ともWEB会議となることから、5月19日の午前中に、知事会議を1時間、戦略会議を1時間議論した後、午後、会議の概要について記者会見いたします。

 知事会議では、新型コロナウイルス感染症について議論し、国に対する提言をまとめることとしています。戦略会議では、社会経済の再活性化ということで、九州創生について、厳しい状況の中でどう実現していくかについて、意見交換を行うほか、「ツール・ド・九州(仮称)」などについても議論することとなっています。

私からは以上です。

第157回九州地方知事会議及び第39回九州地域戦略会議の開催について [PDFファイル/56KB]


幹事社 発表項目について質問のある社はお願いします。


記者 時短要請について、知事の想定と比べた受け止めとその評価は。全県はこれからだと思いますが、大分と別府は、1週間以上経っているので一次感染者の潜伏期間が大体5日が多いと伺っているので、そのあたり効果は出ているのかどうか。


広瀬知事 時短要請について、実際に見回りをして、99%の方にご協力をいただき、非常に良かったと思っています。

 それから、その効果については、時短要請と併せて、外出の自粛、県境をまたぐ往来の自粛、手洗いやマスクの着用、そして3密についても、これまで以上に気をつけてくださいとお願いをしていましたが、ここ2、3日で数字が減ってきていますので、そういう意味では効果が出てきていると思っています。

 皆さんが、警戒感を強く持って、気をつけていただき、大変ありがたいと思っています。


記者 実際、取材でいろいろな話を聞いていると、協力金については、ありがたいという話をよく聞きます。一方で、飲食店以外の八百屋、花屋、酒屋やメーカーからは、影響が大きくて苦しいので、支援について何か考えて欲しいという話も聞きますが、それに対しては知事、どうお考えですか。


広瀬知事 今、飲食店に対して時間短縮制限のお願いをしましたが、もちろん飲食店に材料を卸すお店など、いろいろなお店が関連すると思います。そのようなところに、全くしないというつもりはなく、どのように応援するかも含めて、いろいろ話を聞いて検討します。

 一時的にお金が入らなくなったということであれば、融資で対応する必要もありますし、融資は、無担保無利子融資を活用していただくなど、いろいろなやり方があると思いますので、よくご相談したいと思います。


記者 必要性を感じた上で検討していくということで、よろしいですか。


広瀬知事 どの程度の影響があり、どのような応援をすべきかを含めて、よく研究します。


記者 コロナ関連で、九州地方知事会長としての広瀬知事にお伺いしますが、九州各県でかなり感染が広がっており、直近のデータでは人口10万人当たりの新規感染者数が鹿児島以外、全ての県でステージ4の段階になっています。この九州の感染拡大の状況についての受け止めを伺います。


広瀬知事 先日の九州地方知事会で、変異株に置き換わったことにより、これまでの常識がなかなか通用しない、強い警戒感をもって対応しなければならないと、皆で議論したところです。


記者 先日の知事会では足並みを揃えた対応をという声も上がっていましたが、明後日の知事会では、何かさらなる対策を考えていますか。


広瀬知事 足並みは、今揃っていると思っています。


記者 先日出されたような宣言でもって、九州では足並みを揃えた対策をしていると・・・。


広瀬知事 日々、状況が変わっていますので、まさにそこを議論します。これが足りない、これをすると状況がよくなるということがあれば、喜んで採用するという方向で議論します。


記者 病床使用率は54.1%ですが、医療現場からは実際はもっとひっ迫しているという話も聞こえてきます。知事は、どのように受け止めていますか。


広瀬知事 医療現場の皆さんの声は、日々患者さんを受け入れて対応していただいていますので、一番実感に近いと思います。しかし、新たに感染が確認された場合、まずホテルで待機をして、必要な場合、病院にという流れですので、すぐに病院に入れるということではないです。

 そのようなところが、若干心配かもしれませんが、我々としてはきちんと、医師付きのホテルで良くケアをして、状況に応じて病院に行っていただくということで仕分けしていますので、一応整理が付いていると思っています。ただ、現場の先生方がそのような心配をしていることは、しっかり受け止めて、病床を増やすなどの対応をしてまいります。


記者 第一波と比べて、中等症と重症が増えてきた中で、病床率のカウントの仕方の修正が必要ではという話もありましたが、病床使用率の算定の根拠についてもう一度教えていただけますか。


藤内理事 最大確保病床を分母にして、実際に入院している方を分子にして、病床使用率を算定しています。第一波の時から変わりありません。


記者 実際、もともと軽症者を受け入れていた大部屋では、4人が入れる4とカウントできたところが、今、軽症者はホテル療養になり、中等症からは大部屋も個室として使うようになったが、まだ4のままカウントされているような話もありましたが、実際、そういうことはあっているのでしょうか。


藤内理事 部屋の数とかベッドの数というよりも、今言われたように中等症以上の方が増えたので、例えば同じ200人入院していても、軽症者も含めた200人ではなくて、中等症の方が増えてきた分、同じ200人という分子の数、病床使用であっても、医療機関にとっては負担が大きくなっているということは医療機関の現場の方にも聞いています。


記者 実際、そういう状況であるということは事実と受け止めていますか。


藤内理事 負担が大きくなっているということは事実だと思います。


記者 現在、医療従事者の現場の負担にあった計算式に算定の修正をするというような可能性があるのかどうか。


広瀬知事 今、お話ししたように病床がどうあって、幾つあって、どう占められているかを事実として計算をして出していますので、そこに実際とか虚構とかがあるわけではないと思います。

 医療現場の先生は、ここに今、軽症の方のベッドが4つあるが、ここに重症の方は入れられないので、もう一つ重症の方のため部屋を作らなければならないと考えるかもしれませんが、今のところそれを今日、重症のために計算という訳ではなく、4つは4つで計算する。しかし、重症者に使うために仕切りをして、2つにするなど、そのときの様子によると思います。


記者 実際にそのケースが多くなると、こうやって数字に出てきた数字と実際医療現場の負担というのにすごく乖離が生まれやすくなると思いますが。

広瀬知事  重症者が増えると、病床を増やすだけでなく、部屋を増やす必要があるとすると、軽症者のためのベッドを重症者のために置き換えるなど、負担が大変です。また、軽症者の行くところを探すなど、いろいろ出てきますが、それは病院として考える必要がありますね。


記者 コロナのための病床を拡大すると、他の医療の診察等の対応を減らさざる得ないことの知事のお考えと、今後の考えられる対応についてお尋ねできればと思います。


広瀬知事 今のコロナにどう対応するかが喫緊の課題となっていますので、特に大きな病院の先生方には、そのところを特にお願いしています。そうしますと、大きな病院では通常の患者さんを診るところを、コロナのため、重傷者のために開ける必要があるとすると、その分はひっ迫するわけです。

 通常の分は、それは例えば、循環器系内科に強い先生が、これまで10人診ていたのを15人診るというようなことで、お互いに仕分けをするなどで出来るだけ影響が出ないように。しかし、それでも影響は出ないと言い切れない時には、何とか少し待ってもらえる場合には待っていただくことになるという影響が出てきます。


記者 コロナ対策が第一で、その上で必要なそれ以外の診療についてはそれに強い病院に振り分け、待ってもらうことが可能な患者さんについては待っていただくという意味ですか。


広瀬知事 そういうことになりますね。


記者 まん延防止等重点措置ですが、直近の取材した時は、現時点では申請するお考えがないと伺っていて、この2~3日5~60人ほどの感染者数というこの段階での、まん延防止等重点措置の申請についての考えと、その判断理由を聞かせてもらっていいですか。


広瀬知事 外出自粛や、県境をまたぐ移動の自粛や、それから3密の回避、飲食店の9時以降は閉めるなど、あらゆることをお願いしているわけです。そして調べたら、99%の飲食店は守っていただいていて、効果も少しずつ出ていると思います。

 今、ここでまん延防止等重点措置をするとすれば、法的な強制力を持つことをすることになると思います。しかしながら、本当に県民の皆さんにご協力いただいていますので、今のところそれは必要ないと思っています。


記者 知事のお考えも理解した上ですが、県民にとっては全国で、日に日にまん延防止等重点措置が適用されている中で、大分県は適用されていないという認識の差が出ると思います。ある意味、まん延防止等重点措置は分かりやすいという側面があると思いますが、それでも県独自の手段を取るのはどういうこだわりがあるのでしょうか。


広瀬知事 全くこだわりはないですが、今の対策で十分にできているということです。県民の皆さんも、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言などを聞くが、大分県はなぜ適用しないのかと思われている方もいると思いますが、適用しなくても、県民の皆さんが自身でやるべきことをしていただいているので、大丈夫ということです。


記者 まん延防止等重点措置の適用や緊急事態宣言などの、もう一歩上の段階措置が必要と判断するきっかけはあるのでしょうか。


広瀬知事 今はしっかり、ステージ3に押さえようと思っています。


記者 今月末までの対策について、延長、緩和の判断は、いつ頃されますか。


広瀬知事 それは、最後のギリギリまで様子をみる必要があると思います。


記者 まん延防止等重点措置を適用することのデメリットは何だと思いますか。


広瀬知事 デメリットはないですね。ただメリットがありません。法的に規制をすると、見回って守ってない人がいれば勧告をして、そして罰則や、罰金をとるなどをしなければならない。そこまでする積極的な理由があるかを考えなければいけません。

 むしろ、メリットがなければ、そこまでする必要はありません。できるだけ県民の皆さんの自由な生活を確保した方がいいと、考えていいのではないでしょうか。他の県がしているのでしないといけない、ということは全くないですよ。


記者 緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置になった時に国との兼ね合いの中で柔軟に対応したいというところがあるのですか。


広瀬知事 国との関係とは別に、そこまで考えていませんが、今の措置で大丈夫だと思っています。まん延防止等重点措置のためには、9時以降の閉店では駄目で、8時以降でなければいけない、お酒を出すのはいけないなど、いろいろ制限があります。今、大分県にそれが必要か、まん延防止等重点措置をしたら感染が止まるか、分からないところがありますよね。だから、もっと柔軟に考えた方がいい、大分県にとって本当に必要なことをしていくということです。


記者 大分市及び宇佐市の抗原検査センターについての、知事のあらためての評価と、県として、今後どう具体化するのか。


広瀬知事 先日、お話しをいただいていたので、調べてみました。例えば空港に検査場を置くことも、考えてみましたが、遠くから来る人、帰ってくる方も含めてですが、来る時に、大抵検査はしています。それから、検査をしていない方も、検査をするために、何分か待たなければいけない、今度はPCR検査までしなければいけないとなると、何時間か待たなければいけないが、滞留はできない。

 したがって、その時には、やはり多くの人が出張先である大分市に入ってくるであろうということで、コストパフォーマンスが合うかどうかを議論したら、それだけの人手、医師が必要になります。それに対して、どれだけの方が検査を受けてくれるかについては、むしろ疑問なため、様子を見ることにしました。したがって、ご提案はよく検討させていただいています。


記者 よく分からないところからクラスターが始まってしまうという状況もあるので、市民の方が気軽に受けられるような体制については。


広瀬知事 国は、PCR検査をするためには、37度5分以上の熱が4日間続いたということがありましたが、大分県の場合は、その必要はなく、できるだけ広げて検査をしていました。今回の由布のように、本当に必要な人をできるだけ幅広く検査することによって、防止をすることが、有効で積極的な疫学調査になると思っています。


記者 先日、中津と日田の市長が来庁されて、福岡からの流入を懸念しているという話があったと思いますが、県外流入対策をどのように考えていますか。


広瀬知事 まず、県外からの流入については、9時以降お酒を出していませんので、なくなっているのではないでしょうか。その心配はないということで、今のところ対策は打っているのではと思っています。


幹事社 発表以外の方、ありますか。


記者 ワクチンの件ですが、国が7月中に高齢者を済ませるように要請していますが、大分県は、7月中に終わらせられそうですか。


広瀬知事 私、高齢者向けワクチンの初日に行って、いろいろ先生の話も聞いてきましたが、一人の先生で、1日150人ぐらいということです。また、その前に予診や患者さんからの相談対応などのやり取りで相当時間がかかるため、効率的にする工夫も必要という話もありました。

 しかし、そういう工夫もしながら、医師も確保しつつ、7月中に終わらせたいと思っていますが、今の調査で、7月中に終わると全市町村が回答しているわけではないので、まだプッシュが必要です。プッシュをするだけではなく、県立病院や国立大分病院や大分大学医学部附属病院などの大きな病院にお願いをしながら、DMATのようなチームを作って、足りないところに応援に行けるようにするという体制を作らないと、とても間に合わないと思います。そのようなことを今、真剣に考えさせています。


記者 都心の方では大規模接種センターが動き始めようとしていますが、大分県として国に設置を要請するお考えはありますか。


広瀬知事 無理でしょう。今、東京、大阪、それから関東圏、関西圏が、あれだけ苦しんでいるので、急いでやるために自衛隊を使ってということですよね。それでは、他のところはどこにお願いをするかというと、結局我々が考えているように大分県内でご協力をいただいている、医師のチームを作って、自助努力でやらざるを得ないと思います。


記者 そのチームの件ですが、大規模病院の医師にお願いして、何か7月まで間に合わなさそうな自治体へ派遣するという考えですか。


広瀬知事 そうです。必要がないのにこしたことはありませんが、心配なのは必要ないよと言いながらギリギリになって、間に合いませんでしたと言われると困ります。


記者 九州各県でかなり感染が広がっている中で、福岡をはじめ、県外への移動の自粛の呼びかけをしていますが、あらためて、その必要性を呼びかけていただけますか。


広瀬知事 とにかく、人と人との接触をできるだけ少なくすることが大事と分かっていただけると思いますが、外出の自粛や県をまたぐ往来の自粛について、ぜひご理解願ってお願いしたいと思っています。


記者 福岡の状況については、どう見ていますか。


広瀬知事 福岡は、感染経路の追求などに手が回らなくなっているような気がします。だから、我々はそうならないように、できるだけ感染を抑え、万一感染した場合には、その感染経路をきちんと追跡し、疫学調査をしっかりやっていくということだと思います。


記者 東京オリンピックまで、およそ2ヶ月ですので、今の状況で開催すべきではないという意見の方が世論調査では多いですが、知事としては開催すべきだと思いますか。


広瀬知事 なかなか難しいですが、ただ、一番そのことで悩んでいるのはオリンピック担当の国の機関なり、組織委員会だろうと思います。申すまでもありませんが、オリンピックは、他も手を挙げている中で、今回は東京が選ばれ、我々は東京で開催する権利を得るのと併せて、東京で開催する約束もしたわけです。

 したがって、我々は、よほどのことがない限りは、やりますと約束をしているわけです。よほどのことというのは、もちろん皆さんも心配しておられる、国で、今これだけ感染が広がっているのに、またアスリートに来ていただいて、感染を彼らにまで広げるということになったら申し訳ない。また、そういうことのないように、医療機関をしっかり配置するとしても、その医療機関が、もうないということが、あり得るかもしれない。

 それから多くの国民が約束は約束だけども、もう、ここまで心配して、アスリートもどうかと言っているぐらいなので、もう、止めたらいいのでは、それが常識ではと言っているとか、いろいろなことがあります。

 それからIOCも、国際的な問題、戦争等が起こったときには中止としてもいいとなっているので、そのようなことと同じように、こんな状況だから日本とは約束したけれども、もう止めてくれ、ということになるかもしれない。そういう国際約束の中で日本はどう決断すべきかを組織委員会やIOCもギリギリまで考えていると思います。という訳で、私はもう少し様子を見た方がいいと思っています。


幹事社 他にある社はありますでしょうか。
以上で、よろしいでしょうか。以上をもって、今日の知事会見を終了させていただきます。


広瀬知事 ありがとうございました。


※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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