ページの先頭です。
ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > ようこそ知事室へ > 平成23年9月5日知事定例会見

ようこそ知事室へ

平成23年9月5日知事定例会見

印刷ページの表示 ページ番号:0000242034 更新日:2011年9月8日更新

 

                                         日時:平成23年9月5日(月)13時30分~
                                         場所:第一応接室


幹事社 定例記者会見を始めさせていただきます。それでは、知事から発表をお願いします。

社会資本整備予算の確保に関する緊急声明について

広瀬知事 お手元に資料(社会資本整備予算の確保に関する緊急声明 [PDFファイル/81KB])をお配りしていると思います。全国知事会の「地方の社会資本整備PT」においてこの声明を決議しまして、去る8月26日、政府等への働きかけを行っています。
 社会資本整備、特に高速道路等につきましては、東日本大震災でも緊急避難や物資の輸送等々に大きな力を発揮したところです。特に、一軸だけではなくて、代替・補完ルートを確保し、リンクになって機能すると非常に力が発揮できるということも言われており、「高速道路のあり方検討有識者委員会(国土交通省)」でも、改めて道路と社会資本の整備についての必要性が言われているところです。
 他方、国の予算編成の方針等を見ますと、一律10%削減をベースに要求するようにと言われておりまして、必要な社会資本整備の予算の確保について、非常に心配されています。従いまして、社会資本の整備予算について十分な総額の確保を図ってもらいたいという緊急声明を出したところです。これをベースに、これから全国知事会としても運動を展開していきたいと考えています。

平成23年度一般会計9月補正予算案について

広瀬知事 それから、今度の議会で一般会計の補正予算をさせていただこうと思っています。これについてもお手元に資料(平成23年度一般会計9月補正予算案 [PDFファイル/81KB])をお配りしていますが、総額で35億2246万9千円の補正予算案です。
 ポイントは3つありまして、一つは、国の2次補正に伴うものです。大規模災害時に、住宅再建資金等々の支援金を給付するために被災者生活再建支援基金が作られています。国と都道府県で拠出して支援していくことになっていますが、今度の東日本大震災でこの基金を相当上回る支出をせざるを得ない、加えて今後の災害にも備える必要があるということで、都道府県で総額880億円の追加拠出をすることになりました。そのうち、大分県分の10億2757万円を予算に計上させていただいたものであります。
 それから、国の委託を受けまして、放射線のモニタリングポストの増設等、放射線の監視・測定体制の強化です。資料の2段目ですが、今、モニタリングポストと精密測定検出器を1基ずつ県の衛生環境研究センターに置いてありますが、この精密測定検出器を1基から2基に増やし、モニタリングポストも県内1か所から5か所に増やし、監視・測定体制を強化するものです。
 二つ目は、大変残念なことでしたが、先般の全国高等学校野球選手権大分大会の開会日に森高校のバス死亡事故が発生しました。再発防止策をいろいろと議論していましたが、学校の部活動における生徒輸送時の専任運転手の確保が大事だということで、そうなりますと資金的に大変ですから、所要額の3分の2を補助しようというものです。全県立高等学校の部活動の公式試合等々の場合、補助金をもって運転手さんの確保をやらせていただくものです。
 それから三つ目は、22年度の決算剰余金の処分です。24億3000万円余の剰余金が出ましたので、3分の1は財政調整基金に、3分の1は減債基金に、残りを文化・スポーツ施設等整備基金に積み立てるというものです。こういう補正予算を今度の議会に提案することにしています。

中期行財政運営ビジョン進捗状況について

広瀬知事 それから、中期行財政運営ビジョンについてですが、ビジョンは今年度までで、第1章が政策検討、第2章は行財政改革となっています。それぞれの達成状況について検証し、そのことについて報告しようということで、今日の定例部長会議で進捗状況の確認を行ったところです。
 お手元に資料(中期行財政運営ビジョン進捗状況について [PDFファイル/145KB])をお配りしていますが、第1章については、「子育て支援の拡充」や、あるいは「美術館の基本計画策定」等々、ある程度、取組が進んだのではないかと思っています。
 また、第2章の行財政改革では、こちらの方もいろいろ指標がありますが、財政調整用基金の積み増しもできて、おおむね順調に進んでいると考えています。
 このビジョンは今年度でお終いになり、その後どうするかということですが、政策については、今、安心・活力・発展プラン2005の改定を行っていますから、そちらで出て来るだろうと思いますが、行財政改革についてどうするかということについては今日の部長会議でも議論があったところです。
 基本的には、行財政改革は常に心がけておかなければならないテーマなので、手綱を緩めるわけにはいきませんが、これまでのような計画を作って行っていくのか、あるいは毎年しっかりと現場で対応していくのか、そのあたりについては少し議論をしてみようとなりました。ビジョンの進捗状況は、後ほど担当課からご説明をします。

豚凍結精液技術の特許登録について

広瀬知事 次は、豚の凍結精液技術の特許登録についてです。県の農林水産研究指導セン知事会見ター畜産研究部が広島大学と共同研究によって開発した豚の凍結精液による人工受精技術ですが、めでたく7月22日付けで特許として登録されました。8月末にその旨の連絡をいただいたところです。
 ご存じのように、これは、豚では実用化が困難だと言われていた凍結精液による人工授精法を開発した画期的な技術でして、これから、なかなか有用になってくると思っています。
 現に、県内生産者で先行していろいろな技術試験を行ったところですが、結果は、受胎率もこれまでの倍ぐらいよくなり、生まれてくる子豚の数も倍ぐらいになっています。
 この結果を確認し、県が保有している有用な種雄豚の精液を県内生産者に向けて製造販売を始めているところです。また、県内生産者が精液を持ってきた時に、これを凍結してお返しするというサービスも新たに対応するということで、実用化を進めていきたいと考えています。さらにこの技術の普及について、いろいろと工夫していきたいと思っています。凍結精液は1頭当たり3セット必要で、1セット1480円で販売しています。
 豚凍結精液技術の特許登録について [PDFファイル/81KB]

第13回大分県民芸術文化祭について

広瀬知事 それから、芸術文化の秋になりました。今年も10月1日から11月末日まで2か月にわたって、大分県民芸術文化祭が開催されます。テーマは「ときめく心 きらめくハーモニー」で、主要行事の「芸術文化フェスティバル」は27行事、「地域文化フェスティバル」は6行事、県内の各文化団体等が行います「参加行事」は118行事ということで、全部で151の行事が予定されています。
 9月25日の「バレエ くるみ割り人形」をもって開幕ということのようです。大分では初めてとなる、県内のオーケストラ、これは大分チャンバーオーケストラが中心になるようですが、そのオーケストラの生演奏でバレエを演ずることになっているものです。
 それから、閉幕行事は11月26日で、大分市民合唱団のウィステリアコールが創立60周年を記念して、「ヘンデル オラトリオ『メサイヤ』特別演奏会」を行うということです。クリスマスシーズン直前でいいんじゃないかと思っています。
 その他にもいろんな行事があります。幾つか紹介いたしますと、主要行事の一つですが、大分県美術展、県美展と言われる行事ですが、今年も書道、写真、絵画、彫刻など幅広い作品を展示することになっています。県民の皆さんの出展が大変多く、九州随一の出展数を誇っているものです。
 それから若者の行事で、「BEPPU ART AWARD2011グランプリ展覧会」が別府市で開催されます。また、地域文化行事としまして、豊後大野市の朝倉文夫記念館が開園20周年ということで、「朝倉文夫の世界」という特別展を開催することにしています。東京の朝倉彫塑館から作品をお借りし、大変大規模な朝倉文夫の世界が展開されるだろうと思っています。
 このようなことで、今年も大変内容の濃い芸術文化祭が開催されることになっています。
第13回大分県民芸術文化祭について [PDFファイル/64KB

秋の全国交通安全運動について

広瀬知事 それから、「秋の全国交通安全運動」ですが、今年は9月21日から30日までの10日間開催することになっています。
 今回の運動では、「子どもと高齢者の交通事故防止」を基本にして、「脇見運転の防止」、それから「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗車中の交通事故の防止」、「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」、「飲酒運転の根絶」を重点に、秋の交通安全運動を行うことにしています。
秋の全国交通安全運動について [PDFファイル/5.2MB]

第64回大分県民体育大会

広瀬知事 それから、大分県民体育大会は第64回になりますが、9月10日から12日までの3日間を主な日程として、今年は別杵ブロック会場を中心に開催します。県内各郡市の代表選手・役員約8300名が参加をしていただくことになっています。
 大会スローガンは、「はばたけ 別杵の空に! とどけよう 夢と感動!」ということで、被災地の皆さんに少しでも元気が届けられればという思いも込めて、こういうスローガンで行うことになっています。なお、9月10日午前9時からべっぷアリーナで総合開会式を開催します。
第64回大分県民体育大会 [PDFファイル/171KB]

最高齢者知事お祝い訪問

知事会見2広瀬知事 それから、9月15日から21日は老人週間です。常々申し上げていることですが、大分県は元気な高齢者のおかげで大変地域が成り立っているというところもあります。大変にいろんな分野で活躍をしていただいています。感謝を込めて、長寿をお祝いしなければならないと思っています。
 9月19日に今年も最高齢の方を訪問し、お祝いすることにしています。大分市にお住まいの藤田 一さんと杵築市にお住まいの豊田ミツエさん、皆さん方も聞き覚えがあるのではないかと思いますが、実は昨年、お二人とも108歳の最高齢ということで、お祝いに伺った方です。元気いっぱいに109歳を迎えていただきましたので、特にお慶びを申し上げたいと思います。面白いことにお二人とも明治35年2月15日生まれでして、2月15日は大変長寿に縁起のいい日かもしれません。
最高齢者知事お祝い訪問 [PDFファイル/88KB]

2011ジャパンパラリンピック競技大会

広瀬知事 それから、2011ジャパンパラリンピック陸上競技大会が大分市営陸上競技場で開催されることになりました。今月の24日、25日の2日間です。
 これは当初仙台市で開催が予定されていましたが、東日本大震災の影響で仙台市で開催できなくなり、急遽大分県での開催が決定したものです。
 ロンドンパラリンピックにつながる陸上競技大会です。大分県が開催地に選ばれたわけですから、しっかりといい競技会にしていくように努力をしていきたいと思っています。
2011ジャパンパラリンピック競技大会 [PDFファイル/213KB]

第66回国民体育大会

広瀬知事 それから、第66回の国民体育大会ですが、「おいでませ!山口国体」ということで、10月1日から11日までの11日間を会期として開催されます。水泳、体操、クレー射撃は10月1日以前、9月に競技が行われることになっています。
 我々、大分県としましては、34競技に監督・選手435名、本部役員15名の総員450名を山口に送り込むことになっています。チーム大分の今年の目標は、天皇杯順位10位台でして、チーム一丸となってぜひ頑張ってもらいたいと思っています。9月14日の13時半から大分市営陸上競技場で大分県代表団の結団壮行式を開催することにしています。
第66回国民体育大会 [PDFファイル/248KB]

教育長辞職について

広瀬知事 それからもう一つ、私から発表させていただきますが、小矢教育長から8月末日付けを持ちまして、一身上の都合により辞職したいというお話しがありました。
 私も、ぜひ、引き続きやってくれと慰留をしましたが、大変に辞意が固うございましたので、これを受理し、同意することにしたところです。
 平成20年6月に県教育委員会の不祥事が明らかになったわけですが、小矢教育長には先頭に立って徹底した調査を行っていただき、そして、二度とこういうことが起こらないようにと、採用試験のやり方を徹底的に変えていただきました。そしてまた、頑張る教員が頑張り甲斐があるようにと、人事評価制度も新たに導入していただきました。あるいはまた、不正採用者の採用取消しもありましたし、不正で不採用になった方の採用、そして賠償、そして求償というところまでやっていただきました。小矢教育長にしてみますと、第一点として、ようやく不祥事の一連の始末、一区切りがついたという気持ちでいると思います。
 第二点は、不祥事があって、果敢にしつこく改革をやって、そして学校現場で体力の向上だとか、あるいは学力の向上といったことで成果を出して、そして皆さんの教育に対する期待に応えなければいけないということでやってきたと、こちらも、学校現場やあるいはまた地域の皆さん方の非常な努力で、まだまだですけれども、ある程度、一つの方向がついてきたということもあります。               
 そして第三点は、不祥事についても一区切りつき、ようやく学校現場で前に向かって学力や体力の向上といった良い成果が出始めたということもあるので、これから新しい体制の下でやっていただくことが大変大事ではないか、自分はそう思うということでして、そういう3つをあげて辞職したいということでした。
 不祥事があって以来、毅然として粘り強く、この問題に対処していただいたと思います。試験制度も今や全国トップクラスの透明度が確保され、人事評価制度も定着してきました。あるいはまた、不正採用に関わる賠償問題等々についても区切りがついたということも確かにあるわけでして、本当にこれまでのご苦労に感謝を申し上げたいと思います。私としてはせっかくここまでもってきたわけだから、まだまだ改革を引き続きやっていただきたい、担っていただきたいという気持ちですが、ここまできたら前向きに新しい体制で前進することが大事ではないかという本人の意向が固いものですから、残念ながら、私もやむを得ないということで同意した次第です。
 今度の議会で後任について提案を申し上げたいと思います。それで選ばれるまで引き続きお願いをして、今月いっぱいをもって辞職ということになるのではないかと思っています。本当によくやっていただいたと心から感謝を申し上げながらご報告をさせていただきます。

県政ふれあいトーク

広瀬知事 最後になりますが、第7回の県政ふれあいトークを9月7日に臼杵市で行うことになっています。 私からは以上です。
県政ふれあいトーク [PDFファイル/46KB]


幹事社 それでは発表項目について、お願いします。
記者 小矢教育長さんの件について、もう少し確認したいんですが、具体的に辞職願いが出されたということですか。
広瀬知事 出されました。8月末日で、その前にいろいろありましたが、最終的には8月末日付けをもって出されましたから、受けることにしました。
記者 受理をしたのは今日になるんですか。
広瀬知事 今日までにということですね。さっき申し上げましたが、9月末日までは仕事はやってもらうことになります。本当にお辞めになるのは今月末ということになります。皆さんから要請があれば会見もすると思いますから、聞いて見てください。
記者 新しい教育長は次の議会で提案されるということですが、どういった方を、どういったところをベースに新しい方を選んで行きたいと思いますか。
広瀬知事 それは、今の教育委員会や教育長さんが果敢にしつこく改革を進めて来たわけです。だからこの改革に一刻のよどみもあってはいけないと思います。これをしっかりと引き続きやっていただける方、そして、保護者や県民の皆さんの期待である知徳体整った子どもたちを育てていくという期待にしっかりと応えられる人ということになると思います。
記者 これまでの教育長は、大体、県の現職の方がやったりとか、他県では学校の先生のOBだったという例もあると思いますが、知事はその辺のところはどうお考えですか。
広瀬知事 大事なことはさっき言ったように、一刻も猶予のない改革の実行だと思います。したがって、そういう観点から幅広く考えていかなければいけないと思っているところです。今、特にこういう人、という限定があるわけではありません。
記者 小矢教育長が一定の区切りがついたというのは、知事とのやりとりの中でそうお話しされたんですか。 知事としては、今回の問題は、区切りがついたとお考えになっていますか。
広瀬知事 これまで課題になっていた、最後の課題だった、賠償、求償のところも方向付けができ、求償対象者との話し合いも今行われているわけですから、そういう方向付け、大事なところは済んできて、一区切りかなと思っています。
 もう一つ、小矢教育長に感謝しなければいけないのは、先生や地域の皆さんとの一体感を持って学校現場で知徳体を前向きに進めていくという、そこのところの成果も見え始めたというのは一つあると思います。
記者 求償権のことですが、交渉自体は開始して、賠償というか、向こうからもらう目途は、今のところはついているんでしょうか。
広瀬知事 そこは教育委員会でやっていると思います。相手のある話だから、どこまでいっているかは、まだ明らかにできないのではないかと思います。一番悩んだ方向性について決めたということは、一つの区切りだと思います。
記者 中期行財政運営ビジョンですが、先ほど、23年度末までは決まっていて、ちょっと考えましょうという話でしたが、24年度は作らないというような形になるんですか。
広瀬知事 いえ、23年度までで終わり、さて、24年度以降はどうするか、毎年いろいろご協力をいただいてここまで成果が出てきたというので、あとは、ゆるがせにできないから、毎年とにかくしっかりと行財政改革をやっていくのか、やっぱり何年かの計画を作ってやっていくのか、ということについてよく議論して結論を出そうということになったわけです。したがって、24年度以降、中長期的な計画を作るのか作らないかということを含めて議論をしようということです。
記者 目途としては、いつ頃ぐらいまでに作りたいのでしょうか。
広瀬知事 検証がここまで来たわけだから、そんなに急ぐことはないと思いますが、新内閣ができて中央との関係はどういうことになっているのか、財政がどういうことになっているかというようなことも、いろいろ議論をしておかなければいけないでしょうから、そうすぐに出るような話でもないかもしれません。
 いずれにしても、行財政改革をゆるがせにできないという気持ちは同じで、そこは変わりませんが、今までのように何年までにどれだけどうするか、計画を作ってやらなければならないことなのか、それとも、ここまで来たから後は毎年の状況を見ながらやっていくのかというようなこと、例えば、定数削減などはギリギリまで絞ってきたから、3年間で何%減らすというようなことは言えないかもしれないです。
記者 補正予算についてです。学校の部活動の事故防止の補助ですが、これは、事故が7月にあって今度の9月議会に出してと、かなり早いと思いますが、対策を決めたところの知事のお気持ちはどういったところがありますか。
広瀬知事 第1回目の事故が起こった時にいろんな対策を打ったつもりです。運転してくださる方の講習などいろんなことをやってきましたが、また二度目の事故が起こってしまいました。もう一度、これは抜本的に考え直さなければいけないということで、専門の方にお願いせざるを得ないという結論になったわけです。資金の問題もあるだろうから、予算を付けて奨励しようということです。
記者 教育委員会の調査ですと、他の県でこういったところまで踏み込んでやっているところはなく全国でも初めてで、かなり踏み込んだ対策だと思いますが、こういう対策である程度十分なところまで行けると考えていますか。
広瀬知事 ここまでやっているところはないだろうと思いますが、大分県の場合には2回もこういう事故が起こってしまい、それもあまりない例だと思いますので、かなり踏み込んだ対策が必要ではないかと思っています。
 どう思うかということですが、とにかく、今、考えられる最大の対策だと思っていますので、ぜひ、これで事故のないようにやっていただきたいと期待しています。
 これは県立学校に対してですが、私立学校は私学の運営費助成の中で対象としていますし、現に運転する方を雇っているという例も多いですから、私立では既に先行して行ってもらっています。
記者 社会資本整備についてですが、これは国に対して出したとか、求めたとかいう段階にまで行っていますか。
広瀬知事 国に対して全国知事会の事務局から持ち上げていますが、当然8月26日ですから、内閣が変わるということを頭に置いて、変わったらすぐにまた新しい内閣にも働きかけができるようにということで作ってあります。これからまた、新しい内閣の下でこれを持って行かなければいけないと思っているところです。
記者 具体的な要請先はどういったところですか。
広瀬知事 いろいろあるでしょう。通常こういう時には、国土交通省、財務省、総務省等々があると思います。農林水産省もあるかもしれません。
記者 社会資本整備と来年度予算の関係ですが、概算要求を10%減らしなさいという要求が出ています。東北の高速道路整備とか社会資本整備はかなり前倒しされている具体的な案が出ていると思います。一方で、他の都道府県、大分も含めてですが、その辺については実際に求めている具体的な案はまだ出てない状況ですが、そのあたりの今後の見通しというか、社会資本の整備で実際に国が付けてくれるかをどう考えていますか。
広瀬知事 それはなかなか厳しいと思います。10%カットで、どうしてもいるものはその上で別途要求してくださいとなっていると思いますので、我々は厳しいからこそ、こういう緊急声明を出させてもらいました。
 いろんな意味で社会資本の整備の必要性は、東日本大震災や今回の台風でも、ミッシングリンクで泣かされています。和歌山県なども大変大きな被害を被っています。やはり重要性はむしろよく認識をしていただいていると思いますし、我々もそのことを訴えていかなければいけないと思っています。
 何か起こってからではなくて。東北は高速道路がかなり整備され、軸が二つあったから良かったというようなことがよく言われています。
記者 今回の台風で、近畿で土砂崩れ災害の被害がかなり多かったと思いますが、県内でも急傾斜地に指定されている所が多々あります。その辺の調査だったり、対策を伺いたいと思います。
広瀬知事 今度の台風ではものすごい雨が降り、川が非常に急激に増水し、そしてまた、急傾斜地が壊れ、大変な被害が生じました。
 大分県では急傾斜地はいつも梅雨入り前に危険箇所を調査して確認をしていますが、土木建築部を中心に川の増水対策についても現地をよく見て考えておかなければいけないということで、早速それもやることにしています。それぞれのところで、どこが危ないだろうか、どういうふうにしたらいいだろうかということは調査をすることにしています。
 急傾斜地はご存じのように梅雨入り前に毎年調査し、いろいろと危険箇所の手を打つこともやっていますが、それと併せて今度は、川の増水対策を見ておかなければいけないと思います。
記者 県内で、被害の報告はありましたか。
広瀬知事 今度の台風で、報告があったのは、海沿いの道路が越波で何カ所か通行止めになったとありました。
記者 被害の額は。
広瀬知事 まだです。これまでにないので、あまりなかったのではないかと思います。
記者 金曜日だったでしょうか、大分県市長会が伊方原発の関係で、訓練や連絡体制について申し入れといいますか、県に対する議論もありましたが、これについての感想と、これによってこれまで言っておられた方向性に何らかの変化があるのかどうかお聞かせ下さい。
広瀬知事 具体的に市長会から聞いていませんが、さっき少し申し上げましたが、今度の補正予算で放射線モニタリング体制を強化するため、精密測定検出器を1基から2基、モニタリングポストは1か所から5か所に増やすことになりました。当然、県民の皆さんの心配がありますから、伊方原発も頭に入れたモニタリングの体制の整備といったことは重要になってくると思っています。これまで県として対応してきている中での一環としてそういうことをやっていこうと思っています。
記者 連絡体制についても、今までどおり知事の考えは変わらないということですか。
広瀬知事 市町村から何かあればどんどん聞いてください、どんどん教えてあげます。こちらからも必要な情報は幾らでも流します。
記者 先月26日に再生エネルギー特別措置法が成立しましたが、これを活用していこうなどのお考えをお聞かせ願いますか。
広瀬知事 どういう具体的な姿になっていくのかまだまだ見えないところはありますが、再生可能エネルギーの活用は大きな流れとして進んでいくだろうと思います。そういう中で大分県は自給率日本一を誇っているわけですから、いろんな面でやっていかなければいけないと思っています。
 今度の長期計画の見直しの中でも、そういうことには特に力を入れていくことは謳われるだろうと思います。大分県では非常に大きいのは地熱発電ですが、地熱は大変いいんですが、国立公園の中にあったり、温泉との競合の問題があったりということでいろいろ課題も多いところです。もう一つ、温泉熱の利用も面白いのではないかと思います。それから、中山間地域に田んぼがたくさんあり、高低差のある水の活用、小水力発電も面白いのではないかと思います。それから、森林県でもありますからバイオマスエネルギーの活用も面白いのではないかということで、大分県の特性にあったものにも注目しながらやっていくことが大事だと思っています。
 再生可能エネルギーとよく言われますが、進めていくという気持ちも大事ですが、それを進められるだけの技術開発なども大事なことなので、そうしたことにも力を入れていきたいと思っています。技術開発をしっかり進めていかないと、非常にコストの高いエネルギーを国民の皆さんに負担してもらうということになってしまいます。
記者 大入島の埋立ての件ですが、知事が休止と言われて、地元への説明はしていくということですが、実際に島の住民の方に説明や広報をされる考えはありますか。
広瀬知事 土木事務所等々が行っていると思います。ただ、一旦休止ということで、事業監視委員会に諮るということで、まだ正式にそこで方針が認められたわけではないというところもありますので。県の考え方は言っていると思いますけが。
 この間、質問がありましたが、私も機会があればいつでも行ってお話をしようと思っていますが。このことということよりも、大入島にしばらく行ってないので。
記者 今のところ、具体的に行くことが決まっているわけではないのですか。
広瀬知事 日にちが決まっているわけではありません。
幹事社 その他何か質問がある方いらっしゃいますか。なければ、終わります。
広瀬知事 よろしいですか。ありがとうございました。

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。

[記録作成:企画振興部広報広聴課]

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

このページの先頭へ